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Set Sale List 474 September 2024

こちらは2024年9月
通販リストです。

Special Stock(最新の在庫の一覧)はSET SALE LISTをご参照ください


2024年9月の推薦盤

SHM-CD / 紙ジャケット

チェレステ
チェレステ

(SHM-CD/紙ジャケット Belle Antique)(Italy '76)定価 ¥3,600(税抜価格 ¥3,273)解説:有 歌詞:有 対訳:有
 静謐さと抒情。選び抜かれたアレンジで幻想的な音世界を表現したチェレステ。精緻な織物を思わす、丹念に紡がれた楽曲群は、イタリアの「静」なるサウンドを象徴するもの。時代を超えて語り継がれるこの名作が、実に14年振りに2024年最新リマスターを施し、アンコール・プレス決定!紙ジャケット、SHM-CD、ボーナス・トラック1曲収録

 

マニュエル・ゲッチング&ミヒャエル・ヘーニヒ
アーリー・ウォーター

(SHM-CD/紙ジャケット Belle Antique)(Germany '95)定価 ¥3,600(税抜価格 ¥3,273)解説:有
 以後のアンビエント音楽シーンに絶大な影響を与えたマニュエル・ゲッチング(2022年没)と元AGITATION FREEのミヒャエル・ヘーニヒの二人が1976年に行なったセッションを収録したアルバム。デュオ編成で、エレクトロニクスとマニュエルのギターが織りなす48分にも及ぶ陶酔的ながらも先鋭的な音宇宙はゲッチングの2大傑作「New Age of Earth」と「E2-E4」を結ぶミッシング・リンクとなる素晴らしい傑作!SHM-CD、ミヒャエル・ヘーニヒ自身による最新リマスターにて登場!紙ジャケット、SHM-CDにてのリリース!

 

トウェンティ・シックスティ・シックス・アンド・ゼン
リフレクションズ・オン・ザ・フューチャー

(SHM-CD+CD/紙ジャケット Belle Antique)(UK & Germany '72)定価 ¥4,400(税抜価格 ¥4,000)解説:有 歌詞:有 対訳:有
 英独混合バンドとして1972年にドイツで発表されたハード・ロック・バンド、トウェンティ・シックスティ・シックス・アンド・ゼンの唯一作。オリジナルはマニアの間で高値で取引されてきた超希少盤かつ名盤。ワイルドなヴォーカルとキーボード類の応酬が、重く分厚いダイナミズムを形成し、メロトロンの導入等、プログレッシヴな要素も多い。長らく入手困難だった名盤が、紙ジャケット、SHM-CD/2017年リマスター(共にディスク1のみ)にて、待望のアンコール・プレス決定!

 

エンブリヨ
ロックセッション

(SHM-CD//紙ジャケット Belle Antique)(Germany '73)
定価 ¥3,600(税抜価格 ¥3,273)解説:有
 1973年発表。キーボードにアモン・デュール IIでの活躍も印象深いジミー・ジャクソンと当時ジャーマン・ロックに接近した活動が多かったマル・ウォルドロンを迎え、4th「激昂」に続く5thアルバム。「激昂」のインプロヴィゼーション嗜好が本作でタイトに整合感を持ち、彼らの作品の中でもプログレッシヴ・ジャズ・ロックの文脈では最高作と呼ぶに相応しい、エンブリヨが初期に目指した「エスニック・ジャズ・ロック」の完成形とも言える作品。紙ジャケット、SHM-CD、2024年最新リマスターにて登場!

MAR品番 / 輸入盤帯付け仕様

グリフォン
グリフォン・ライヴ、ア・ソニック・トニック

(2CD/Belle Antique)(UK'24)
)(税込 ¥34,180) 解説:有
 2018年に41年振りのスタジオ作でシーンに返り咲いた英国のプログレッシヴ・トラッド・バンド、グリフォンが、なんと初のライヴ・アルバムをリリース! 2018年の「Reinvention」と2020年の「Get Out Of My Father's Car!」からの曲を中心に、1973年のデビュー作からの4曲と名作「女王失格」からの7分超のメドレーも演奏。元よりスキルの高いバンドなので、スタジオ作、いや、それ以上のパフォーマンスを堪能できる名ライヴ盤!

同内容の輸入盤

GRYPHON
Gryphon Live, A Sonic Tonic

(CD/Talking Elaphant)(UK '24))(税込 ¥2.970)
 2018年に41年振りのスタジオ作でシーンに返り咲いた英国のプログレッシヴ・トラッド・バンド、グリフォンが、なんと初のライヴ・アルバムをリリース! 2018年の「Reinvention」と2020年の「Get Out Of My Father's Car!」からの曲を中心に、1973年のデビュー作からの4曲と名作「女王失格」からの7分超のメドレーも演奏。元よりスキルの高いバンドなので、スタジオ作、いや、それ以上のパフォーマンスを堪能できる名ライヴ盤!

 

サイアン
ザ・ガーディアンズ

(CD/Belle Antique)(UK '24)(税込¥3,520) 解説:有
 マジェンタのリーダー、ロブ・リードの最初のプロジェクト、サイアンが天才ピート・ジョーンズ、タンジェントのルーク・メイチン(g)など迎え、本格的バンドとして再始動しての4作目。セカンド「ピクチャーズ・フロム・ザ・アナザー・サイド」を新パートに追加、再作曲でリメイクすることで25分もの超大作になった結果、それを軸にもう1枚のアルバムとして制作されたのが本作。バンド編成でダイナミズムが加わったサイアンの頂点を示す大傑作!

同内容の輸入盤

CYAN
The Guardians

(CD/Tigermoth)(UK'24)((税込¥2,420)
 マジェンタのリーダー、ロブ・リードの最初のプロジェクト、サイアンが天才ピート・ジョーンズ、タンジェントのルーク・メイチン(g)など迎え、本格的バンドとして再始動しての4作目。セカンド「ピクチャーズ・フロム・ザ・アナザー・サイド」を新パートに追加、再作曲でリメイクすることで25分もの超大作になった結果、それを軸にもう1枚のアルバムとして制作されたのが本作。バンド編成でダイナミズムが加わったサイアンの頂点を示す大傑作!

 

ロバート・リード・サンクチュアリ
カヴァード

(CD/Belle Antique)(UK '24)(税込¥3,520)解説:有
 マジェンタのリーダーで、サイアンも率いる英国正統派シンフォニックの雄、ロバート・リードが自身の音楽形成に最大の影響を与えた初期マイク・オールドフィールドのスタイルを追求するサンクチュアリ・シリーズの新作は、従来作とは毛色を変えて、オールドフィールドの音楽形成に影響を与えたデヴィッド・ベッドフォード、エンニオ・モリコーネ、ペッカ・ポーヨラ等の楽曲をトム・ニューマンなどのゲストも迎えてカヴァー。二重の意味で彼のルーツに迫る内省的でピュアかつ壮大なシンフォニック絵巻!

同内容の輸入盤

ROBERT REED SANCTUARY
Covered

(CD/Tigermoth)(UK '24)(税込¥2,640)
 マジェンタのリーダーで、サイアンも率いる英国正統派シンフォニックの雄、ロバート・リードが自身の音楽形成に最大の影響を与えた初期マイク・オールドフィールドのスタイルを追求するサンクチュアリ・シリーズの新作は、従来作とは毛色を変えて、オールドフィールドの音楽形成に影響を与えたデヴィッド・ベッドフォード、エンニオ・モリコーネ、ペッカ・ポーヨラ等の楽曲をトム・ニューマンなどのゲストも迎えてカヴァー。二重の意味で彼のルーツに迫る内省的でピュアかつ壮大なシンフォニック絵巻!

 

アイソバー
IV

(CD/Belle Antique)(USA '24)(税込¥3,080)解説:有
 ジェネシスをルーツとしたアメリカのシンフォ・バンド、メタファーのメンバー達が、元アングラガルドのドラマー、マティアス・オルソンをドラムに迎えて結成したアイソバーの4作目。トリッキーな変拍子とメロトロン、シンセ、ピアノ等のキーボードによる理知的な構成美で聴かせる壮大なシンフォ性にクリムゾン的な攻撃性を交えた美しい独創性はそのままに、管楽器やヴァイオリンなども加え、更に複雑性際立つ大傑作!

同内容の輸入盤

ISOBAR
IV

(CD/Trope Audio)(USA '24)(税込¥2,420)
 ジェネシスをルーツとしたアメリカのシンフォ・バンド、メタファーのメンバー達が、元アングラガルドのドラマー、マティアス・オルソンをドラムに迎えて結成したアイソバーの4作目。トリッキーな変拍子とメロトロン、シンセ、ピアノ等のキーボードによる理知的な構成美で聴かせる壮大なシンフォ性にクリムゾン的な攻撃性を交えた美しい独創性はそのままに、管楽器やヴァイオリンなども加え、更に複雑性際立つ大傑作!

 

スタックリッジ
ロスト・アンド・ファウンド - ザ・リユニオン・イヤーズ 1999-2015 4CD ボックス・セット

(4CD/Belle Antique)(UK '24)(税込¥9,020)解説:有
 その極めつけなまでに英国的なメロディとユーモアのセンスで「田舎のビートルズ」とも評されたスタックリッジが、再結成後のスタジオ盤2作(「サムシング・フォー・ザ・ウィークエンド」(99)、「ア・ヴィクトリー・フォー・コモン・センス」(09))に解散ライヴの模様を収めた2枚組「ザ・ファイナル・バウ」(17)を加えた4枚組ボックス。再結成後も色あせることなく徹底的に英国的であり続けた名バンドの最後を飾る作品群を集めたファン必携のセット!

同内容の輸入盤

STACKRIDGE
Lost And Found - The Reunion Years 1999-2015 4CD Box Set

(CD/Esoteric)(UK '24)(税込¥輸入盤価格未定)
 その極めつけなまでに英国的なメロディとユーモアのセンスで「田舎のビートルズ」とも評されたスタックリッジが、再結成後のスタジオ盤2作(「サムシング・フォー・ザ・ウィークエンド」(99)、「ア・ヴィクトリー・フォー・コモン・センス」(09))に解散ライヴの模様を収めた2枚組「ザ・ファイナル・バウ」(17)を加えた4枚組ボックス。再結成後も色あせることなく徹底的に英国的であり続けた名バンドの最後を飾る作品群を集めたファン必携のセット!

 

COLIN BASS / DANIEL BIRO
More

(CD/Sargasso)(U.K.'24)(税込¥3300)
 言わずと知れたキャメルのベーシスト、コリン・バースと、コンポーザー/キーボード奏者、ダニエル・ビーロの、「Still」に続く、共演作第2弾。多くの曲をビーロが作曲しており、しっとり、しみじみの歌もの/フォーキー系サウンドは、正にキャメル系。何と、アンディ・ラティマー(g,fl)が5曲に参加、一聴してそれと分かるプレイを聴かせる、キャメル・ファン注目の1枚!


RETURNED TO THE EARTH
Stalagmite Steeple

(CD/Giant Electric Pea)(U.K.'24)(税込¥3300
 英国産、'16年にアルバム・デビュー、当初はオルタナティヴ・ロックを演奏していたが、プログレッシヴ・ロックにシフトしたというバンドの最新作5th。IQのGEPレーベルより。エモーショナルなヴォーカルを軸にしたポーキュパイン・ツリー系を基調にしつつ、思い切って泣きを前面に出した音像。メロディックかつダークな叙情派モダン・プログレッシヴの、これは傑作!


 

ESP PROJECT
Silver Waves - Astral Dreams

(CD/Sunncreative)(U.K.'24)(税込¥3630)
 現在は、トミー・ロウ (g,b.kbd,drプログラミング)のソロ・プロジェクトとなっているESP Project の、1年振りの新作8th。今回は、女性シンガーを全編でフィーチャーして、フロイド、ハケット系シンフォに、ヘブンリーなアンビエント/エレクトロ色を加味。時にマギー・ライリー風の、フローティングなヴォーカルも魅力十分、メリハリも効いた快作!


JOHN HOLDEN
Proximity & Chance

(CD/No Label)(U.K.'24)(税込¥3630)
 英国のイエス系シンフォニックの才人マルチ・プレイヤー、ジョン・ホールデン(g,b,kbd,オーケストレーション、プログラミング)の新作5thソロ。今回は、ピーター・ジョーンズ(vo/キャメル、サイアン)、ルーク・メイチン(g)、サリー・ミネア(vo)等を迎え、ヴォーカル面を強化。アコースティックを含めたメリハリの効いた、ソリッドでモダンな英国シンフォニック・サウンドは高水準。これは良作です!



AGE OF DISTRACTION
A Game Of Whispers

(CD/No Label)(U.K.'24)(税込¥3300)
 英国産、プログレッシヴ・メタル系新鋭バンドの1st。Hats Off Gentleman It's Adequate のbが参加。ドリーム・シアター系をルーツにしたメロディアスなサウンドは、キーボードの比重も高く、メロディック・シンフォニック寄りの所も多し。フラッシーなギター、パワフルなヴォーカルを軸にしつつ、メリハリの強い展開とキャッチーさが相まって、フロスト*系のリスナーにも向く秀作です!



NICK MAGNUS
A Strange Inheritance

(CD/Magick Nuns)(U.K.'24)(税込¥3630)
 黄金期スティーヴ・ハケット・バンドを支えた才人キーボード奏者、ニック・マグナスの、「Catharsis」に続く、5年振りの新作ソロ7th。自身のシンセ、パーカッション、ヴォーカルを軸に、スティーヴ・ハケット(ハーモニカ)、トニー・パターソン(vo)等が参加。エレクトリック/アコースティック・ギターも交えつつ、壮麗なキーボード・オーケストレーションによる、正にハケットを継承したサウンドを展開。これぞブリティッシュ・シンフォニックな傑作です!


THE ROME PRO(G)JECT
IV-Beaten Paths Different Ways

(CD/TRP)(Italy'20)(税込¥2970)
  伊のキーボード奏者、Vincenzo Ricca による、豪華ゲスト参加のシンフォニック・プロジェクト、3年振りの4th。今回は、未発3曲(ベルナルド・ランゼッティvo曲含む)と、主に既発曲のリアレンジ/voヴァーション(Ricca自身がヴォーカルをとっている)10曲を収録しています。ジェネシス+初期クリムゾン的な、泣きの秀曲"Reflections"Eはじめ、S.ハケット、D.ジャクソン、D.クロス、J.ハケット、N.マグナス、B.シャーウッド等、ゲストの演奏もたっぷり味わえる、高水準な秀作です!



COSMIC GROUND
III

(CD/Dirk Jan Muller)(Germany'16)
 ネオ・クラウト・ロック・バンド、ELECTRIC ORANGEのkbd奏者、ダーク・ヤン・ミューラーのソロ・プロジェクト、ライヴ盤の前に出ていたスタジオとしては3作目('16)。ここでもやはり「フェードラ」〜「ルビコン」期タンジェリン・ドリーム直系の、シーケンスやメロトロンを駆使したエレクトロ・サウンドが展開されています。エドガー・フローゼ亡き今、全盛期TDの音を継承した存在としてファン注目の高完成度作品!


SPACE INVADERS & NIK TURNER
Playing The Sonic Noise Opera

(CD/Nasoni)(Germany'14)(税込¥2860)
  ドイツのネオ・クラウト・ロック・バンド、ZONE SIX のb、ELECTRIC ODANGE のg、kbd 等が結成したスペース・ロック〜トリップ・ジャム・サイケ・バンドの、こちらもライヴ録音による2nd。何と、故ニック・ターナー (ex.HAWKWIND /sax,fl.vo)が全面参加、語りvoもたっぷりの、正に Sonic Noise Operaを展開。むしろゴングを思わせる一方、勿論ホークウインド風味も有る、スペース・ロック絵巻。トリップ・シンセ、ただれたギターも健在の秀作!


SPACE INVADERS
Dreadnought

(CD/Nasoni)(Germany'15)(税込¥2860)
  独産、ネオ・クラウトロック・バンド、ZONE SIX や、ELECTRIC ORANGE (gは脱退。COSMIC GROUND のkbd は継続参加)のメンバーが結成したスペース・ロック〜トリップ・ジャム・サイケ・バンドの3作目にして、初のスタジオ録音。今回も全編インプロにて、ホークウインド+アモン・デュールU的、ダウナー妖美なロック・サウンドを、よりヘヴィに展開。シンセ&メロトロンも効いた、正にスペイシーな快作!



 

SPACE INVADERS
Ayakashi

((CD/Nasoni)(Germany'16)(税込¥2860)
  ドイツ産、ZONE SIX のb、ELECTRIC ORANGE〜COSMIC GROUND のkbd 等が結成した、スペース・ロック〜トリップ・ジャム・サイケ・バンドの4作目(ライヴ録音)。今回も全編インプロで、これまでで最もホークウインド的な疾走感の有る冒頭曲、CAN風味+エコー・ギターの大曲など、正にクラウト+スペース・ロックが炸裂。これは抜群に格好良い傑作です!



QUASAR
Quasar

(CD/Viajero Inmovil)(Argentina'23)(税込¥2750)
 英国の同名バンドや、日本のQUASERとは別、こちらは、「アルゼンチンの」クェーサーのデビュー作。kbd/vo、g/vo、b、dr の4ピースにて、イエス、ジェネシス系に、南米らしい叙情味を加えたメロディアス・シンフォニックを展開しています。バンクス系キーボード、ハウ系(アコギ含む)ギターを軸としたインスト主体に、母国語のvoや、泣きのメロディを交えた、ダイナミックな高揚感溢れるサウンドは見事。これは大傑作です!



LA GOTA
Paisage Interno

(CD/Viajero Inmovil)(Argentina'23)(税込¥2750)
  アルゼンチン産、バンドネオンをフィーチャーした、5ピース・インストのプログレッシヴ/シンフォニック・バンドの最新作3rd。タンゴ色を大胆に取り込みつつも、サウンドの基調は、ハード&テクニカルなシンフォ(一部ジャズ・ロック)で、クリムゾンやU.K.、キャメルのルーツも。所謂タンゴ・チェンバー系とは異なる、ロック・サイドからのアプローチは、アラス2ndからの流れも感じさせます。弾きまくるギターと、バンドネオンの哀愁の対比も鮮烈、独創的な仕上がりの傑作です!


PASAJERO LUMINOSO
Pool

(CD/Viajero Inmovil)(Argentina'23)(税込¥2750)
 
アルゼンチン産、g、kbd、b、dr の4ピース・インストによる、カンタベリー/プログレ・フュージョン・バンドの最新作5th。エレピ、オルガン、シンセとエレクトリック・ギターを軸に、切れ味の良い変拍子リズムも交えたメロディアスな音像は、さらなる洗練とスリルを感じさせます。ラテン風味も健在な一方、一部にリチャード・シンクレア風のスキャットvo(ゲスト)も交える等、ハットフィールド色を更に強めた、これは会心の傑作!



AGUSTIN GUERRERO QUINTETO
Espidez

(CD/Guerrear Productions)(Argentina'21)(税込¥2860)
 現代アルゼンチン・タンゴの鬼才とも評される、ピアニスト/キーボード奏者/コンポーザー、Agustin Guerrero が結成したキンテートの'21年1st。当店初入荷。スポークン・ワード/朗読を挟みつつ展開する、バンドネオン、エレクトリック・ギター入りのサウンドは、驚くほど過激な、完全にレコメン/チェンバー・ロックと言えるもの。アグレッシブな変則リズムで押しまくる、アヴァン・リスナー注目の傑作です!
ディスク検品の為、開封済み


LA FUENTE
El Grito Primal

(CD/Fonocal)(Argentina'83)(税込¥2860)
 アルゼンチンの、叙情派フォルクローレ系バンド、'83年のラスト作3rd。リト・ヴィターレで知られる Ciclo 3 から出たタイトルの、初CD化。アコギ、マンドリン、ヴォーカル/コーラス、パーカッション等の4人編成にて、これぞ南米の哀愁というサウンドを聴かせる一方、ピアノ、ドラム入りの7分のプログレッシヴ調の楽曲C、ロック寄りのE等、全体に、こちら向きの、繊細さも光る仕上がりの良作です!


るなゆりかおり
Colorful Triplet

(CD/VEGA Music Entertainment)(Japan'24)(税込¥3850)
 Lu7の梅垣るな(p)、クラシック系プレイヤーの徳島由莉(vln)、元アコースティック・アストゥーリアスの筒井香(cl)のトリオ、1stアルバム。梅垣がほぼ全曲の作曲を担当しており、彼女のクラシカルな側面を押し出した、流麗メロディアスなチェンバー・プログレッシヴを展開。変拍子まみれの中、親しみやすさとイマジネーション、楽しさとシリアスさが絶妙に調和した、アコースティック・アストゥーリアスにも通じる傑作です!



佐藤あんこ
4から3へ

(CD/Kaomozi)(Japan'24)(税込¥2500)
  早稲田大学のプログレ・サークル「ArtSpace イオロス」出身、amalakamara のメンバー達とも交流の深いアーティスト/文筆家、佐藤あんこ の1st(8曲35分)。「全曲3拍子のポップス」がテーマ。一人マルチ+自身の日本語voにて、本当に全曲3拍子の、J-POP+マス・ロック+イエス的、プログレ・ルーツも随所に感じさせる、こちら向きのサウンドを展開。ストレンジ、ノスタルジックそしてハートフルな良作です!


北村昌士 + フォノジェニックス
ポスト・モダン・ミュージックへの序章

(CD/Arcangelo)(Japan'84)(税込¥3200)
 
元・新●月の津田治彦を中心としたフォノジェニックスが、フールズ・メイト元編集長/トランス・レコード主宰/YBO2 の北村昌士とコラボ(北村はプロデュース、コンポーズ等)した、'84年発売のLPが世界初CD化。当時らしい、ポスト・プログレッシヴ的なアンビエント〜エレクトロ〜ニュー・ウェーヴ系サウンドは、今もって新鮮、わけてもB面の大曲"幻のアジア〜"はハイライト。イマジナリー&エスニックな名盤です! 浅田彰+中沢新一の対談ブックレット付き。紙ジャケット。



フォノジェニックス
メタガイア (Metagaia)

(CD/Arcangelo)(Japan'05)(税込¥3200)
 新●月のギタリスト、津田治彦=フォノジェニックスが、'05年に発表したアルバム。長らく入手困難でしたが、リマスター、ボーナス1曲追加、紙ジャケで再発。津田のマルチ録音を基本に、ギター、サックス等を加え(本編ラスト曲には花本彰/p参加)、正にガイア的スケールの、エスノ・プログレッシヴ・アンビエントを展開しています。クリムゾン、マイク・オールドフィールド等も思わせつつ、日本風味や太古の儀式的なムードを盛り込んだ、津田ならではの世界。メロディアスなギターも絶品の傑作です!


フォノジェニックス
角筈 (TUNOHAZU)

(CD/Arcangelo)(Japan'24)(税込¥3200)
 新●月の津田治彦=フォノジェニックスの、こちらは手塚眞 作品/連作実験映画「角筈 TUNOHAZU」('21)に提供した楽曲をまとめた、サントラ集。津田と、スウェーデン人シンセ・アーティスト、ヘンリク・エリクソンの2人による演奏で、"地霊のダンス"をテーマとした映画に相応しい、ダークなアンビエント。タンジェリン・ドリーム、フリップ&イーノ等を思わせる、津田のギターのフィーチャー度も高い、ロック寄りのパワフルな仕上がりの秀作! メロトロン音入りの、クリムゾン風味のナンバーも有り! 紙ジャケット。


 

 

 

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