◆WORLD DISQUE TOP PAGEへ戻る

REVIEW ARCHIVES:FRANCE D
[こちらは、これまでに当店に入荷した商品のレビューのアーカイヴです。
価格・在庫の有無はSET SALE LISTを参照するか、またはお問い合わせください]

〜フルート入り屈折テクニカル&妖美ムード!〜

THE DAEDALUS SPIRIT ORCHESTRA
Tabula Rasa

(CD/E.L.Prod)(France'12)
フランス産、フルートと英語voをフィーチャーした、モダンな屈折テクニカル・シンフォニック・バンドの、「Ampulla〜」('09)に続く2nd。新たに専任のvoが加わり、kbdもチェンジした6人編成(vo,g/シロフォン,fl,kbd,b,dr)にて、クリムゾンやイエスをルーツとした、ややハードかつダークな歌物系サウンドを、更にスリリングに展開しています。近年のアネクドテン系に通じる所も有る一方、フランスらしい映像的でシアトリカルなパートや、妖美なインスト・パートも交えたダイナミックな仕上がりは手応え十分です。ラストのタイトル曲は27分にも及ぶ、注目の傑作!

〜ハードかつエモーショナルな変拍子サウンドで迫る、仏産、フルート入りモダン・プログレバンド新鋭のデビュー作〜

THE DAEDALUS SPIRIT ORCHESTRA
/Ampulla Magnifying

(CD/VocationRecords)(France'09)

フランス産。英語ヴォーカル/ギター、キーボード、フルート/ヴィブラフォン、ベース、ドラムス/パーカッションの5人組新鋭バンドのデビュー作。KING CRIMSONルーツのハードな変拍子と、YES的な歌メロ/コーラスワークを軸に、フルートも効果的に絡む、タイトかつモダンなプログレッシヴ・サウンドは個性十分。いわゆるオルタナティヴ/ポスト・ロック風の醒めたムードと、エモーショナルな側面が共存しており、ハード・シンフォニックの変種とも言うべき仕上がりになっています。近年のANEKDOTEN系のリスナーは特に注目と言える秀作!

〜アレンとスマイスがソフト・マシーンの面子と行った'71年ライヴの発掘音源!〜

DAEVID ALLEN & GILLI SMYTH
/Live At The Roundhouse

(CD/Gonzo)(France'71収録)
言わずと知れたGONGのD.アレンとG.スマイスが、R.ワイアット、H.ホッパー、そしてE.ディーンというソフト・マシーンの面々を迎えて行った、'71年ロンドン・ラウンドハウスで行った珍しいライヴの発掘音源。リーディング、スペース・ウィスパー、そしてサイケなロック・ナンバーまで、アレンらしさ十分の内容。音質はあまり良くありませんが、かなりレアな発掘です!

【入荷速報】素晴らしい! フレンチ・ケルトの大御所ギタリスト、'20年作は、エレクトリックのケルト・ロック・インスト作! パワーと哀愁の傑作!

DAN AR BRAZ
Dan Ar Dans

(CD/Coop Breizh)(France'20)
フレンチ・ケルトの大御所ギタリスト、ダン・ア・ブラースの、'20年リリース最新作、当店初入荷。自らのエレクトリック・ギターを軸にしたバンド(+パイプ等)による、驚くほどパワフルな、ケルト・ロック・インスト作。自らのキャリアを振り返る選曲(バックを務めたアラン・スティヴェールの"Pop Plinn"含む)にて、ドライヴ感と哀愁が相まった、ブラース版エレクトリック・トラッド! 素晴らしい!


【入荷速報】仏産、E.A.ポーがテーマのアヴァン/チェンバー・ジャズ・オペラ作! ナレーション、女性ヴォーカル入り、R.リュシェ+M.マントラー的傑作!

 

DarkPoe
Ligeia
(CD/Arfi)(France'17)
仏ARFIレーベルより、'17年にリリースされた、E.A.ポーをテキストに使用(仏語)した、アヴァン/チェンバー・ジャズ・コンセプト作。当店初入荷。ナレーション、オペラティックな女性ヴォーカル、キーボード、トランペット、ドラム等にて、ポリリズミック・ジャズ系と、マイケル・マントラー〜「キュー・ローン」系が合体したような、シリアスかつダークなサウンドを、シアトリカルに展開しています。根レーションに変拍子の音が重なる等、ルネ・リュシェを思わせる所もある、アヴァンな傑作です!

[入荷速報]凶暴! 仏&ベルギー産、テナー・サックス、チェロ、ドラムのトリオによる、フリーキー・アヴァン・ジャズ! ジョン・ゾーン系ハードコアからシリアスまで、レコメン寄りの強烈インパクトな傑作!

DARRIFOURCQ, HERMIA, CECCALDI
Kaiju Eats Cheeseburgers

(CD/Hector)(France&Belgium'20)
仏のドラマー、S.Darrifourcq とチェロ奏者、V.Ceccaldi が、ベルギーのテナー・サックス奏者、M.Hermia と組んだトリオの2作目。疾走するゴリゴリのリズムに、ジョン・ゾーンばりのヒステリックなブロウが炸裂するハードコア・ジャズから、フリーキーな凶暴インプロ系、シリアスな音響まで、いずれもインパクトの強い、レコメン寄りの内容になっています。これは注目の傑作です!

〜現代フレンチ・アヴァンの注目株による、中世音楽とチェンバー・ジャズの世界!〜

DAVID CHEVALLIER
/Gesualdo Variations

(CD/Zig-Zag Territoires)(France'11)
フレンチ・アヴァン/ジャズ系シーンにあって注目の才人ギタリスト、デヴィッド・シュバリエの2010年作品。前作『The Rest Of Silence』('05)では、エリーズ・カロンが参加して話題となりましたが、本作では古楽〜クラシカル系声楽アンサンブルをフィーチャーしています。サックス、チェロ、ヴァイオリン、そしてエレクトリック/アコースティック・ギターが、荘厳なヴォイスと織り成すサウンドは。中世音楽 + チェンバー + フリー・ジャズ的ともいえる、奇抜にしてイマジナリーなもの。ミヒャエル・リースラー系ファンも注目と言えましょう!

〜ヨシコ・セファーの愛娘、デボラ・セファーによるジャズ・ヴォーカル・アルバム!〜

DEBORA SEFFER
/Someone To Watch Over Me

(CD/Great Winds)(France'12)
御存知ヨシコ・セファーの愛娘、デボラ・セファー(vln,vo)の新作は、いわゆるスタンダード(エリントン、ガーシュウィン等)を採り上げた、何とジャズ・ヴォーカル・アルバム。ピアノ、アコギ、per等をバックに、しっとりムーディに迫る、艶やかな力作! エンハンスドクリップ入り。

〜デボラ・セファー入りカルテット!ジャズ・ロック色を戻しての、久々の会心作!〜

THIERRY MAILLARD、DEBORA SEFFER、DOMINIQUE DI PIAZZA、YOANN SCHMIDT
/4 Essential

(CD/PlusLoinMusic)(France'10)
御存知ヨシコ・セファーの愛娘 デボラ・セファー(vln)が、長年のパートナーであるティエリー・マイラール(piano)、ジョン・マクラフリンとも共演歴のある名手 ドミニク・ディ・ピアッツァ(b/g)、そしてヨーン・シュミット(dr)との連名でリリースした新作。ソロ3作目以降は、大人びた正統派のジャズ・ロックに接近し過ぎたきらいのあったデボラですが、ここではアコースティック・タッチながらも、ハリのあるジャズ・ロック色を戻しています。一方で、メロディアスかつ硬質なプレイも深味を増しており、彼女のキャリアの中でも最高作と言える、会心の1枚!

〜クリアライトの、サントラ盤としてリリースされた別名義作。スペイシー・トリップ・ロックの名作です!〜

DELIRED CAMELEON FAMILY
/Delired Cameleon Family
(France.'75)(CD/Captain Trip)
'75年に録音/発表された、シリル・ヴェルドー/クリアライトの別名義作。ヴェルドー版クラウト/コズミック・セッションともいうべきもので、T.ブレイク、C.ブーレら常連のみならず、F.ジャノーらフレンチ・ジャズ人脈も参加しています。エスニックな反復主体の、スペイシー・トリップ・ロックの名作です!リマスター/紙ジャケにて!

〜フランス産、女性voフロントのゴシック/プログレ・メタル+シンフォ・バンドの新作!〜

DELUSION SQUARED
/The Final Delusion

(CD/Delusion Squared)(France'14)
フランス産、女性vo(英語)/ac-g、b/kbd、g/drのトリオ編成による、モダンうたものシンフォニック系バンドの、「II」に続く新作3rd。キャチーなゴシック・メタル寄りのパートから、アコ・ギを活かしたフォーキー色、そしてメランコリックなポーキュパイン・ツリー系の耽美ムードまで、ダイナミックに展開する各3パートから成る4つの組曲を収録しています。時にコケティッシュな魅力を放つ女性voの魅力も増しており、PAATOSやWHITE WILLOW周辺を好む向きも注目といえる、ポスト・プログ的仕上がりの傑作!

〜英国フィメイル・シンフォニックを思わせる、仏産モダン・シンフォニック!〜

DELUSION SQUARED
/II

(CD/Self)(France'12)

フランス産、可憐な魅力の女性vo(英語)をフロントに配した、ゴシック・ハード寄りモダン・シンフォニック・バンドの2nd。女性vo/ac-g,b/kbd,g/drのマルチフルなトリオ編成(+ゲスト)にて、ゴシック/プログレ・メタル色を加味しつつも、根底はメロディック性が勝る、ダイナミックかつモダンな歌物系サウンドを展開しています。いわゆるフレンチ色は薄く、むしろTHE REASONING等、英国フィメイル・シンフォニック系を好む向きにおススメと言える、高品質な好作です!

〜S.ウィルソン影響下のオルタナ・プログ〜うたもの系完全ソロ・プロジェクトの力作4th!〜

DEMIANS
/Battles

(2CD/Demians Music)(France'16)
仏のシンガー/マルチ・プレイヤー、ニコラス・チャペルの完全ソロ・プロジェクト、DEMIANSの、「Mercury」('14)に続く最新作4th('16)。ポーキュパイン・ツリー影響下の、ロック色の強いオルタナ・プログ〜うたものをCD1に収めており、本編ともいうべきそちらでは、ラウド&キャッチーなサウンドが楽しめます。一方、CD2には、「+TELEX」と題された、ドローン・アンビエント〜ノイズ系インストを10トラック収めており、本家スティーヴン・ウィルソンばりの2面性を示す、充実の大力作です!

〜仏産"ひとりPORCUPINE TREE"系マルチ・ソロユニットの2nd。オルタナ〜スロー・コア〜ドローン込みの音像は更に深化!〜

DEMIANS
/Mute
(CD/InsideOut)(France'10)
フランスのシンガー/マルチ・プレイヤー、ニコラス・チャペルが、英語ヴォーカルを含む全てのパートを演奏するマルチ・ソロ・ユニットの、『Building An Empire』('08)に続く2nd。PORCUPINE TREE系の強い影響下にある、オルタナティヴ/ポスト・ロック、スロー・コア/ドローン、ドゥーム/メタル色を取り込んだサウンドは、さらにヘヴィに、そしてダイナミックに深化しています。前作を上回る手応えの、堂々たる完成度の秀作!くり抜き変形紙パッケージにて、Inside Outより。

かのS・ウィルソンも絶賛した、フランスの一人ユニットがデビュー!PTファン注目の快作!

DEMIANS
/Building On Empire
(CD/France.'08)

かのスティーヴン・ウィルソン(PORCUPINE TREE)も絶賛しているという、フランスのマルチ・プレイヤー/ヴォーカリスト、Nicolas Chapelによる一人ユニット、デミアンズのファースト。エッジの立ったメタリックなギター・リフ、幻想的なメロトロン、ピンク・フロイド・ルーツの切々とした英語ヴォーカルに彩られた、正にポーキュパイン・ツリーMeets RPWL的メランコリック・サウンドは高品質。16分に及ぶ大曲も含めた、ダーク・オルタナティヴ・シンフォニック注目の秀作!初回のみデジパック/1曲ボーナス・トラック追加にてリリース!

〜故・ディディエ・ロックウッド(vln)の、JMSレーベル音源ベスト!当店初入荷!

DIDIER LOCKWOOD
Best Of - Les Annes JMS

(CD/JMS)(France'06)
'18年2月に急逝した、マグマ、ザオへの参加でも知られる名ヴァイオリン奏者、ディディエ・ロックウッド。本CDは、'80年代中盤から拠点にしていた、仏JMSレーベルの音源からセレクトされた、15曲入りベスト('06リリース)、当店初入荷。「Out Of The Blue」('85)、UZEBとの「Absolutely Live 」('86)、「Lune Froide」('91)、「New York Rendez- Vouz」('95)等、現在単品では入手困難なタイトルの数々から収録されている。目の覚めるようなテクニカル・フュージョンから、ラテン、ムーディー・ジャズまで、改めて素晴らしいvlnプレイを味わえる、充実の内容である。

[入荷速報]故・ディディエ・ロックウッド(vln)の、JMS音源ベスト2CD+DVD/PAL(ライヴ映像25分)ボックス! 「Live At The Olympia Hall」等、レアな選曲も含めた、大充実の内容!豪華150ページ・ブックレット付き!

DIDIER LOCKWOOD
Le Jeune Homme Au Violon

(2CD+DVD/PALl/JMS)(France'20)
プログレッシヴ・ファンには、マグマ、ザオ、スルヤでの名演で知られるヴァイオリン奏者、故・ディディエ・ロックウッドの、JMSレーベル音源('79-'95)をコンパイルした、追悼リリース2CD+DVD/PALボックス。150ページ豪華ブックレット付き。CDには、「DLG」「1-2-3-4」「Phoenix90」等から収めれれており、メロディアスなフュージョン/ジャズが味わえます。また、単品では入手困難な「Live At The Olympia Hall」、企画盤「Onzet De Violon Jazz」からの選曲も有り。DVDには、フランシス・ロックウッド、カート・ラスト入りバンドでの6曲のライヴ映像(25分)を収めており、インタビュー・シーンも含めて、これまた貴重な内容。ファン必携の大充実リリースです!

〜これは驚き!知られざるフレンチ・'70sライブラリー物、メロトロン入りシンセ・プログ、大穴傑作!

DOMINIQUE GUIOT
/L'Univers De La Mer

(CD/WRWTFWW)(France'78)
これは驚き、知られざるアーティスト、D.Guiotが、所謂ライブラリー物(放送局向けの、著作権フリーBGM用レコード)として'78年に出ていた1stアルバム。メロトロン、クラビネット、オルガン、ギター等を駆使したマルチ録音にて、完全にプログレッシヴ指向のインスト劇伴を収めており、シンフォニックとしても十分の内容に仕上がっている。フランスらしいドリーミーな浮遊感と、多用されるメロトロンが堪らない、M.オールドフィールド+ゴング=クリアライトを思わせるところもある、まさに大穴の傑作である。


【入荷速報】ONJ+ネフェッシュ・ミュージック的! ルイ・スクラヴィス周辺vln奏者の新作は、ポリリズミック&シリアスなチェンバー・ジャズの大傑作!

 

DOMINIQUE PIFARELY
''Suite:Anabasis''
(CD/Jazzdor Series)(France'21)
ルイ・スクラヴィスとの共演で知られる、仏アヴァン・ジャズきってのヴァイオリン奏者、ドミニク・ピファレリの新作。自ら作曲した組曲を、管弦、ピアノ、ドラム(F.メルヴィル)の大編成にて演奏しており、シリアス/ミニマル/現代クラシカル色と、ポリリズミックなアヴァン・ジャズを融合したサウンドを展開しています。ONJ+ヨシコ・セファー/ネフェッシュ・ミュージック的(即興的パートはヘンリー・カウを思わせる)、重々しく疾走する、チェンバー・ジャズの大傑作です!

〜D.ピフアレリ(vln)の新作は多数の管、コントラバス、ピアノ、drとのアンサンブルで収録!〜

DOMINIQUE PIFARELY (ENSEMBLE DEDALES)
/Time Geography

(CD/Poros Editions)(France'14)
ルイ・スクラヴィスとの共演で知られるフレンチ・アヴァン・ジャズきってのヴァイオリン奏者、ドミニク・ピフアレリの'14年リーダー作。自らのヴァイオリンはじめ、ヴィオラ、ダブルベース、4管、ピアノ、ドラムスという9人編成によるENSEMBLE DEDALESの演奏を収めています。ポリリズミックな変拍子を多用した、ダークかつスリリングなシリアス/チャンバー寄りジャズとも言うべきサウンドは、スクラヴィスのチェンバー要素を拡大し、近年のONJ辺りに寄せたようなイメージの、インパクト十分なものです。ヴェテランの入魂の一撃にして会心の傑作!

〜南仏/オクシタン系をルーツとした楽曲は、適度にコンテンポラリーなロック寄りサウンド!〜

DUPAIN
/Sorga

(CD/Buda Musique)(France'15)
南仏マルセイユ拠点の、コンテンポラリーなフォーク/トラッド・バンド、DUPAINの、10年振り新作4th。オック語ヴォーカル/マンドリン、ハーディ・ガーディ、フルート、コントラバス、ドラムスの男性5人組にて、骨太なシブさと、ファンタジックなムードが共存した、ロック寄りのパワフルなサウンドを展開しています。オクシタン系を下地にしつつ、ブルターニュ/ケルト風味もミックスされた、フランス然としたサウンドは、深味十分です。時にペイガン的な味わいもある、フレンチ・リスナーのみならず注目の秀作!

〜アフリカ/マリの都市にまつわる伝説をテーマとした、叙情派アコースティック・シンフォニック・サウンド!〜

XII (DOUZE) ALFONSO
/Djenne

(CD/XII Alfonso)(France'16)
フランスきってのコンセプチュアルな叙情派アコースティカル・シンフォニック・バンド、ドゥーズ・アルフォンソの、3枚組超大作だった「Charles Darwin I, II, III」('12)に続く新作7th。今回は、アフリカ/マリの神秘的な都市ジェンネにまつわる伝説をテーマにしています。エモーショナルな女性vo(主に仏語)をフロントに、各種民族楽器やper, g, fl等を用いた、まさにアフリカ風味のエスノ・フォーク寄りサウンドは、彼ら流のトラッド/ワールド解釈ともいえる、親しみ易くもイマジナリーな物。ロック色は薄いものの、クラシカル/シンフォニック・アレンジも交えた、トラッド/女性voものとしても上質な、流石のクオリティの秀作です。終盤にはマイク・オールドフィールド風味も!

〜総勢50名のミュージシャンを起用した、フランスのシンフォニック・バンド怒涛の3枚組新作!〜

XII ALFONSO
/Charles Darwin - Vol.I-II-III

(3CD/Self)(France'12)
アコースティカルかつイマジナリーなサウンドが高く評価されている、フランスきってのコンセプチュアルな叙情派シンフォニック・バンド、XII(DOUZE) ALFONSOの、「Under」('08)に続く6th。かのダーウィンをテーマとした、CD3枚組、180分に及ぶ超大作になっており、F.ダナリー、T.スケルベンツェル、M.シモニズ、T.オールドフィールド、J.ハケットら、多数のゲストも加わっての録音です。フロイドやジェネシス系をルーツとした、しっとり目の音像の中、古楽/クラシカル、エスノ/トラッド等の要素をダイナミックに配した音像は、正しくドラマティック。男女vo(英語)、管弦も活かした、大スケールの入魂傑作です!

傑作5th、フランス産、耽美&イマジナリーなシンフォ

XII [DOUZE] ALFONSO
/Under
(CD/MUSEA)(France.'08)
アコースティカルかつイマジナリーなサウンドが高く評価されているフランス産叙情派シンフォニック・インスト・バンドの「CLAUDEMONET.Vol2」('05)に続く5thアルバム、今回は全曲のタイトル頭にUnderが付く文明批評コンセプトにて、フロイド、ハケット、マイクオールドフィールド、クリムゾン等ルーツのアンビエントかつダイナミックな、サウンドを展開しています。キング牧師の有名な演奏をSEで使用したラスト2曲も感動的な流石の高水準傑作です!!

◆WORLD DISQUE TOP PAGEへ戻る