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REVIEW ARCHIVES:FRANCE K-L
[こちらは、これまでに当店に入荷した商品のレビューのアーカイヴです。
価格・在庫の有無はSET SALE LISTを参照するか、またはお問い合わせください]

〜クラシック系ミュージシャン主体のアンサンブルで、「失われてゆく言語」をテーマに制作されたコンセプト作!〜

KADOSCH(作曲) / BABELEYES(演奏)
/Disappearing Languages

(CD/Herhetia)(France'15)
フランスのコンポーザー/ギタリスト/サンプラー奏者、Philippe Kadoschが、ブラジルの「Aruak」やアイヌ語など、「失われてゆく言語」をテーマに制作したコンセプト・アルバム。クラシック系ミュージシャン主体の、管弦, dr, アコーディオン等の大編成アンサンブルの元、『ブラジルのケイト・ブッシュ』ことテテ・エスピンドーラをメイン・シンガーとしてフィーチャーしています。ブラジリアン/ラテン系とクラシカル/チェンバー系が絶妙にミックスされた、シリアスな女性vo(一部男性vo入り)ものとして極上の一枚です!かのエグベルト・ジスモンチも絶賛のコメントを寄せています!豪華ブックレット付デジパック仕様!

〜フレンチ・ポリリズミック〜シリアス系アヴァン・ジャズ・ロックの秀作!〜

KAMI QUINTENT "EXTENSION"
/Colors

(CD/Nai No Records)(France'15)
OCTURNのキーボード奏者参加!フレンチ・ポリリズミック〜シリアス系アヴァン・ジャズ・ロック秀作!

〜現代フレンチ・ジャズ・ロックの注目バンドの'08年ファースト!〜

KAMI QUINTET
/Les Forces Du Mouvement

(CD/Medicis Creation)(France'08)
現代フレンチ先鋭ジャズ・ロック注目バンド、こちらは'08録音作。el-g奏者、P.Charnerをリーダーに、sax、トロンボーン、b、drというクインテット編成で、更にゲスト管、男女ヴォーカルらを迎えての録音です。張りのあるポリリズミック寄りのサウンドを基調に、ザッパ/レコメン風、メロディアスな側面など、カラフルかつスリリング、そしてハイ・テンション!秀作です!

〜Nguyen Le周辺やザヴィヌル・シンジケートで活躍のドラマーによる'13年作!〜

KARIM ZIAD
/Jdid

(CD/JMS)(France'13)
Nguyen Le周辺やザヴィヌル・シンジケートで活躍してきたドラマー、Karim Ziadの、ソロ/リーダー作としては4作目となる'13年リリース。スコット・キンゼイ(p,kbd/1曲)、Nguyen Le(g/4曲)はじめ、気鋭のピアニスト、ax奏者、vibe/マリンバ、vo/cho等が参加しています。ザヴィヌル系のエスニック/ワールド色と、フレンチ・ジャズの流れを統合した、張りのあるワールド・フュージョン/ジャズ・ロックは絶品です。変拍子/切り返しの多用など、プログレッシヴ的ですらある傑作!

〜フリーキーなONE SHOT!? 新世代仏アヴァン・ジャズ・ロック・バンド!〜

KOLKHOZE PRINTANIUM
/Vol1 Kolkhoznitsa

(CD/D'Autres Cordes)(France'08)
kbd/作曲のPaul Brousseauを中心に、el-g/エフェクト,sax,dr/per,el-b/エフェクトという5人編成で制作された、仏アヴァン・ジャズ・ロックの新世代アルバム。時にモーダルでポリリズミックなリズムの疾走を軸に、ハイテンションなソロやキメを繰り出していく、ダークかつソリッドな音像は、フランスならではのものです。マグマやクリムゾンのルーツも感じさせる、ヘヴィな押しやインプロまで、格好良さ抜群の掘り出し物的傑作!

〜フランス産テクニカル・ジャズ・ロック・プロジェクト! デレク・シェリニアンが3曲ゲスト参加!〜

KSIZ
/Nerve Of War

(CD/Musea)(France'12)
仏産、M.Spaeter(g)と、J.Pallagrosi(dr)の2人によるユニットの「Sanderawler」('07)に続く2nd。kbd,bとの4ピースを基本に、曲によってvlnやsaxも交えた様々なフォーマットでの演奏を収めており、全6曲中3曲にかのデレク・シェリニアン(kbd)が参加しています。正しくPLANET X〜UK系+ヘヴィ・フュージョン的、シンフォニック寄りの弾き倒しインストを、テクニカル&スリリングに展開した注目の傑作!

〜待望!フランスのアヴァン・ジャズ・ロック〜ジャーマン系バンド、紙ジャケット/リマスターにて登場!マスト!〜

ジルベール・アルトマンズ・ラード・フリー
/ファースト

/アイム・アラウンド・アバウト・ミッドナイト


ラード・フリー
/サード

/アンネームド

/ラード・フリー・ボックス (4枚組CDボックス)

後にアーバン・サックスを結成する奇才ジルベール・アルトマン率いるラード・フリーの各タイトルが紙ジャケット/リマスターにて再発。初期のカンタベリー/サイケ/フリージャズからミニマル/前衛色の強いサードまで、いずれも強烈な傑作!

〜再編MOVING GELATINE PLATESのメンバーらによる注目のスペーシー・ジャズ・ロック・トリオ!〜

LABORATOR
/Laborator

(CD/MUSEA)(France'11)
メンバー3人全員が、再編MOVING GELATINE PLATESの一員でもある(ギター兼ベースのエリック・ハーヴはオリジナル・メンバー)新トリオの1st。ドラムス、ギター/ベース、キーボードを基本に、MIDIドラムやタップ・ギターも交えて、スペイシー&トリッピーなシンフォニック寄りのジャズ・ロックを展開しています。反復基調の中にも、メロディアスなキーボード・ワークや多彩なギターをフィーチャーし、ムーランズ・ゴングやPINK FLOYDのルーツも感じさせる、フランスならではの秀作です!

〜GHOST RHYTHMSのkbd奏者によるサイド・プロジェクトの'14リリース1st!〜

LADY WITH
/The Lady With The Monkey

(CD/Lem)(France'14)
フランスのチェンバー/ジャズ・ロック注目バンド、GHOST RHYTHMSのキーボード奏者、Camille Petitを中心とした、言わばサイド・プロジェクトの1st。Xavier Gelard(dr,g)ほか同バンドのメンバーや、多数の女性ヴォイス、管楽器らが参加しての録音です。GHOST RHYTHMSのミニマル/チェンバー色を、ゴシック・アンビエント/ポスト・ロック/スロー・コア系へ寄せて拡大したような、映像的かつ重厚なサウンドは聴き応え十分。ダークにしてドリーミー、そしてイマジナリーな仕上りの秀作となっています!

〜元ルイ・スクラヴィス・バンドのFrancois Raulin(p)、タクミ・フクシマ参加のプロジェクト!〜

LA GRANDE FORGE
/La Grande Forge

(CD/Label Forge)(France'08)
元ルイ・スクラヴィス・バンドのFrancois Raulin(p)はじめ、kbd、3管、コントラバス、dr、そしてタクミ・フクシマ(vln/ex.アフター・ディナー)が参加している8人編成プロジェクトの'08年録音作。シリアスなチェンバー色と、時にポリリズミックなジャズ色が交錯する、正にフランスならではのチェンバー・ジャズをたっぷりと展開しています。アヴァン系リスナーは見逃せない秀作!

【入荷速報】フランス出身のキーボード奏者、V.ラルーを中心としたバンドの新作3rd! 「現代風のイエス」を目指し、プログレ・メタルから脱皮の快作!(日本盤)

LALU (ラルー)
Paint The Sky (ペイント・ザ・スカイ)

(CD/Avalon)(France'22)
フランス出身のキーボード奏者、ヴィヴィアン・ラルーを中心としたバンドの新作3rdアルバム。シャドウ・ギャラリーや、RDM (「Tribal Domestic」)のレコーディングに参加歴の有るラルーが、「現代風のイエス」という方向性を目指し、従来のプログレッシヴ・メタルから、プログレッシヴ・ロックに転換。シンガーに元・スレッショルド、アリーナのダミアン・ウィルソンを迎え、ハード・タッチを残しつつ、ソリッドなシンフォニック・ロックを展開しています。キーボードは、デレク・シェリニアン風からメロトロン音まで、技巧的かつカラフル。正に現代的な快作です!日本盤、ボーナス・トラック2曲収録。


〜現ONJのO.ブノワが率いる2つのアンサンブルによる合体連名作!〜

LA PIEUVRE & CIRCUM GRAND ORCHESTRA
/Feldspath

(2CD/Circum-Disc)(France'13)
現ONJのディレクター、オリヴィエ・ブノワが率いる、2つのラージ・アンサンブルの合体連名作2CD('13)。ポリリズミック・アンサンブルのCIRCUM GRAND ORCHESTRAと、インプロ系アンサンブルのLA PIEUVRE、総勢20名以上によるライヴ演奏です。el-gや男女voも交えた、チェンバー度の高いアヴァン・ジャズ名演!

〜VDGGの影響色濃いフランスのテクニカル・シンフォ・バンド、83年の唯一作!ロシア盤紙ジャケットにて〜

LA ROSSA
/A Fury Of Glass
(CD/MALS)(France'83)
バンド名通り、Van Der Graaf Generator/ピーター・ハミル風の英語ヴォーカルをフィーチャーした、硬派フレンチ・シンフォニック・バンド:ラ・ロッサの唯一作。この時期の自主制作系にあって、非常にクオリティの高い、時にヘヴィかつテクニカルなサウンドの秀作です。久しく廃盤でしたが、以前のMUSEA盤と同じボーナス・トラック4曲入り、ロシアMALS盤、紙ジャケットにて限定リイシュー!お見逃しなく!

〜フランスで活動するアルゼンチン出身の女性デュオ2ndアルバム!〜

LAS HERMANAS CARONNI
/Vuela

(CD/LHC)(France'13)
アルゼンチン出身で、現在はフランス/ボルドーを拠点に活動している双子の姉妹(vo/cello/vln,cl/vo)デュオ・ユニットの、「Baguala 〜」('11)に続く2作目。パーカッション等を交えつつ、いわゆるフォルクローレ/ラテン系と、フレンチ・フォーク色が合体した、しっとり目の情感溢れる歌ものを収めています。シアトリカルなムードも強く、G.ブラッサンスにインスパイアされた楽曲も含まれるなど、フレンチ・チェンバー系リスナーも注目の秀作となっています!

〜エトロン・フー系アヴァン・バンドの'15年新作!〜

LA STPO (La Societe des Timides a la Parade des Oiseaux)
/L'Imparfait Multiple De Dieu

(CD/Soleil Mutant)(France'15)
Soleil Mutantより、フランス産、エトロン・フー系アヴァン・ロック・バンドの'15年新作。パンキッシュなロック色と、ミニマル・チェンバー寄りのテイストが交錯する、フレンチ・アヴァン系リスナー注目の傑作!

〜あのローラン・チボーの妻による、当時の未発集が2タイトル同時リリース!(その1)〜

LAURENCE VANAY
/La Petite Fenetre

(CD/Lion Productions)(France)
あのマグマ人脈で知られるローラン・チボーの元妻、ジャクリーヌ・チボーが、ローレンス・バネイ名義で出した2作品に続き、今度は未発集が登場。2枚同時リリースの、こちらはその1。'70s〜'80s音源集となっており、サントラ音源も含まれています。彼女のオルガン/エレピ/kbdを軸に(一部vo)、フランシス・モーゼらも参加した演奏にて、まさに夢幻的なソフト・サイケ&サントラ・プログレ的インスト主体の内容。限定500枚。

〜あのローラン・チボーの妻による、当時の未発集が2タイトル同時リリース!(その2)〜

LAURENCE VANAY
/Les Soleils De La Vie

(CD/Lion Productions)(France'76)
あのローラン・チボーの妻君だったジャクリーヌ・チボーのL.Vanay名義での'70年代の2作品のCD化に続く、こちらは未発集2枚同時リリースその2。'76年に録音されていた、幻の3rd用音源をメインで収めており、ボーナスとして'85-'96トラックスを追加。彼女のkbdを中心としたソフトでドリーミーな、サントラ・サイケ風ジャジー・プログレッシヴともいうべきインストがたっぷり味わえる好内容です!限定500枚のみのリリース!

〜ローラン・チボーの妻の'74年1stがLion Musicより初CD化!〜

LAURENCE VANAY
/Galaxies

(CD/Lion)(France'74)
あのローラン・チボーの妻、ジャクリーヌ・チボーがLaurence Vanay名義で発表した'74年の1st。ローラン・チボーがbで参加したg/fl/sax,dr/per,b(及びorg,p)の編成をバックに、フランスらしいアンニュイ差が魅力の歌ものを展開しています。ジャジーな浮遊感とサイケ・フォーキーなメランコリアが交錯する、フレンチ・プログレッシヴの秀作です! 9曲ものボーナス追加、見開き紙ジャケにてLion Musicより初CD化!

[入荷速報]仏のアヴァン・ビッグ・バンド、TOUS DEHORS のリーダー/管奏者がディレクションした、オペラ楽曲アレンジ・アルバム第二弾! ビゼー、マシュー・ボーン等が、オペラ女性ヴォーカルで、結果レコメン風に!傑作!

LAURENT DEHORS
Une Petit Histoire De L'opera Opus 2

(CD//Tous Dehors)(France'20)
仏のアヴァン・ジャズ/ビッグ・バンド、TOUS DEHORS のリーダー/管奏者、Laurent Dehors のディレクションによる、「Une Petit Histoire De L'opera」('19)に続く、オペラ楽曲アレンジ・シリーズの第二弾。ビゼー、マシュー・ボーン、ワーグナー等の楽曲(ラストに1曲オリジナル)を、Dehors 自身を含むバンドと、オペラ女性ヴォーカルにて演奏しています。結果として、シアトリカル・チェンバー/レコメン風に仕上がった、これまた注目の傑作です!

【入荷速報】素晴らしい仏語ヴォーカル! フランス産、近年のマリリオン+アンジュ系フレンチ色、モダン歌物シンフォの大傑作NEW!

LAZULI
11

(CD/L'Abeille Rode)(France'23)
※2CDでは有りません

'98年結成、今やヴェテランとなった、フレンチ・モダン・プログレッシヴ/シンフォニック・バンドの、公式作としては3年振り10th ('21年アンプラグド作「Denudes」を含めると11th)。近年のマリリオンを思わせるサウンドに、アンジュ系フレンチ/フォーキー色をブレンドした歌物は、改めて素晴らしいオリジナリティ。Dominique Leonetti の仏語ヴォーカルが、とにかく絶品の傑作です! 豪華ハードカバー・デジブック仕様。


〜美麗なサウンドとハイトーン仏語voが絶品の、モダンなうたものシンフォ傑作!〜

LAZULI
/Saison 8

(CD/L'abeille Rode)(France'18)
フランス産、'90sマリリオン系ルーツの、モダンうたものシンフォニック・バンド、ラズリの、「Nos Ames Saoules」('16)に続くスタジオ新作7th(ライヴも含めると8作目)。時にハードに、時にメロウに、近年のアンジュにも通じるモダンで力強いサウンドと、素晴らしい表現力のハイトーン仏語voが相まった、全体にダークな世界観の音像は非常に魅力的です。フレンチ・フォーク風メロディや、ツェッペリン風味も特色として巧みに消化された、今回もハイクオリティな傑作となっています!

【入荷速報】仏産、モダン・シンフォ好バンドの、最新'21年リリースは、アンプラグド・スタジオ・アルバム!1st〜8thからの全16曲!際立つヴォーカルの魅力!

 

LAZULI
Denude

(CD/L'Abeille Rode)(France'21)
仏産、フランス語ヴォーカルをフィーチャーした、フロイド/モダン・シンフォの雄、ラズリの'21年最新リリース10th。と言っても公式新作ではなく、サブタイトルに「16 songs,Naked & Unplugged」とある通り、1st〜8thからセレクトされた全16曲を、アンプラグド(一部エレクトリック)で再録したアルバムです。シンプル故に際立つ、ヴォーカルの素晴らしさ。こちらも、ファン必携です!

【入荷速報】フランス産、素晴らしい仏語vo入りの、フロイド/マリリオン系モダン・プログ・バンドの'20年9th! 現時点での公式最新作!安定の傑作!

LAZULI
La Fantastique Envol De Dieter Bohm

(CD/L'Abeille Rode)(France'20)
フランス産、仏語のシアトリカルなハイトーン・ヴォーカルと、モダンなフロイド/マリリオン系のシンフォニック・サウンドが高く評価されているラズリの、「Saison 8」('18)に続く9th。既に次作が出ていますがアンプラグド作の為、公式最新作/本命はこちら。素晴らしい表現力のヴォーカルを軸に、ZEPルーツのハード色や、近年のアンジュに通じるセンスも交えた、非常にクオリティの高い内容を展開。今回も、安定の傑作です!ハードカバー・デジブック豪華パッケージ。

〜近年のANGEに通じるところも多い、'90sマリリオン+フォーキー・テイストのうたもの/モダン・シンフォニック!〜

LAZULI
/Nos Ames Saoules

(CD/L'Abeille Rode)(France'16)
仏産、うたもの寄りモダン・シンフォニック好バンドの、「Tant que L'herbe est Grasse」('14)に続く6thアルバム。力強く張りのある、魅力的な仏語voをフロントにした、フォーキーかつ現代的な音作りは、アコギを強調することで、より親しみ易くなっています。'90sマリリオン系のルーツも健在な一方、むしろ近年のANGEや同国のMOTISを思わせるところも多い、フランス然とした仕上り。アンビエント風味も交えつつ、エモーショナル&ドラマティックな傑作です!

〜フランス産、ペイガン風フォーク+シンフォ/ハード系バンド新作! フィッシュがゲスト参加!〜

LAZULI
/Tant Que L'Herbe Est Grasse

(CD/Lazuli)(France'14)
'04年にアルバム・デビューしている、フレンチ・メロディック/モダンうたもの系バンドの、「4603 Battements」('11)に続く5thアルバム。フランスならではのフォーク由来のメロディを歌い上げるハイトーンのvoをフロントに、'90年代のマリリオンやポーキュパイン・ツリー辺りをルーツとした、時にハード時にメロウなサウンドを、エモーショナルに展開しています。なんとM8にフィッシュ(元マリリオン)が英語voでゲスト参加。近年のANGEに通じる所も有る、フレンチ・リスナー注目の秀作です!

〜仏産、ザッパ系ルーツのブラス・アヴァン・ジャズ・ロック・バンドのニュー・アルバム!〜

LEBOCAL
/Bist Du Froh ?

(CD/Musea Parallele)(France'12)
'00年にCDデビューしている、フレンチ・ブラス/アヴァン・ジャズ・ロック系バンドの、「Ego」('06)に続く新作5th。大人数の管楽器はじめ、el-sax(TZADIKよりソロを出しているG.Perret),g,kbd,b,drといった編成によるサウンドは、存外ロック色も強く、聴き応え十分です。いわゆるポリリズミック系を基調にしつつも、祝祭的なノリや、ヴォイス/コーラス、クリムゾン系センスを盛り込んだ快作!

〜男女vo/コーラス、ハーディ・ガーディ等をフィーチャーしたフレンチ・トラッド系アルバム!〜

LE COROU DE BERRA
/La Musique Traditionnelle Du Comte De Nice

(CD/Buda Musique)(France'12)
フレンチ・トラッド系アルバム!男女vo/コーラス、ハーディ・ガーディ等をフィーチャーした、ジャズ風アレンジも有りのソング集!

〜硬派にして優美な仕上りのシリアス/チェンバー寄りアヴァン・ジャズ!〜

L'EFFET DE FOEHN
/Variations Sur Les Variations Goldberg

(CD/L'Arbre Canapas)(France'14)
サックス奏者Gerald Chagardを中心とした5人組(sax etc.、tp/コントラバスetc、ヴィブラフォンetc、クラリネット、女性vo/vln)による、クインテット名義での作品に続く2作目。グレン・グールドの演奏で著名なJ.S.バッハ「ゴールドベルク変奏曲」の更に変奏曲集となっており、ゲストdr、saxも交えた7人編成にて、マイク・ウェストブルックにも通じる、シアトリカルな大道風アヴァン・ジャズを展開しています。奔放な女性ヴォイスも随所で活かされた、濃密にしてダイナミックな仕上りの快作!バンド名はフェーン現象の意!

〜仏産アヴァン・ジャズ系ビッグバンドの'12年作!〜

LE GLE
/Suites Erratiques

(CD/Linoleum)(France'12)
フランス産、多数の管楽器やel-g,el-p(ローズ),コントラバス,per,drの総勢10人編成による、アヴァン・ジャズ系バンドの'12年作! シリアス/インプロ色の強い、映像的な音作りの中に、フランスならではのポリリズミックなグル-ヴ/疾走パートも盛り込んだ、OCTURN系リスナーは見逃せない充実の内容!

〜ガールズ・チェンバー・シャンソン・ポップ・グループの、未発4曲を含むコンピレーション作!〜

LES ELLES
/Ah Si J'etais Riche

(CD/Sacem)(France'15)
仏のキュート&アヴァンなガールズ・チェンバー・シャンソン・ポップ・グループ、レ・ゼルの、こちらは未発4曲入りコンピ。'95年1st、'96年マキシ、'97年2nd、'00年3rd、'09年4thと、年代を遡る形で近年のトラックから収録。ラスト2曲はボーナス的な'92年未発ver.。

〜C.ヘイワード、G.シュヌヴィエ、R.ブラウンのトリオ・ユニットの86年1stが初CD化!'00〜'05年録音曲6曲をボーナス追加!〜

LES BATTERIES
/Noisy Champs

(CD/GAZUL RECORDS)(France'86)

チャールズ・ヘイワード(ex THIS HEAT)、ギグウ・シュヌヴィエ(ETRON FOU LELOUBLAN)、リック・ブラウン(V-EFFECT、FISH&ROSES)という、ドラマー3人による多国籍アヴァン・トリオ・ユニットが86年に発表した1stアルバムがニュー・ジャケットにて初CD化!純粋なドラム・トリオ演奏のみならず、ヘイワードのヴォーカルやキーボード、シュヌヴィエのサックスなども交えて、意外に聴き易くカラフルな内容に仕上がっています。まさにCAMBERWELL NOWとETRON FOUの中間を行くような場面もあり、三者の持ち味が存分に活かされた力作です。今回、ヘイワードのソロ1曲、シュヌヴィエ・ブラウンの曲が4曲、ブラウンのソロ1曲の計6曲(各々00年〜05年録音)をボーナス・トラックとして追加!

〜仏産エスノ〜大道チェンバー系変テコ・バンドの最新作4th!〜

LES VOLEURS DE SWING
/Le Deconservatoire

(CD/Syldave Prod.)(France'14)
'07年にデビュー作を発表している、フランス産ジプシー/大道エスノ・ミクスチャー・バンドの「Hotel Molotor」('11)に続く新作4th。vlnと仏語vo/el-gをフィーチャーした4人編成(vln/fl、vo/g、dr、コントラバス)に、cl等のゲストを迎えて、ジプシー・スイング/大道風味とジャズ、ヒップホップ、ロック等を合体させた、アッパーかつユーモラスなサウンドを展開。突如クラシカルになったりするvlnがとにかく弾けており、非常に魅力的です。ファーマーズ・マーケット、ダニエーレ・セーペ、Xレッグド・サリー周辺リスナーも注目!

〜仏産、大道チェンバー風うたもの屈折トラッド・バンド!〜

L'HERBE FOLLE
/Le Bazar Libertaire

(CD+DVD/PAL/Spedidam)(France'12)
フランス産、男性3名+女性1名の編成(男女vo入り,g/アコーディオン,dr,sax/per,コントラバス等)によるトラッド/チェンバー系の個性派バンドの3rdフル。バルカン風味やフレンチ系の大道トラッド色を基調に、ポップやロック(ディストーションgも有り)を自在にミックスした、毒々しいユーモアと哀愁が同居した世界は、面白味十分です。トラッド系からのチェンバー・ポップ的アプローチとして、ファーマーズ・マーケット系リスナーも注目と言える充実の快作!

〜フレンチ・トラッド、大道ブラス・ジャズが融合された、親しみ易さと気高さが交錯するサウンド!〜

L'OCCIDENTAL DE FANFARE
/Version Originale

(CD/Le Maxiphone)(France'10)
先にリリースされ話題を集めた、クロード・バルテレミー(g)との共演アルバム、「Claude Barthelemy & L'Occidentale」('15)に先立つ'10年に出ていた、フレンチ・トラッド+ジャズ大編成バンドの作。バグパイプやボンバルド、ディアトニック、アコーディオンを含む、8管+ドラムスの編成に、ゲストでGiles Chabenat(ハーディ・ガーディ)、ジャン=マルク・パドヴァーニ(sax)がゲスト参加しての録音となっています。ブルターニュからオクシタンに至る、ケルト+αのフレンチ・トラッド、大道ブラス・ジャズが融合された、親しみ易さと気高さが交錯するサウンドは秀逸です。こちらも注目の一枚!

〜「キュー・ローン」+A.バルナベー か?仏産、vibe/drが率いるザッパ系アヴァン・プログ、新作2nd!

LOOMINGS
Hey Weirdo!

(CD/Belle Antique)(France'19)
ヴィブラフォン奏者/ドラマー、Jacopo Costaが率いる仏産チェンバー/アヴァン・プログ・バンドの、「Everyday Mythology」 ('15)に続く新作2nd。今回は、ツイン女性vo(英語)をフロントに、el-p/org、b、もう一人のdr/vibe(+ゲスト管)を迎えた編成にて、「キュー・ローン」やベルギーのHARDSCORE、ブラジルのアヒーゴ・バルナベー等を思わせる、目眩くサウンドを、よりロック寄りに展開している。レコメン/チェンバー系リスナー注目の、会心傑作である。

〜YUGEN他のヴィブラフォン/打楽器奏者がフランスに拠点を移し結成した新バンド!〜

LOOMINGS
/Everyday Mythology

(CD/Belle Antique)(France'15)
YUGEN、FACTOR BURZACO、CAMEMBERT等で活躍する、ヴィブラフォン/打楽器奏者、ジャコポ・コスタがフランスに活動の拠点を置いて結成した新バンド。細かな刻みを見せるヴィブラフォンと男女ヴォーカルを中心として、変拍子多用の複雑な作曲による、ザッパ系ルーツのシリアスなチェンバー・オペラを展開しています。時にブラジルのアヒーゴ・バルナベーも思わせる、明快でありながらも理不尽なまでに複雑なアヴァン・プログレッシヴ。親しみ易くも抜け出せない迷宮めいた構造の一大傑作!

〜メタル/ポスト・ロック色も取り込んだ、仏/モナコ産モダン・メロディック・バンド最新作!〜

LORD OF MUSHROOMS
/Perspectives

(CD/Lion)(France'12)
フランス/モナコ出身の屈折メロディック・シンフォニック・バンドの新作。クセの有る英語voを交えたサウンドは、マリリオン系をルーツとしつつも、ハード/メタル、或いはポスト・ロックといった要素を取り込んだ、タイトな疾走感溢れるものです。小気味良い展開と、どこか毒をはらみつつもキャッチーな歌物寄りの仕上がりは、個性、クオリティ共に十分。ポーキュパイン・ツリー周辺リスナーも注目の良作となっています!!

〜御存知、仏アヴァン・ジャズきってのクラリネット奏者、ルイ・スクラヴィスの'19最新作、ECMより!オーセンティックなカルテット編成にて、静けさの中にも緊張感とイマジネーション溢れる、流石の一枚!

 

LOUIS SCLAVIS
Characters On The Wall

(CD/ECM)(France'19)
言わずと知れた、仏先鋭ジャズきってのクラリネット奏者、ルイ・スクラヴィスの、'19リリース最新作。仏の造形作家、エルネスト・ピニョン=エルネストの作品にインスパイアされた楽曲を、ピアノ、ダブルベース、ドラムとのカルテットにてプレイしている。スクラヴィスとしては正統派のジャズ寄りの音像で、しっとりと静かな中にも緊張感とイマジネーション溢れる、流石のクオリティの一枚である。

〜ルイ・スクラヴィスの名作2タイトルが、2CDカップリングにて再発!〜

LOUIS SCLAVIS
/Chine - Chamber Music

(2CD/Label Bleu)(France'87,'89)
欧州きっての先鋭クラリネット奏者、ルイ・スクラヴィスの、「Chine」('87)、「Chamber Music」('89)の名作2タイトルをカップリングした2CD再発! 良作ともにvln,p/kbdをフィーチャーしたアンサンブルもので、とりわけタイトル通りの室内楽的な「Chamber Music」は必聴!

【入荷速報】ECM/カンタベリー+マグマ/パスコアル的! 仏のジャズ女性シンガーの'23作! しなやかに疾走する、傑作!

LOU RIVAILLE / ELLIAVIR
Rewind

(CD/Kyudo)(France'23)
フランスのジャズ系女性シンガー、Lou Rivaille が率いるバンド、ELLIAVIR の'23年作。トランペット、ピアノ、コントラバス、ドラムの編成のバックにて、しなやかに疾走するECM/カンタベリー+マグマ、パスコアル的アンサンブルに、スキャット、トラッド風歌唱が舞う、素晴らしい内容。同じフランスのピエール・ド・ベスマンを思わせる所も。マリリン・マズール辺りのリスナーにもお薦めの傑作です!


〜甘い歌声とモダンなエレポップが相まった好作!〜

LUCIOLE
/Une

(CD/Attends-moi)(France'15)
'09年にデビュー作「Ombres」をリリースしている、フランスの女性シンガー、リュシオール(「ホタル」の意)の2ndフル。フランスならではの甘美なロリータ・ヴォイスと、少々ヒネくれたエレポップ/フォークトロニカ的サウンドが相まって、ファンタジックなムード十分の内容です。モダンなフレンチ女性voものとして秀逸な一枚です!折り紙に出来る歌詞シート付き!

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