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REVIEW ARCHIVES:FRANCE N
[こちらは、これまでに当店に入荷した商品のレビューのアーカイヴです。
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〜フレンチ・ジャズ・ロックの知られざる名作!〜

NADAVATI
/Le Vent De L'Esprit Souffle Ou Il Veut

(CD/ベル・アンティーク)(France'78)
'78年リリース、フレンチ・ジャズ・ロックの知られざる名作が、ボーナス(18分のライヴ1曲)追加にて初CD化。ギターをリーダーに、サックス、ピアノ/エレピ入りの5人編成に、ゲストでリシャール・ロー(サックス/元MAGMA)やミシェル・リポーシュ(ヴァイオリン)らを加えての録音になっています。TRIODEやTRAVEのメンバーを含む、歴戦のプレイヤー達によるサウンドは、マハビシュヌ・オーケストラ〜ウェザー・リポート系をベースに、流麗かつ切れのあるフレンチ色を加えたクロスオーヴァー。まさに埋もれた秀作!

〜ATOLLの正統的後継者とも称されるシンフォ・バンドの最新作9thが登場!〜

NEMO
/Coma

(2CD/Quadrifonic Aout)(France'15)
ソロも出しているJPLことJean-Pierre Louveton(g、vo、b)を中心にしたトリオ編成(+サポートb)の現役フレンチ・シンフォニック・バンドNEMOの、「Le Ver Dans Le Fruit」('13)に続く新作9th(再録作、ライヴ除く)。フロイド、zep、イエス等をルーツとしつつ、プログレ・メタル以降のモダンなハード色や、フォーク/トラッド風味も交えた、ブ厚くダイナミックなサウンドを、よりパワフルに展開しています。フランス然とした仏語voの魅力も押し出された、「ATOLLの正統的後継者」と絶賛された前作をも上回る密度と完成度の大傑作!

〜NEMOの'04年リリース3rdアルバムの10周年リミックス再発盤!〜

NEMO
/Prelude A La Ruine 2014

(CD/P&C Quadfonic)(France'04/'14)
現代フレンチ・シンフォニックの好バンド、NEMOの'04年作品の10周年リミックス再発盤!ハード&モダンなパワフル・サウンド!

〜メロディックの方のNEMO新作!〜

NEMO
/Le Ver Dans Le Fruit

(2CD/Progressive Records)(France'13)
仏産4ピース(g/vo,kbd/vo,b,dr)ハード・メロディック/シンフォニック・ロック・バンド(同国の'70年代のバンドとは別)の、「Revolution」('11)に続く新作8th。2CD、トータル90分超のヴォリュームにて、仏語voの響きも活かした、適度な屈折感のあるサウンドを展開しています。よりハードなエッジの効いたプログレ・メタル風を盛り込む一方、クリムゾン、イエス等をルーツとした面も健在。時にダークかつシアトリカルなムードを盛り込みつつ、テクニカルなアンサンブルも存分に聴かせる、フランスらしさ十分の高水準の秀作です!

〜仏産「新しい方の」NEMOの7作目!メロディック&ハード、重厚にしてダイナミックな快作!!〜

NEMO
/Revolusion

(CD/Quadrifonic)(France'11)
02年にアルバム・デビューした、フランスのメロディック/ハード・シンフォニック・バンド ネモ(同国の70年代のバンドとは別)の、『Barbares』に続く新作7thアルバム。フランス語ヴォーカル/ギター、キーボード、ベース、ドラムスの4人編成(2曲にもう一人ギタリストが参加)にて、いわゆるメロディック・シンフォニック・ロックを基調にしつつ、むしろプログレッシヴ・ハード寄りとも言える、ダイナミックな起伏のあるサウンドを展開しています。ENCHANT辺りを思わせる疾走パートの一方、フランス語のヴォーカルを活かしたシアトリカルでダークなムード。そして24分強の大曲"Loins des yeux (Barbares parties VIII a XII)"と、聴き所の多い高品質な仕上がりの秀作です!

〜フランス産、中期マグマ影響下の新鋭バンド、デビュー作!〜

NEOM
/Arkana Temporis
(CD/Soleil Zeuhl)(France'09)

フランスから登場した、「コーンタルコス」〜「ライブ」期マグマ直径と言うべきサウンドの新バンド1st。作曲もこなすVo/el-g/drと恐らく女性のローズ・ピアノ/Vo.bのトリオ体制による録音です。時にONE SHOTを思わせる、el-gを押し出したパワフルな疾走感とオファーリング的ともいえる静けさがダイナミックに交錯する、高水準な内容にしあがっています。良質のマグマ・フォロワー新鋭としてマグマ・ファンは見逃せない、注目の秀作となっております。

〜フランスきってのワールド・ジャズ・ギタリスト、新作!組曲含む壮大スリリングな傑作!

 

NGUYEN LE
Overseas

(CD/A.C.T.)(France'19)
好調をキープしている、フランスきってのワールド・フュージョン系ギタリスト、グエン・レの'19新作。今回は、vo/fiddle/harp/lute、vibe、dr/per等との5ピース+ゲストにて、ルーツのベトナムの国外ということか、ガムラン等、より多彩なアジアン・テイストをフィーチャーした内容になっている。組曲仕立てのD〜Jはじめ、壮大なスケール感と、スリリングな演奏が相まった秀作である。

〜仏きってのエスノ・プログレ・フュージョンg、ヴァイブ入り会心傑作New!〜

NGUYEN LE QUARTET
/Streams

(CD/ACT)(France'19)
近年も、マイケル・ギブス/NDRビッグ・バンドとの共演作など、見逃せない力作をリリースし続けているベトナム系フランス人ギタリスト、グエン・レの最新作。今回は、ヴィブラフォン、アコースティック・ベース、ドラム/パーカッションとのカルテットにて、インド~中近東風のエスニックなメロディーとポリリズムを多用した、メロディアスかつ屈折したエスノ・プログレ・フュージョンを展開している。マクラフリンやホールズワースをルーツとしたような速弾きもたっぷりの、会心傑作である。


〜仏きってのワールド・フュージョン・ギタリストの、ルーツであるヴェトナムの弦奏者との連名作!〜

NGUYEN LE & NGO HONG QUANG
/Ha Noi Duo

(CD/ACT Music)(France'17)
フランス拠点で活動を続けるワールド・フュージョン系ギタリスト、Nguyen Leの'17年新作、ACTレーベルより。今回は、ルーツであるヴェトナム民族弦楽器(胡弓風)奏者N.H.Quongとの連名共演作で、パオロ・フレス(tp/fl-horn)や、日本の琴、ウード、タブラ等を交えつつ、自身はel-gを中心にプレイした、ECM+シャクティ的?アジアン・フュージョンを展開。Quangのvoもありつつ、時にシンフォニックなまでの盛り上がりを見せる、原点回帰に相応しい力作!マクラフリン・ファンも注目!

〜ベトナム系仏人ギタリストによる、ロック名曲のエスノ・プログレ・フュージョン・アレンジ作!〜

NGUYEN LE
/Songs Of Freedom

(CD/ACT)(France'11)
ベトナム系フランス人ギタリストにして奇才:グエン・レの2011年新作!今回は、BEATLES、LED ZEPPELIN、CREAMなどのロック名曲を、エスニックなプログレ・フュージョン・アレンジ(ヴォーカル入り)を施して展開!ホールズワース的なギター・ワークも交えて、結果的には何ともプログレッシヴな仕上がりに。ヒミコ・パガノッティもゲスト参加しています。

〜ONE SHOTのメンバーをフィーチャー、ドラムンベース系のエレクトロ・タッチを主体とした人力クラブ・フュージョン/ジャズ・ロック〜

NHX
/Live

(CD/DTCRecords)(France'03)

MAGMA/ONE SHOTの3人(エマニュエル・ボリギ、フィリップ・ブソネ、ジェイムズ・マクゴウ)に、ドラムス、サックスが加わった5人編成バンド:NHX(NON-HARMONIX)の、03年リリース作品。いわゆるドラムンベース系のエレクトロ・タッチを主体とした人力クラブ・フュージョン/ジャズ・ロックで、ところどころでONE SHOTの香りも交えており、新鮮かつエネルギッシュな注目の力作たる1枚!

〜エスニックかつハイ・パワーなアンサンブル炸裂!ヘヴィ・ドラムンベース&ジャズ・ロック!〜

NHX
/II
(CD/DTCRecords)(France'06/08)
ONE SHOTのメンバーをフィーチャーした、エレクトロ・ブレイクビーツ+ジャズ・ロック・ユニット:NHXの、こちらは06年12月録音の2ndアルバム(リリースは08年)。フィリップ・ブソネ(b/MAGMA/ONE SHOT)、エマニュエル・ボリギ(Rordes/ex ONE SHOT/MAGMA)、サックス、ドラムスの4人編成による、スピーディーなブレイクビーツと、時にエスニックかつハイ・パワーなアンサンブルは、まさにヘヴィ・ドラムンベース&ジャズ・ロック!ONE SHOTファンは見逃せない、手応え十分の傑作!

[入荷速報]パリ産、アヴァン音響ロック・トリオの新作8th! ミニマル/ポストロック、ラテン、ダブ/トリップ・ホップ等をミックス、時にディス・ヒートを思わせる、インスト主体のイマジナリーな秀作!

NLF 3
ABCDEFGHI!

CD/Prohbited)(France'20)
仏パリ拠点の、アヴァン音響ロック・トリオの新作8th。ギター主体(シンセ、一部ヴォイスも有り)の、ミニマル/ポストロック、マスロック/変拍子、ラテン、ダブ/トリップ・ホップ等をミックスした、ジャーマン風のインストを展開しています。カラフルにしてダウナー、時にディス・ヒートも想起させる、面白味十分、そしてイマジナリーな秀作です!

〜仏産、ジェント+高円寺系な、ツイン・ギターのアヴァン・ロック、'19年2nd!〜

NI
Pantophobie

(CD/Dur Et Doux)(France'19)
仏産、ツイン・ギター(voも有り)の4ピースによる、マス・ロック/ジェント〜アヴァン/ハードコア・プログ・バンドの、「Les Insurges〜」('15)に続く2nd。重低音の変則メタリック・リフを中心に、ヒステリックな絶叫voも交えたダークかつノイジーなサウンドは、正にメシュガー系と吉田達也/RUINS系の中間を行くもの。練られたリフとリズムで一気に押し切る快作である。

〜フランス産、メタリック・コア/ハードコア・レコメン的な「ポアルの友達」の新作!〜

NI
/Les Insurges De Romilly

(CD/Dur et Doux)(France'15)
フレンチ・アヴァン・ロック系の新鋭バンドにして、あの「ポアル」とも交流が深い、4ピース(ツインg、b、dr)バンドの'15ニュー・リリース、フル・アルバム(8曲74分)ゴリゴリした変拍子の押しに、フレドリク・トーデンタル系リフ、フリーキーなリードg、ヒステリックなヴォイスが絡むサウンドは、エトロン系+マスロック+ポスト・メタル的、ハードコアなもの。クリムゾン系ルーツも感じさせる注目の力作!

【入荷速報】スティーヴ・ハケットがゲスト参加!フランス産、アコースティカルなジェネシス/フロイド系バンド新作3rd! エスノ/耽美ムードも魅力の傑作!

NINE SKIES
5.20
(CD/Anesthetize Productions)(France'21)
フランス/ニース産、'17年にアルバム・デビューしているメロディアス・シンフォ新鋭バンドのサード・アルバム。マルチフルなトリプル・ギター、ピアノ、英語ヴォーカル、パーカッション、サックス等を含む大編成(+ゲスト)での録音で、スティーヴ・ハケット(gソロ/A)、ジョン・ハケット(fl/F)、ダミアン・ウィルソン(vo/H)も参加。アコギ、ピアノを押し出した、しっとりアコースティカルなタッチのフロイド/ジェネシス(少しオールドフィールド)系サウンドは個性十分。エスニックなムードからメランコリックで耽美な面まで、魅力溢れる傑作です!

〜81年にリリースされた、フランスの呪術的フリーキー・アヴァンギャルド・バンドの唯一作!〜

NOA
/Noa

(CD/SoleilZeuhl)(France'81)
フランスで81年にリリースされた、NOAの唯一作が初CD化。女性ヴォーカル、フルート/サックス、ギター/ベース、ドラムス/ヴィブラフォンの5人編成にて、アンダーグラウンドかつフリーキーな、ジャズ寄りのサウンドを展開しています。一部R.I.O系に通じるパートや、「邪悪なCOS」的ムードもあるものの、全体的にはダウナー&ダークで妖しい、フレンチ・アヴァン然とした内容です。フレンチ/チェンバー系マニアは見逃せない、個性的な力作です!

〜フレンチ・チェンバー/カンタベリー系バンドの未発ライヴ集!〜

NOETRA
/...Resurgences D'Errances

(CD/Musea)(France'78-'81収録)
ソロ作も出しているJean Lapouge(g)を中心に、'75-'86年にかけて活動するも、当時はマテリアルを残さなかった、フレンチ・チェンバー・ジャズ・ロックの隠れた好バンド、ノエトラ。CDとしては4枚目となる、新たに発掘された'78-'81年音源集(ライヴ主体と思われます)がリリースされました。オレゴン辺りを思わせる、つややかなオーボエやフルートをフィーチャーしつつ、トリオから拡大オクテットまで、様々な編成での演奏を収めており、カンタベリー、或いはレコメン風味のメロディアスなサウンドが味わえます。音質は総じてラフですが、聴き応え十分の非常に充実した一枚!

〜カンタベリー+オレゴン風&チェンバー寄りフレンチ・ジャズ・ロック・バンドの、発掘83年ライヴ音源!〜

NOETRA
/Live 83
(CD/MUSEA)(France'83録音)
フランスで76年から85年まで活動したジャズ・ロック・バンドの、83年のライヴを収めた発掘リリース。オーボエ/フルート、ヴァイオリン、ギター、ベース、ドラムスの5人編成による、カンタベリー系とオレゴン/ECM系をミックスしたような、結果的にチェンバー寄りのメロディアスなサウンドを、ラジオ音源の良好な音質で収録しています(5曲/56分)。多くは未発表曲と思われ、きめ細かいアンサンブルと、上品かつ流麗なムードが、じっくり味わえる好内容です。ヴァイオリン・ジャズ・ロックのマニアも見逃せません!

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