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REVIEW ARCHIVES:OTHERS H
[こちらは、これまでに当店に入荷した商品のレビューのアーカイヴです。
価格・在庫の有無はSET SALE LISTを参照するか、またはお問い合わせください]

〜シンセ、メロトロン音入りのポスト・ブラック・メタル的?な辺境魂溢れるアヴァン・メタル秀逸作!〜

HAIL SPIRIT NOIR
/Mayhem In Blue

(CD/Dark Essence)(Greece'16)
ギリシャ産、kbd/syn, g/vo, b/ac-g/gソロのトリオ編成による、「ポスト・ブラック・メタル」的?キワ物アヴァン・メタル・バンドの3rdアルバム。ノルウェーのKarismaレーベルのサブ・レーベルより。いわゆるデス声のvoも有りつつ、奇妙にチープなヴィンテージ感のあるシンセと、サイケな展開を多用した曲想は、非常に面白味があります。OPETH系を曲解した?ような、辺境魂溢れる秀逸な一枚!ある意味シアトリカル!

〜イスラエルのキーボード奏者、自主制作1stCD-R。変則メタリック・フュージョンをキーボード多重録音で聴かせる、屈折作〜

HAI MEIRZADH
/Straight Circles
(CD-R/HaiMeirzadh)(Israel'09)
イスラエルのキーボード奏者:Hai Meirzadhが、ドラムス/パーカッションを除く全てのパートをプレイした、ソロデビュー作(自主制作CD-R)。ギター・リフ風の音色も交えたバンド・スタイルの技巧派インスト・サウンドは、いわゆる変態メタル・フュージョンと、U.K系シンフォニックの中間を行く内容です。メタル/ザッパ系にシフトしたケン・ワトソン的イメージの、屈折しまくり&弾き倒しの良作!ラレ・ラーション系リスナーにもオススメです!

〜バックはSBB!ポーランドの女性シンガーが'77年にリリースした2nd、単品再発!〜

 

HALINA FRACKOWIAK
Geira

(CD/GAD)(Poland'77)
'74年にデビューしたポーランドの女性シンガーの、'77年リリース2nd。以前、'81年の3rd「Ogrod〜」とカップリング、別ジャケットでCD化されていたが、今回は単品、オリジナル・ジャケ、新カラー・ブックレットでの再発。バックはSBB、作曲はJ.スクルチェクで、当時のSBBならではのスペイシーな広がりの有るアレンジとkbdプレイが光る、シンフォ・ポップ/歌ものの秀作である。もちろん、声、メロディ共に良い。

〜コレギウム・ムジクムのkbdと男性シンガーによる連名作!〜

HAMMEL / VARGA
/Zelena Posta

(CD/Opus)(Czech'72)
男性シンガー/ギタリストPavol Hammelとコレギウム・ムジクムのマリアン・ヴァルガ(kbd)の'72年連名作。オルガン、ピアノ、生のストリングス等をバックにした、クラシカル&ソフトな歌物から、ナイスをポップにしたようなロック・ナンバーまで、古めかしくも味わい深い好内容です。多彩なアレンジの妙が味わえます!

〜コレギウム・ムジクムのkbd、M. EFEKTのg等の連名作!〜

HAMMEL / VARGA / HLADIK
/Na II. Programe Sna

(CD/Opus)(Czech'76)
男性シンガー/ギタリストPavol Hammelとコレギウム・ムジクムのマリアン・ヴァルガ(kbd)、更にMODRY EFEKTのRadim Hladik(g)という3人による連名作。基本的に歌物ですが、クラシカルなヴァルガのkbd、ヤン・アッカーマン風のHldikのギターが随所で効いた、プログレ・ミュージカル風ポップというべき好作に仕上がっています。チェコ'70sファンは見逃せない一枚です! リマスター!

【入荷速報】ポーランドの女性エレクトロ/マルチ奏者/シンガー、ソロ名義6th! チャーミングでジャジーなvoを交えた、才気ほとばしるアンビエント・ポップ傑作!

HANIA RANI
Ghosts

(CD/Gondwana)(Poland'23)
ポーランドの女性エレクトロ/マルチ奏者/シンガーの、ソロ名義6作目。チャーミングでジャジーな英語ヴォーカルも交えた、ミニマル/ポスト・クラシカル、エレクトロニカ系アンビエント・ポップを展開しています。密室的空気と浮遊感、甘美さとシリアスな緊張感が交錯し、夢幻的世界を創出。正に才気ほとばしる傑作です!)

[入荷速報]これぞ辺境ならではの傑作! インドネシアの最重要ミュージシャン、故・ハリー・ルスリが'75年に録音した初期作が、国内仕様で初CD化! ガムラン等民族色と、プログレ、ファンク、ボサノヴァ等をミックスした一枚!

 

HARRY ROESLI (ハリー・ルスリ)
Titik Api (発火点 ティティック・アピ)

(CD/Lamunai)(Indonesia'76)
インドネシア音楽界の最重要人物のひとりとされるシンガー・ソングライター/音楽家、故・ハリー・ルスリ('04年に逝去)が、'75年に録音し、'76年にカセットのみで出ていた初期作が、帯、ライナー、対訳付き国内仕様で初CD化。ガムラン等の民族色と、プログレ、ファンク、ボサノヴァ等をミックス(シンセも使用)、時にグルーヴィー、時に実験的なサウンドを展開しています。フォーキーでエモーショナルな歌物色も交えた、非常にダイナミックなトータル・コンセプト作となっています。これぞ辺境の面白味と意外性に溢れた傑作です!

〜AFTER CRYINGのPejtsik Peterがオーケストレーションを担当!〜

HAVASI
/Symphonic

(CD/EMI)(Hungary'10)
ハンガリーのクラシック系ピアニスト/コンポーザーにして、1分間のキー・タッチ数のギネス記録を持っているという人物、HAVASIの'10年リリース作品。オーケストラ、合唱団、ドラム、民族打楽器(日本の太鼓等)、ヴォーカル等を交えた、大スケールのピアノ・コンチェルト/シンフォニック作となっており、オーケストレーションをAFTER CRYINGのPejtsik Peterが担当しています。リック・ウェイクマン風のピアノと、壮大なワールド/エスノ風味が合体した、マルクス・ヴィアナもかくやのサントラ〜大河シンフォニック・コンチェルト的ダイナミックな傑作です!

〜南アフリカ産。サックス&コンガ入りアフロ・フォーキー・サイケデリックバンドの1st〜

HAWK
/African Day
(CD/FreshMusic)(South Africa'71)
南アフリカで70年代前半に活動し、現地ではFREEDOM'S CHILDRENやOTIS WAYGOODと並ぶビッグ・ネームのニューロック/サイケデリック・バンドの71年1st。サックスとコンガをフィーチャーした、民族&アフロ色の強い、妖しくドラマティックなサウンドは南アフリカならではのもの、17分に及ぶタイトル曲をはじめ、辺境好きにはおススメの力作!71年のライヴトラック(フルート入り)4曲を追加しての、リマスター正規CD化であります。

〜レディング・フェスに出場した73年に英でリリースされたアルバム、ライヴトラック追加でCD化〜

HAWK
/Africa She Too Can Cry
(CD/FreshMusic)(South Africa'73)
南アフリカ本国では3枚のアルバムを残したアフロ・ニューロック・バンド:HAWKが、73年(同年にはあのGREENSLADEも出たレディング・フェスに出演)に、英カリスマからリリースしたアルバム『Joburg Hawk』のリマスター正規CD化。本国リリースと比べると多少洗練された、管楽器&コンガ入りアフロ・ロックを展開しており、中でも"African Day" の新録はドラマティック。ボーナストラックとして、72年のシングル2曲と、ライヴ盤からの3曲を追加!

【入荷速報】ウェイクマン+スパノダキス! ハンガリーのピアニストのリマスター・コンピ! オケ、合唱、ドラム入り、驚愕のスケールのクラシカル・シンフォニック絵巻は圧巻!

HAVASI
The World Of Havasi

(CD/Universal)(Hungary'22)
'75年ブダペスト生まれのピアニスト/コンポーザー、Havasi Dalzs の、'22年ニュー・コンピ。'01年のソロ・デビューからの20年のキャリアを振り返る、15曲をリマスターで収めています。そのサウンドは、シンフォニック・ファン驚愕の、合唱、オーケストラ、ドラム入りのド級クラシカル絵巻で、改めて圧巻のスケール。ピアノ・ソロからオーケストラルまでのダイナミズムは、リック・ウェイクマン+スタマティス・スパノダキス的とも言える、必聴の内容です!

〜キャッチーな疾走感も交えた、ダイナミック&ヘヴィな仕上りのメランコリック・サウンド!〜

HERE ON EARTH
/In Ellipsis

(CD-R/Here On Earth)(Poland'16)
ポーランド産、アナセマ、ポーキュパイン・ツリー、カタトニア、リヴァーサイド等の影響を受けたという、メタリック・ヘヴィ・プログレッシヴ・バンドの1st('16)。CD-R。専任vo, ツインg, kbdなど6人編成による、メランコリックかつヘヴィなサウンドはメタル色が強く、全体の印象としてはカタトニア辺りに近い感触です。スローなパートのみならず、キャッチーな疾走感も交えた、ダイナミックな仕上りの力作です!Kscope系リスナーはお見逃しなく!

【入荷速報】ド級! ハンガリー産、ヴァンゲリス、オールドフィールド系シンセ・シンフォ! オケ、合唱入りの壮大な音世界、大傑作!

HIDDEN KINGDOM
Genezis

(CD/Tom-Tom)(Hungary'22)
ハンガリーのキーボード奏者/コンポーザー、IFJ.Bologh Ferenc (Ferenc Bologh Jr.) のソロ・プロジェクトの'22年作。シンセ/キーボード+オーケストラ、合唱による、ヴァンゲリス、スパノダキス、オールドフィールド系シンセ・シンフォ作。時にタンジェリン、ジャン・ミッシェル・ジャール風シンセも交えつつ、クラシカルで重厚荘厳な音世界を構築。正にスペクタクルで天上的な、素晴らしいスケールの大傑作です!


【入荷速報】ド級! ハンガリー産、ヴァンゲリス、オールドフィールド系シンセ・シンフォ、こちらは'17年作、当店初入荷! スペイシーな傑作!

HIDDEN KINGDOM
Kuldetes

(CD/Tom-Tom)(Hungary'17)
IFJ.Balogh Ferenc (作曲、キーボード)のソロ・プロジェクト、こちらは'17年作。オーケストラルなシンセ+男女vo(オペラ、トラッド)、合唱にて、ヴァンゲリス、スパノダキス、オールドフィールド系の、ド級スケールなシンセ・シンフォを展開。スペイシーなイメージも強く、時にジャン・ミッシェル・ジャール風のシンセ、エレクトロ色も交えつつ、壮大なスケールで迫る、圧倒的完成度の傑作です! ハンガリーから、注目の才人出現!



〜ポーランド産、スペイシー・シンフォニック新鋭傑作!メロトロン入り!〜

HIPGNOSIS
/Relusion

(CD/SELF)(Poland'11)
ポーランド産、ドラマー/シンセ奏者のSeQを中心としたSF志向のスペイシー・シンフォニック・バンドの4thリリース(恐らく3rdフル)。ビョーク影響下の女性vo(英語),ツインkbd,b,drとの6人編成+ゲストにて、メロトロン音を含むアナログ・タッチのヴァーチャル・シンセを多用した、トランシーかつダイナミックな音像を展開しています。タンジェリン、フロイド、ゴング等のルーツを感じさせつつ、レトロとモダンが交錯する楽曲はオリジナリティが高く、ラストの大曲(22分)では、クラウト/ジャーマン色も。注目の傑作です!

【入荷速報】元・クイダムのメンバー参加! ポーランド産、シンフォニック新バンドの1st! フルート、男女ナレーション入りインスト、イエス系ハード+フロイド/キャメル的、ドラマティックな傑作!

HIPOKA PROJEKT
Futurocklogia

(CD/Oskar)(Poland'22)
ポーランドのギタリスト/コンポーザー、Maciej Zamczatu を中心に、元・QUIDAM ('14年に解散)のキーボード奏者とフルート奏者も参加のシンフォニック新バンド1st。同国のSF作家、Stanilaw Lem の詞を用いた女性ナレーションも交えた、インスト・サウンドを展開しています。イエス系をハードにしたようなタッチを主体としつつ、ポーランドらしいフロイド/キャメル系メロディック色も十分で、泣きのギターも多用した、正にドラマティックな仕上がり。これは傑作です!

〜ウクライナのKARFAGENのkbdの別プロジェクト作!〜

HOGGWASH
/The Last Horizon
(Ukraine.'07)(CD/Caerllysi)
ウクライナのKARFAGENのkbdの別プロジェクト作!

【特集 ハンガリー・ストック品 パート2】ラトビア産、変態シアトリカル・シンフォの大傑作2nd! エキセントリックなまでの個性派!

 

HOLY LAMB
Beneath The Skin

(CD/Periferic)(Latovia'02)
ラトビア出身のメロディック・シンフォニック・バンド、ホリー・ラムが、ハンガリーのPelifericレーベルからリリースした、3年振りの2作目('02)。前作にも感じられた、メロディの良さを保ちつつ、よりエキセントリックでシアトリカルな色を押し出した作風になっています。英語による芝居がかったヴォーカル、意図的に調子を外すようなギターでユーモラスに疾走するかと思えば、一転パイプ・オルガン風キーボードやフルートも飛び出すなど、仕掛けと変化に富んだコンセプト作。高い個性とクオリティを示した、会心の傑作!

〜極端な屈折感とダイナミズムに溢れた目まぐるしい曲展開の傑作4th!〜

HOLY LAMB
/Gyrosophy

(CD/Musea Parallele)(Latvia'16)
ラトビア産、'91年結成の変則シンフォニック・バンド、ホーリー・ラムの、「Beneath The Skin」('02)以来14年ぶりとなる4th(デビュー以前のカセット作除く)。ツイン・ギター、kbd, b, drの5人編成基本(英語vo入り、ゲストfl, vln)にて、イエス、ジェネシス系をルーツにしつつ、ザッパ風味やプログレ・メタル以降のテクニカル・センスを盛り込んだ、とにかく目まぐるしい曲展開のナンバーを収めています。人を食ったようなムードからスペイシーな叙情まで、極端な屈折感とダイナミズムが魅力の、会心傑作です!

〜旧ソ連を代表するシンフォニックバンド、86年の1st〜

HORIZONT
/Summer In Town
(CD/Boheme)(Russia'86/00)
旧ソ連国ナンバーワンのシンフォニックバンドとして一部で語り継がれていたバンドの86年1st。荘厳な雰囲気の中、クラシックの舞曲の構成を借りて、The Enid"Albion Fair"を思わせるキーボード、スティーヴ・ハウ調のギター、フルート等、複数の優美な旋律を優雅に組み合わせて進行するインスト・シンフォ(一部女性スキャットヴォーカル入り)。どこか異教的でスペイシーな空間美、シリアス感覚を交えた傑作。

〜よりヘヴィかつシリアスになったトップクラスのソ連シンフォバンド第二作目〜

HORIZONT
/The Portrait Of A Boy
(CD/Boheme)(Russia'89)
旧ソ連のトップ・シンフォニックバンドの2nd。クラシカル&スペイシー&シリアスな1stの基本路線を引き継ぎつつも、複雑化し、よりヘヴィかつシリアス。旧A面全てを費やした大作は、前半、重いリズムと幾重にも重ねられたキーボードが極限までテンションを高め、それを半ば過ぎから一気に渦巻くようなキーボード群が目まぐるしく疾走、エンディングでカタストロフに至る様は圧巻。80年代以降では世界的にも指折りの出来であります。

〜ニュージーランド産、ジミ・ヘン系サイケ・トリオ、メロディアスな代表作!〜

HUMAN INSTINCT
/Pins In It

(CD/Sunbeam Records)(New Zealand'68)
ニュージーランド産、ジミ・ヘン系ニュー・ロック/ブルース・サイケ・トリオの'71年3rd!Sunbeamより、ボーナス4曲追加にて!ジミ・ヘン影響下のブルージーなサイケ/プレ・ハード的サウンドは、プログレッシヴ色こそ有りませんが、メロディアスかつ高品質なもので彼らの代表作。辺境マニア及び、ハード・サイケ系を好む向きは必携です!

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