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REVIEW ARCHIVES:OTHERS N
[こちらは、これまでに当店に入荷した商品のレビューのアーカイヴです。
価格・在庫の有無はSET SALE LISTを参照するか、またはお問い合わせください]

〜SOLARISのメンバーが参加しているハード・ポップ・バンドの、2010年復活新作!〜

NAPOLEON BOULEVARD
/VILAGFALU

(CD/BULL)(Hungary'10)
SOLARISのキーボーディスト、ベーシスト、ドラマー、フルーティストが参加している、女性ヴォーカルをフロントにした80年代ポップ・ロック・バンド:ナポレオン・ブールバードの、2010年復活新作!新録ベスト盤との同時リリース。ところどころでソラリス的な味付けを施した80年代スタイルのサウンドは健在です。

〜SOLARISのメンバーが参加しているハード・ポップ・バンドの、リ・レコーディング ベスト盤!〜

NAPOLEON BOULEVARD
/BEST OF 1985-1989

(CD/BULL)(Hungary'85-89)
復活新作『Vilagfalu』('10)と同時にリリースされた、何と新録ベスト盤。SOLARISのキーボーディスト、ベーシスト、ドラマー、フルーティストが参加している、女性ヴォーカルをフロントにした80年代ポップ・ロック。いかにもな80年代スタイルのサウンドに、ところどころでソラリス的味付けのキャッチーなサウンドが全開です!

〜"ハンガリーのFARMERS MARKET"の2nd!超絶アッパーなミクスチャー・トラッド・ロックはさらにパワーアップ!〜

NAPRA
/Holdvilagos(In the Moonlight)

(CD/FolkEuropa)(Hungury'10)
"ハンガリーのFARMERS MARKET"的?超絶アッパー・ミクスチャー・トラッド・ロック・バンドの2nd!ギンギンにメタリックで切れ味鋭いギターサウンド、コケティッシュでエキセントリックな女性ヴォーカル、一体となって突き進み炸裂する彼らの疾走サウンドはさらにグレード・アップ!

〜爆走する変態系ミクスチャー・サウンド!ハンガリーの変わり種、ナプラのデビューアルバム!〜

NAPRA
/JAJ, A VILAG!OH,WHAT A WORLD!

(CD/FolkEuropa)(Hungury'07)
ハンガリーの強力な変わり種。東欧系の疾走するトラッドに、テクニカルな速弾きメタリック・ギターを混合、ツインバロムやヴァイオリンも駆け回る、時としてFARMERS MARKETばりのミクスチャー・サウンドを展開しています。ハンガリー然とした女性ヴォーカルも入り、抱腹絶倒ながらもカッコイイ押しと、叙情的な引きの楽曲も聴かせる、変態系、辺境系好きは注目の1枚!

〜チェコ産、男女vo入りのトラッド+チェンバー的レコメン〜アヴァン・ロック・バンドの最新作5th!〜

NARAJAMA
/Concurrere

(CD/Indies Scope)(Czech'17)
チェコで'91年に結成され、'96年にCDデビューしているチェンバー/アヴァン・ロック系バンドの、「Convergere」('14)に続く5thアルバム。vo/kbd/per, el-ac-g, dr, el/アップライトb, ツィンバロム/vo, perの6人編成で、東欧ならではの民族色と、クリムゾン系ルーツのポリリズミックな面が相まった、ダークでリズミカルなサウンドを展開しています。弦打楽器のツィンバロムとperも効いた、いわゆるレコメン系リスナーも要注目の快作となっています!

〜チェコ産、民族チェンバー/レコメン系バンドの'14年リリース作!〜

NARAJAMA
/ Convergere

(CD/Indies Scope)(Czech'14)
'96年にCDデビューしている、チェコ産エスノ・アヴァン・ロック/レコメン系バンドの「3'mej」('11)に続く最新作4th('14)。女性ヴォーカル(一部男性voも有り)及びツインバロム(打弦古楽器)をフィーチャーし、ゲストで管楽器、ディジュリドゥ等も交え、妖美かつトランシーなサウンドを展開しています。フレットレス・ベースがうねる疾走グルーヴに東欧トラッド由来のメロディが相まって、新生クリムゾンやDUNAJ辺りのルーツも感じさせる、個性・インパクト十分の内容に仕上った、東欧ならではの傑作です!

〜トルコ出身の個性派オルタナ/サイケ・プログレッシヴ・トリオの1st!辺境好きは注目!〜

NEMRUD
/Journey To The Shaman

(CD/MUSEA PARALLELE)(Turkey'09)
トルコ出身の、オルタナ/サイケ・プログレッシヴ的ニュー・バンドの1stアルバム。ギター/ヴォーカル、ドラムス、ベースのトリオ編成にて、ヘヴィかつ屈折したアンサンブルを展開。その個性的なサウンドは手応え十分!辺境好きリスナーは注目のニューカマーです。

〜ポーランド産、注目のジャズvln奏者、M.Smoczinski入りトリオ!ハモンド、dr、vln快作!

 

NEW TRIO
Perpendicular Realities

(CD/Tokarnia Music Production)(Poland'13)
'84年生まれの、ポーリッシュ・ジャズvln奏者にして、ATOM STRING QUARTETでも活動する、Mateusz Smoczynskiが参加したトリオの2nd(現時点でのラスト作)。兄弟のJan Smoczynski(ハモンド・オルガン)及びドラムとのトリオにて、レトロなオルガン・ジャズを基調としつつも、ジャズ・ロック寄りの、張りのあるサウンドを展開している。これは注目の好作である。

〜アフリカはザンビア初のロックバンドの作品!辺境マニア好みのアフリカン・サイケ&ニュー・ロック!〜

NGOZI FAMILY
/45000 VOLTS
(CD/NOSMOKE)(Zambia/70's?)
これは何とも珍しい、アフリカはザンビア初のロックバンドにしてZAMROCKと称されたPAUL NGOZI率いるバンドの作品。ヨレたニューロック/サイケ&ポップにアフリカらしいヴォーカル&コーラスが入る、辺境マニア好みな1枚です!

〜プログレッシヴ期ニェーメンの2枚バラで同時リリースされていた「Vol.1」「Vol.2」のセット!〜

NIEMEN
/Vol.1・Vol.2

(2CD/Warner)(Poland'17)
「Enigmatic」そして「Czlowiek Jam Niewdzieczny」とプログレッシヴな指向を強めていた故ニェーメンが、'72年にSBB(当時は結成前)のメンバーらを迎えて制作、LPは2枚に分けて同時発売、初CD化時は「Marionetki」と題されていた作品。今回、オリジナルの形で2枚組CD、デジサイズ紙パッケージにて再発。フリーキーで前衛的なvol.1と、ニェーメンの歌唱を軸としたヘヴィ・プログレッシヴ路線のvol.2、いずれも類を見ないエネルギーとオリジナリティに満ちた名作です!

〜オルガンを押し出したブルージー・ニュー・ロック/アーリーprog作!〜

NIEMEN
/Niemen

(2CD/Warner Music Poland)(Poland'71)
故ニェーメンの、こちらは「Enigmatic」('69)に続く5thにて、バンドNIEMEN ENIGMATICを率いての2作目となる、'71年作。通称「Red Album」の本作、LPは2枚セパレートで発売されていましたが、今回、リマスター、2CD、三面紙パッケージ、豪華ブックレット(英文併記)付き仕様で再発。ニェーメン本人はヴォーカルとフルートを担当しており、新加入のオルガン奏者、J.Mikutaのプレイを大々的にフィーチャーした、ブルース/オルガン・ロック色の強い音像を展開。B.オーガーばりの長大なインタープレイ入り大曲CD1-M1はじめ、D.パープル、H.パイ、J.タル等の影響を伺わせる、アーリーprogの秀作です!

〜ポーランドの国民的シンガー、故ニェーメンの初期の名作('69年4th)!〜

NIEMEN
/Enigmatic

(CD/Warner Music Poland)(Poland'69)
ポーランドの国民的シンガーにして、プログレッシヴ・ロック界にも大きな足跡を残した故ニェーメン。本作は、ニュー・ロック/アーリー・プログレッシヴ期の到来を告げる'69年の4作目です。ブルース/ソウルに根ざした、振絞るような絶唱voと自らのオルガンをフィーチャーしたバンド(M.ウルバニアクもsax/flで参加)での録音で、実は「NIEMEN ENIGMATIC」がバンド名/タイトルだったようです。混声合唱を導入し、ミサ曲とフロイド/プロコル的ニュー・ロックが合体した大曲M1は圧巻で、ニェーメン初期を代表する名作。リマスター、三面紙パッケージ、豪華ブックレット(英文併記)付き仕様にての再発!

〜ザイフェルト、ウルバニアク、シュタンコらが参加した'70年ライヴ(前半部)がとりわけレアな、発掘音源!〜

 

NIEMEN
/On Stage 1970/1972

(CD/Green Tree)(Poland'70/'72収録)
Green Treeより、ポーランドの国民的シンガーだった、故ニェーメンの、'70年ジャズ・ジャンボリーでのライヴM1,M2(計20分)及び'72年のライヴM3,M4,M5(計45分)をカップリングした発掘リリース。前半は女性vo入りで、ジャズ寄り。ザイフェルト、ウルバニアク、シュタンコら、当日出ていた?面々がゲスト参加したM2は特にレアです。後半'72年はSBBの3人+ダブルベース, tpがバック、凶悪サイケな長尺ジャズ・ロックから絶唱ブルージーな"Strange Is This World"まで、こちらも充実!ド迫力!

〜ポーランドが生んだ偉大なるシンガー、ニェーメンの、こちらはSBBのメンバーをバックに従えたド迫力ライヴ!〜

 

NIEMEN
/Live In Helsinki 1973

(CD/Green Tree)(Poland'73収録)
ポーランドを代表する国民的シンガーにして、プログレッシヴ・ロック史上にも大きな足跡を残した故ニェーメン。Green Treeからリリースされた、こちらは'73年ヘルシンキでのライヴ(本編3曲36分)。バックはSBBの3人で、ふりしぼる絶唱ブルージー・パートからジャズ/サイケ・ジャム風の長大インプロ〜ソロ回し、ヘヴィに大暴れの名曲"Strange Is This World"まで、ド迫力の内容です!'72年の2曲(9分)ボーナス追加!

〜ハンガリー・トラッドの奇才、ニコラ・パロフの'12年新作! 「ワールド・ミュージック」博覧会的傑作!〜

NIKOLA PAROV
/Minden Amit tudni Akartal A Vilagzenerol

(CD+Book/Tom-Tom)(Hungary'12)
「リバーダンス」のハンガリー版的?大掛かりな作品から、コアなバルカンものまで、多彩な作品をリリースしているハンガリー・トラッドの奇才、ニコラ・パロフの'12年リリース。ダニエル・セーペの向こうを張った?豪華ブック仕様の1CD。ケルト、ハンガリー〜バルカンから中近東、アジアまでを視座に入れたパロフ流「ワールド・ミュージック」博覧会の趣! 女性シンガーBognja Sviliaや、元グル・グル〜エンブリオのR.シェファーらが参加! 注目の傑作です!

〜ハンガリー版「リバー・ダンス」?バルカン・トラッド系傑作!〜

NIKOLA PAROV
/Alomido

(CD/Tom-Tom)(Hungary'10)
ハンガリーきってのシンフォニカル・トラッド系オーガナイザー/マルチ・プレイヤー、ニコラ・パロフの'10年スタジオ作品。マカームとの共演で知られるサローキ・アーギら多数の女性vo、男性vo/クワイア、管、弦などをフィーチャーして、正にハンガリー版「リバー・ダンス」ともいうべき、シアトリカルかつダイナミックなサウンドを展開しています。バルカン変拍子の舞曲から、しっとりと女性voが歌い上げる場面。更にはパロフならではのクラシカル/オーケストラル・タッチまで、親しみ易くもスケールの大きい仕上がりです。手応え十分の、注目の傑作!

イスラエル産、幻想サイケ・フォーク♀vo!

NOA BABAYOT
/From A Window To A Wall
(CD/Israel'07)
ESPERS周辺がサポート!ブリティッシュ好きにおススメです!

〜NO NAMEの後継バンド!〜

THE NO NAME EXPERIENCE
/The Clock That Went Backwards

(CD/Progressive Promotion)(Luxembourg'14)
ルクセンブルク産、'93年にCDデビューし、以降4作品を出しているメロディック・シンフォニック・バンド、NO NAMEが改名しての再デビュー作。改名前の4thから8年振りのリリースとなります。専任vo(英語)含む5ピース(+ゲストsax)にて、フロイド、キャメル、ジェネシス等をルーツとした、ハードでブ厚いメロディック・サウンドを展開しています。時にメタリックなエッジを交えた、IQ、ジャディス辺りを思わせる所も有る楽曲は、正統派メロディックのツボを得た高品質なものです。正に心機一転、注目の会心作です!

〜イスラエル産、フルート、アゴ・ギ、kbdを軸としたアンサンブルによる、シンフォニック寄りうたもの〜

NO NAMES
/No Names
(Israel.'75)(CD/Helicon)
'75年イスラエル産。恐らく唯一の作。後にSHESHETに参加するフルート奏者Shem Tov Levy入り。フルート、アゴ・ギ、kbdを軸としたアコースティックで時にクラシカルなアンサンブルによる、シンフォニック寄りうたもの。泣き感覚は少々イタリアものに通じるところがあります。ストリングス入り。インスト曲はかなりプログレ色強し。

〜元SOLARISのリズム隊が新たに結成した、実質的後継バンドのデビュー作!必聴!大スイセン!〜

NOSTRADAMUS
/Testament
(CD/Hungary'08)
'06年のライヴをもって活動を休止したというSOLARISの元リズム隊が新たに結成したSOLARISFUSIONが、更にノストラダムスと改名してリリースした、デビュー・アルバム。リズム隊以外は新顔ながら、カミソリのようなフルート、重厚なkbd(恐らく女性)、ハードなギターを配した劇的なインスト・シンフォニック・サウンドは、正にSOLARIS直系です。よりメタリックなリフや、モダンなリズムも交えつつ、あの「火星年代記」を思わせる部分も多い、SOLARISファン、シンフォ・ロック・ファン注目の会心傑作!

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