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REVIEW ARCHIVES:SCANDINAVIA E
[こちらは、これまでに当店に入荷した商品のレビューのアーカイヴです。
価格・在庫の有無はSET SALE LISTを参照するか、またはお問い合わせください]

〜スプリットCDの前半(エーロ・コイヴィストイネン・カルテット)には、なんとP.カテリーンが全面参加!〜

EERO KOIVISTOINENN QUARTET feat. PHILIP CATHERINE (1974) / NORDJAZZ QUINTET (1975)
/Jazz Liisa - Live In Studio
(CD/Svart)(Finland'74/'75収録)
フィンランドのラジオ局の放送用スタジオ・ライヴ・アーカイヴ音源シリーズ、本CDは前半にエーロ・コイヴィストイネン・カルテット(5曲、約40分)、後半にノードジャズ・クインテット(3曲、約40分)をスプリット収録(1CD)。目玉は何と言っても前半のE.コイヴィストイネン(sax)の演奏で、チャーリー・マリアーノの推薦によりフィンランドを訪れていたというフィリップ・カテリーン(el-g)が全面参加した、カルテット+1による貴重なもの。2ndソロ・リリース期カテリーンの流麗な速弾きもたっぷり交えた、ややファンキーなクロスオーヴァー・サウンド(時にニュークリアス風)が高音質で味わえる、カテリーン・ファン必聴作です。後半のNORDJAZZ QUINTETは、TASAVALLAN PRESIDENTIのPekka Poyry(sax, fl)が参加、el-g入りのファンキー・クロスオーヴァー系で、こちらも好内容!

〜フィンランド・ジャズの大物サックス・プレイヤーの、最もジャズ・ロック寄りの代表作!〜

EERO KOIVISTOINEN&CO
/3rd Version

(CD/PORTER)(Finland'73)
フィンランド・ジャズ界の大物サックス・プレイヤーが、73年にリリースしたアルバムのCD化。ユッカ・トローネン(g)を含む6人組バンドにて、マイルス系テイストを加味した熱いユーロ・ジャズ・ナンバーから、ローズ・ピアノを活かしたメロディアスなイメージまで、ダイナミックなプレイを収録しています。SOFT MACHINE系のリスナーも注目と言える傑作!

〜マイク・オールドフィールドに通じるポストロック+チェンバー的バンドの新作!〜

EFTERKLANG
/Piramida

(CD/4AD)(Denmark'12)
マイク・オールドフィールド系にも通じる、ミニマルなドリーミー・チェンバー/ポストロック・サウンドで人気のデンマーク産バンド、アフタークラングの新作。前作に続き4ADからのリリースで、ジェントリーな男性voを配した'80sタッチのうたものを中心に収めています。映像的にして夢想的なサウンドの広がりが素晴らしい、プログレ向きの傑作!

〜デンマークのプログレ寄りドリーミー・ポスト・ロック・バンドのスタジオ新作!〜

EFTERKLANG
/Magic Chairs
(CD/4AD)(Denmark'10)
デンマークのプログレ寄りドリーミー・ポスト・ロック・バンド:エフタークラングの、オーケストラとの共演アルバムを経ての新作3rdアルバムは、かの4ADレーベルからのリリース!ライヴでコラボレートしたアーティスト7人をゲストに迎え、全編にヴォーカルを導入し、よりポップになった歌ものサウンドは魅力十分!

〜デンマーク産叙情派ポスト・ロック/プログレバンドの、生オーケストラとの08年ライヴ盤!DVD+CDの限定エディション。〜

EFTERKLANG&THE DANISH NATIONAL CHAMBER ORCHESTRA
/Performing Parades
(CD+DVD/Rumkaret)(Denmark'08)
デンマークのドリーミーな叙情派ポスト・ロック/プログレッシヴ・バンドが、07年の傑作3rd『Parades』を、生オーケストラとの共演で丸ごと再現した08年ライヴを収録したDVD(NTSC)。男女ヴォーカルを交えた大編成にて、ミニマル/チェンバー色とチャイルディッシュな夢想感が共存した、時にマイク・オールドフィールドを思わせる楽曲を、スタジオ以上のダイナミズムで演奏しています。観応え、聴き応え共に十分の快盤!本編(約56分)と同内容のCD付き限定盤エディション。DVDにはライヴ・ドキュメンタリーと、アニメーションも用いたPV7曲も収録。

〜ヘヴィ・サイケ/Prog系新バンド! モーターサイコに通じるKC系ヘヴィ・ロック・サウンドが全開!〜

〜マリリン・マズール/FUTURE SONG のギタリストが、サンプル/シンセ奏者と制作した'20新作、Jazzlandより!シリアスかつイマジナリーな、アンビエント/エレクトロ・ジャズ秀作!

 

EIVIND AARSET / JAN BANG
Snow Catches On Her Eyelashes

CD/Jazzland)(Norway'20)
Jazzlandより、マリリン・マズール/FUTURE SONG のギタリスト、E.Aarsetの、'20年新作。サンプル/シンセ奏者とのデュオで、アンビエント・ジャズ〜ノイズ〜エレクトロニカを横断する、シリアスなサウンドを展開している。タイトル通り、冷気漂う、イマジナリーな秀作である。

〜北欧フェロー諸島出身のフォーク/ポップ女性シンガー、'17年のバンド編成ライヴ!〜

EIVOR
Live In Torshavn

(CD/By Norse Music)(Faroe Islands'18)
北欧フェロー諸島出身の、フォーク&ポップ女性シンガー、アイヴォールが、'17年に地元で行ったライヴを収めたアルバム。以前にオーケストラとの共演盤も有ったが、ここではエレクトロもこなすバンドをバックにして、ビョーク系ルーツのポップ寄りサウンドを展開している。もちろん、しっとりとシリアスな面も健在で、北欧トラッド系リスナーも注目の力演である。

EL DOOM & THE BORN ELECTRIC
/El Doom & The Born Electric

(CD/Rune Grammofon)(Norway'12)
Rune Grammofonレーベルより、黒色のヘヴィ・サイケ/Prog系新バンドの作が登場。vo/g/per,g,g/ハモンド,drの4人に、ゲスト的にS.Storlokken(ハモンド)らが参加。メロトロンも使用され、近年のモーターサイコにも通じるKC系ルーツのヘヴィ・ロック・サウンドが全開! ズバリ大穴傑作!

[入荷速報]S.ストロッケン(ローズ、ハモンド、メロトロン)率いるアヴァン・キーボード・トリオ、新作6th! ソフト・マシーン+クラウト的ジャズ・ロック化の傑作!

elephant 9
Arrival Of The New Elder

(CD/Rune Grammofon)(Norway'21)
ローズ・ピアノ、ハモンド・オルガン、メロトロン等を駆使する、アナログ・マニアックなキーボード奏者にして、モーターサイコとの共演でも知られる、スターレ・ストロッケン(SUPERSILENT)が率いるキーボード・トリオの、ライヴを挟んで、スタジオとしては「Greatest Show On Earth」('18)以来となる6th。従来のハードコア・オルガン・アヴァン・プログから方向転換し、今回は、中期ソフト・マシーン+クラウト/サイケ的ジャズ・ロックにシフトしています。時に疾走し、時に浮遊するグルーヴィ&スリリングなサウンドの、会心傑作です!

〜ノルウェーきってのアヴァン・オルガン・プログ・トリオ、'19ライヴその1!純トリオ!〜

 

ELEPHANT 9
Psychedelic Backfire I

(CD/Rune Grammofon)(Norway'19)
モーターサイコとも交流の深い、オルガン/kbd奏者、スターレ・ストロッケンが率いるトリオの、2枚同時発売の'19年ライヴ、その1。こちらは1月9日/10日の、純トリオでの演奏を収めており、直近作「The Greatest Show On Earth」('18)曲のみならず、1st「Dodovoodoo」('08)、2nd「Walk The Nile」('10)のナンバーも演奏している。疾走するリズムの上をオルガンが暴れまわる、正にアヴァン・オルガン・ジャム/プログな快演である。

〜ノルウェーのアヴァン・オルガン・プログ・トリオ、'19ライヴその2! こちらはギター入り!〜

 

ELEPHANT 9 with REINE FISKE
Psychedelic BackFire II

(CD/Rune Grammofon)(Norway'19)
S.ストロッケン(org、kbd)率いるアヴァン・プログ・トリオの、'19ライヴその2。パート1の翌日/翌々日の1月11日/12日に収録されており、こちらには、元・ランドベルク〜現・ドゥンエンのギタリスト、ライネ・フィスケが参加。連名作からの曲のみならず、オリジナルはギターレスだった1st/2ndのナンバーもプレイしている。ライフタイム〜S.マシーン系をサイケに寄せたような、アヴァン・ジャズ・ロックが炸裂する、これまた快演である。

〜ノルウェーきっての暴れ系オルガン・アヴァン・トリオの、疾走感抜群の傑作!〜

elephant 9
/Greatest Show On Earth

(CD/Rune Grammofon)(Norway'18)
モーターサイコとの共演も記憶に新しい、ノルウェーのkbd(ハモンド、ローズ、ピアノ、メロトロン、ミニモーグetc.)奏者、スターレ・ストロッケンが率いるアヴァン・プログレッシヴ・トリオ、elephant 9の'18年新作。時にキース・エマーソンへオマージュしたかのような、アグレッシヴなオルガン/ピアノと、多用されるメロトロンが、ヘヴィかつサイケデリックな反復系ジャズ・ロックと相まった、弾き倒しハイパワー系サウンドは今回も圧巻です。ライフタイム系+高円寺系ハードコア?なまたも傑作!

〜何と、今回はメロトロン入り!ノルウェー産アヴァン・ジャズ・ロック・トリオの新作4th!〜

elephant 9 with reine fiske
/silver mountain

(CD/Rune Grammofon)(Norway'15)
キーボード奏者、スターレ・ストロッケンが率いる、ノルウェーきってのアヴァン・ジャズ・ロック&ヘヴィ・サイケデリック・トリオの、「Atlantis」('12)に続くスタジオ4代目。前作に引き続き、ライネ・フィスケ(g/元ランドベルク、パートス)がゲストで加わっての録音です。今回は何と、メロトロン(!)が導入され、クリムゾンやアングラガルドがサイケ化したような面から、オルガンと、こげついたギターが舞う反復、そして叙情的なまでのパートまで、更にプログレッシヴ寄りの仕上り。ゴリ押しパワーも健在で、マグマ系やジャーマン/北欧サイケ・リスナーも注目の大傑作!

〜キース・エマーソンが高円寺化!? 凶暴極まるアヴァン・オルガン・プログレ・トリオ!〜

elephant 9 with Reine Fiske
/Atlantis

(CD/Rune Grammofon)(Norway'12)
ノルウェーのシリアスアヴァン・ユニット、SUPERSILENTのkbd奏者にして、近年はモーターサイコとの連名作もリリースしている、Stale Storlokkenが率いる、オルガン・アヴァン・プログレッシヴ・トリオの、「Walk The Nile」に続く新作3rd。ハモンドのみならずローズ、ミニモーグ、ピアノも用いたkbdを主役に、今回は3曲にギタリスト、R.Fiskeも加わっての録音になっています。エマーソンが高円寺系ハードコア化したような、フリーキーかつ凶暴なサウンドが、更なるヘヴィネスとトランシーなまでの疾走感で襲いかかってくる、圧倒的パワーとインパクトの傑作!

〜さながらエマーソンがハードコア・ジャズ化!?ゴリ押しアヴァン・プログレ・キーボード・トリオの2nd〜

elephant 9
/Walk The Nile
(CD/RuneGrammofon)(Norway'10)
ノルウェーのシリアス/アヴァン・ユニット:SUPERSILENTのキーボード奏者:Stale Strlokkenが率いる、アヴァン・プログレッシヴ・トリオの、『dodovoodoo』('08)に続く2作目。今回も、さながらキース・エマーソンがハードコア・オルガン・ジャズ化したような、ヘヴィに疾走する反復アンサンブルと、エレピやシンセも交えつつ、弾きまくりオルガンプレイが炸裂しています。時に3rd期のSOFT MACHINEが高円寺百景化したような?イメージもある、圧倒的パワーが溢れだす痛快なる傑作!

〜超絶技巧派トリオの04年作品。爆裂する極限のザッピング・バカテク・インスト!〜

ELECTROCUTION250
/Electric Cartoon Music From Hell

(CD/AVALON)(Sweden etc'03)
驚くべき、超絶ミクスチャー型テクニカル・メタル・ジャズ・ロック・バンド。ミネソタ拠点のギタリスト兼ベーシスト:トッド・デューン、メロデスバンド:DARKANEのドラマーでもあるピーター・ウィルドアー、スウェーデン出身のキーボーディスト:ラレ・ラーションによるトリオ編成で、ZAPPA、或いはNAKED CITYを思わせる、爆裂するザッピング感覚のもと、テクニカル・フュージョン、ハードコア、メタル、エクスペリメンタルなどの要素を、恐るべきスピード感とテクニックで次々と繰り出しまくります。ロン・ジャーゾンベクやマッツ&モルガン、7for4 を思わせつつ、この種としては極限的ともいえる技巧と密度で圧倒する超傑作!

〜フィンランドの名バンドの全録音を収めたお徳用4CDが登場!〜

ELONKORJUU
/Seasons

(4CD/EMI)(Finland'72-'11)

'72年にニュー・ロック/初期プログレッシヴ寄りの名作「Harvest Time」を残し、後に改名しHARVESTとしての2nd「Flying 〜」('78)を出したフィンランド産バンド、エロンコルジュ。その後、復活しての3rd「Scumbag」('04)、'09年のライヴ2CD「Scumbag Goes To Theatre」とリリースされていますが、本4CDは、それら全4作品を丸ごと収め、更にボーナス的に'74年(2曲)、'77年(1曲)、'79年(5曲)、'11年(3曲)の未発ライヴを追加した、正に全部入りのお徳用!

〜何と復活したフィンランド・ニューロックのカルト・バンド、09年ライヴ2CD!オリジナル・ヴォーカリストも参加!〜

ELONKORJUU
/Scumbag Goes To Theatre

(2CD/TouchRecords)(Finland'09録音)
72年にニュー・ロック/初期プログレッシヴ・ロック・サウンドの名作『Harvest Time』を残し、後に改名しHARVEST名義で2nd『Flying High,Running Fast』('78)を発表したフィンランド産バンド:エロンコルジュ。何と復活して、通算3rd『Scumbag』('04)をリリースした彼らの、こちらは09年に行われたライヴを収録した2枚組。新作からの曲と旧曲、未収録曲をたっぷりプレイしており、オルガンとギターが熱く迫る、ブルース・ロック及びフュージョンが存分に味わえます。オリジナル・シンガーが加わっての、1stからの楽曲(CD-2 @AD)は、とりわけ聴き物!

〜フィンランド・ニューロックのカルト・バンド、04年復活作品!オルガン・ブルース・ロック&フュージョン〜

ELONKORJUU
/Scumbag

(CD/TouchRecords)(Finland'04)
72年にニュー・ロック・テイストの名作『Harvest Time』をリリース。その後HARVESTにバンド名を改名し、フュージョン作品『Flying High,Running Fast』を78年にリリースしたフィンランド産バンドの、何と復活スタジオアルバム。オリジナルのギタリストとベーシストの二人に、新たにキーボーディストとドラムスが加わった4ピースによる録音です。オルガンを効かせたレトロなブルース・ロックから、WEATHER REPORT風フュージョンまで、70年代の2作品のテイストをミックスした好内容!

〜Geir Lysne〜Django Bates系リスナー注目の北欧ジャズ・アンサンブル!〜

ENSEMBLE DENADA
/Windfall

(CD/Ozella)(Norway'13)
ノルウェー産、el-g入りブラス/ジャズ・アンサンブルが、作曲家Helge Sundeの楽曲を演奏したアルバム。現代音楽的ともいえる、複雑かつ緻密なアンサンブルと、疾走感のあるジャズ色が融合した、ハイ・テンションなサウンドを展開しています。北欧らしい透明感と広がりも交えた、Gary Lysne〜Django Bates系リスナー注目の快作となっています!

〜現・アングラガルド/BRIGHTEYE BRISONのドラマー、シリアスなドラム・コンチェルト作!

 

ERIK HAMMERSTROM
Glodhet Rytmisk Svarta

(CD/AMS)(Sweden'19)
現・アングラガルド/ブライトアイ・ブライゾンのドラマーの1stソロ。自らのdr、per、el-bに、ブラス、ストリングス等を交えた、ストラヴィンスキー/ザッパ系ルーツの、現代クラシカル〜シリアス調ドラム・コンチェルトを展開している。V.ドナティの「The Dawn〜」('16)辺りに通じる、スリリングな変拍子の嵐で迫る、注目の快作である。

[入荷速報]ノルウェーきってのジャーマン系ヴェテラン・ギタリスト/シンセ奏者の'21新作!シーケンス/リズムも用いた、タンジェリン〜シュルツェ系エレクトロ秀作!

ERIK WOLLO
Recurrence

(CD/Projekt)(Norway'21)
ノルウェーきってのジャーマン系ヴェテラン・ギタリスト/シンセ奏者、エリク・ウォローの、ソロとしては(前作「Sources」は初期未発集だった為)「Threshold Point」('18)以来となる新作。'20年の録音で、今回は、シーケンス、リズムも用いた、タンジェリン・ドリーム〜クラウス・シュルツェ系のスペイシー・エレクトロ・サウンドを展開しています。むしろポポル・ヴー的なゴシック色や、北欧らしい冷気など、ウォローならではの個性も発揮された、流石の秀作です!

【入荷速報】ノルウェーきってのジャーマン系ギタリスト/シンセ奏者の、こちらは'87年4th! いかにもな'80年代な音色のシンセが懐かしくも新鮮な好作!

ERIK WOLLO
Silver Beach

(CD/Margen)(Norway'87)
ノルウェーきっての多作なジャーマン系ギタリスト/シンセ奏者、エリク・ウォローの、こちらは'87年の4th。('05再発盤、ボーナス5曲/'93録音追加) 近作とは大分イメージの異なる、いかにも'80年代な音色のシンセを主体としたアンビエント(一部ポップ寄り)という趣の作品になっています。矢張りタンジェリン、アシュラ系ルーツの、懐かしくも新鮮な、要・注目の好作です!

【入荷速報】ノルウェーきっての多作なジャーマン系ギタリスト/シンセ奏者の'21作! 近年ではギターの比重が高い、タンジェリン/アシュラ系トリップ・アンビエント!

ERIL WOLLO
North Star

(CD/Projekt)(Norway'21)
極めて多作な、ノルウェーのジャーマン系ギタリスト/シンセ奏者、エリク・ウォローの、「Recurrence」('21)と同時期に出た(前作?)アルバム。いつもながらの一人マルチによる、タンジェリン〜アシュラ系ルーツのトリップ・アンビエントですが、今回は、シーケンス・シンセは控えめで、近作の中ではギターの比重が高い印象。スペイシー・ゴシックとも言うべき、ダークな面を押し出した、注目の力作です!

〜ノルウェーきっての多作なg/マルチ奏者、全未発アーリーワークス!タンジェリン系!〜

ERIK WOLLO
Sources - Early Works 1986-1992

(CD/Smalltown Supersound)(Norway'19)
ノルウェーきっての多作なギタリスト/マルチ奏者、エリク・ウォローの'19ニュー・リリースは、タイトル通りの初期トラックス。全未発。2nd「Dreams〜」('84)、3rd「Traces」('85)、4th「Silver Beach」('87)時のセッションを中心に収めており、1stのみテリエ・リピダル風でしたが、ここではシンセ・メインのジャーマン系にシフト。タンジェリン〜アシュラ〜ポポル・ヴー等を思わせる、シリアスかつイマジナリーなサウンドの好内容である。

【入荷速報】ノルウェーきってのジャーマン系ギタリスト/シンセ奏者、'23最新作!ロック性も加味した、荒涼たるアンビエント・サウンドの秀作!

ERIK WOLLO
The Shape Of Time

(CD/Projekt)(Norway'23)
ノルウェーきってのジャーマン系ギタリスト/シンセ/マルチ奏者、エリク・ウォローの、「Sojourns」('22)に続く'23最新作。'22年のスタジオ録音で、全編一人多重録音。一部に打ち込みドラム使用、ギターの比重も高めの、ロック寄りな作風は前作と同傾向ですが、より荒涼とした、タンジェリン・ドリーム、クラウス・シュルツェ、ポポル・ヴー等を思わせるサウンドが広がります。この上なくイマジナリーなアンビエントの秀作です!

〜タンジェリン・ルーツのアンビエント/エレクトロ新作!〜

ERIK WOLLO
/Infinite Momernts

(CD/Projekt)(Norway'18)
テリエ・リピダル・フォロワーとして登場し、その後は長くタンジェリン・ドリーム、アシュラ等ルーツのジャーマン・エレクトロよりdサウンドを追求しているノルウェーのギタリスト/シンセ奏者、エリク・ウォローの、「Threshord Point」と同時期に出たアルバム。こちらは明確なアンビエント・アルバムで、タンジェリン風のドローン・シンセ(シーケンスは無し)を中心に、一部サウンドスケープ系のギターも交えた内容。美麗な音世界の力作である。

〜ジャーマン〜エレクトロ指向のサウンドを追及するE.ウォローの、流麗な仕上りの'18年新作!〜

 

ERIK WOLLO
/Threshold Point

(CD/Projekt)(Norway'18)
ノルウェーのヴェテラン・マルチプレイヤー、エリク・ウォローの'18年新作。最初期こそテリエ・リピダル系でしたが、以降はジャーマン・ロック〜エレクトロ指向のサウンドを追及している人物だけに、今回も、タンジェリン、シュルツェ、アシュラ等のベルリン・スクール影響下(一部ポポル・ヴー的?)の、アンビエント〜ニューエイジ寄りサウンドを展開しています(パーカッション系リズム入り)。ゴシック・ムードもあるのが特色ですが、全体には流麗な仕上りの秀作!

〜ノルウェーが生んだジャーマン系アンビエント・トリップ・アーティストの、自然の情景を描いたような新作2CD!〜

ERIK WOLLO
/Different Spaces

(2CD/Projekt)(Norway'17)
デビュー当時はテリエ・リピダルの影響下にあったものの、2作目以降はK.シュルツェ、タンジェリン・ドリーム、アシュラ等ジャーマン・エレクトロ系を志向した作品を創り続けているノルウェーのヴェテラン、エリク・ウォローの'17年新作2CD。各種ギター、シンセ、プログラミングを用いて、今回はジャケットのイメージ通り、自然の情景を描いたような、アンビエント寄りジャーマン・サウンドとなっています。まさにシュルツェと「炎」フロイドを合体させたような側面から、リズム入りのニュー・エイジ風、S.グルンベルグやポポル・ヴーを思わせるヘブンリーな曲想まで、非常に充実した仕上り。クラウト・リスナーにおススメです!

〜流麗な広がり重視のたおやかなニュー・エイジ寄りの作風!〜

ERIC WOLLO
/Echotides

(CD/Projekt)(Norway'15)
今やノルウェーきっての多作なトリップ/アンビエント/エレクトロ・アーティストとなった、エリク・ウォローの'15年新作。今回もM1、M4にパーカッションが参加している以外は自らのギター、ギター・シンセ、キーボード、プログラミングによる、タンジェリン・ドリーム/クラウス・シュルチェ系ルーツのジャーマン風シンセ・サウンドを展開しています。今回はダークさは控えめ、流麗な広がり重視のたおやかなニュー・エイジ寄りの作風。クラウト派も注目の力作です!

〜一人マルチ録音にて、タンジェリン・ドリーム系+アンビエント・フュージョン/ニュー・エイジ的作風を展開!〜

ERIC WOLLO
/Blue Radiance

(CD/Projekt)(Norway'15)
ノルウェーきってのギタリスト/マルチ・プレイヤー、エリック・ウォローの'14録音ニュー・アルバム!シンセ、プログラミング等一人マルチ録音にて、タンジェリン・ドリーム系+アンビエント・フュージョン/ニュー・エイジ的作風を展開。今回は、メロウな手触りの仕上がりです!

〜ノルウェーきってのメロディアスなアンビエント・ジャズ系ギタリストの'13録音作!〜

ERIK WOLLO
/Timelines

(CD/Projekt)(Norway'13録音)
ノルウェーきってのトリップ・アンビエント〜ジャーマン系ギタリスト、エリック・ウォローの'13年録音の新作! 各種g,el-b,kbd,per,サンプラー/プログラミングの一人多重録音による、流麗かつメロディアスなアンビエント・サウンドスケープを展開しています。今回はニュー・エイジ寄りですが、タンジェリンやアシュラをルーツとした反復/トリップ色も健在です。ジャーマン系リスナーはもちろん、クリアーなアンビエント・ジャズ/ECM系を好む向きも注目の力作!

〜テリエ・リピダル+タンジェリン・ドリーム的ギタリストの近作3タイトルの新規リマスター・セット!〜

ERIK WOLLO
/Traces - Images Of Light - Solstice (Special Remastered Editions)

(3CDセット/Spotted Peccary Music)(Norway)
テリエ・リピダル+タンジェリン・ドリーム的アンビエント/トリップ・ギター&シンセ・サウンドを得意とする、エリック・ウォローの近作3タイトル、「Traces」「Images Of Light」「Solstice」の新規リマスター版を束ねたセット(通常の紙パッケージ3枚を紙で束ねたもの)。限定500セット、ナンバリング&サイン(?)入りスペシャル・エディション!

〜今回はミステリアスなイメージ!ノルウェーきってのギタリスト/マルチ・プレイヤー〜

ERIK WOLLO
/Gateway

(CD/PROJEKT)(Norway'10)
テリエ・リピダルの後継者とも称された、ノルウェーきってのアンビエント・ジャズ系ギタリストの、07年から09年にかけて録音されたニューアルバム。今回は完全なマルチ・ソロで、ジャーマン〜ASH Ra系と、ECM〜シリアス色を合体させたサウンドは健在。ジャケットのイメージ通り、ややダークでミステリアスなタッチで仕上がった1枚。

〜元WIGWAMの鍵盤奏者の通算7枚目のソロ。冷気漂うシリアスなシンセ・ミュージック作品〜

ESA KOTILAINEN
/Soiva Tehdas

(CD/RunningMoose)(Finland'11)
WIGWAMへの参加歴もある、フィンランドのシンセサイザー奏者の、『−51℃』('10)に続く7作目のソロ。今回は、フィンランドの木工所?の具象音を交えつつ、ダークでシリアスな深淵シンセ・サウンドを展開した、冷気漂う作風です。ジャーマン系というより、むしろミハイル・チェカリンなど、ロシア系にも通じる、硬質にしてイマジナリーなエレクトロ良作。

〜元WIGWAMのキーボーディスト、6thソロ!一人多重録音によるイマジナリーなアンビエント・シンフォ作品〜

ESA KOTILAINEN
/−51℃
(CD/PresenceRecords)(Finland'10)
WIGWAMの『Nuclear Night Club』('75)にサポートし、同バンドの01年再編アルバム『Titans Wheel』にも参加していたキーボーディストの、6作目となる新作ソロ。メロトロン、モーグ、アープ等アナログ主体のキーボード類と、フォーク風メロディのアコーディオン、ベースなどを一人多重録音しています。ジャケやタイトル通り、北欧の冬もイメージさせつつ、ヒューマンな暖かみも感じさせる、イマジナリーなアンビエント・シンフォニック秀作!

〜ex. WIGWAMのkbdの'75ソロ!初CD化/2ボーナス!〜

ESA KOTILAINEN
/Ajatuslapsi
(Finland.'77)(CD/Love)
WIGWAMの「Nuclear Nightclub」('75)、ユッカ・トローネン(TASAVALLAN PRESIDENTI)の「The Hook」('74)、「Hysterica」('75)に参加していたkbd奏者の'75年ソロ作が初CD化。ミニモーグ、アープ、ハモンドなど、各種アナログkbdの多重による完全ソロになっており、タンジェリン・ドリームやピンク・フロイドを思わせる部分も交えた、シリアスかつメディテイショナルなシンセ・プログレッシヴ・サウンドを聴かせます。全体には硬質なエクスペリメンタル風味ながら、北欧らしい夢想感たたえたジャーマン系リスナー注目の力作です!ボーナス・トラック2曲追加!!

〜故ペッカ・ポーヨラ関連作の中でも極めつけのレア・アイテムが待望の初CD化!〜

エスプー・ビッグ・バンド・ウィズ・ペッカ・ポーヨラ
/イエスタデイズ・ゲイムズ

(CD/ベル・アンティーク)(Finland'86)
故ペッカ・ポーヨラ関連作の中でも、極めつけのレア・アイテムが待望の初CD化。エスプー・ビッグ・バンドの依頼を受けて書き下ろした4部構成の組曲を、自身もel-bで全面参加して録音。北欧ならではの暖か味を以て胸に迫る、ペッカ節というべき独特のメロディを軸に、ビッグ・バンドを見事に使いこなした躍動感と、スケール感を持つ本作は、実質上ペッカのリーダー作といえるものであり、彼の数々の傑作群と並ぶ出来映えです! '98年のライヴ(こちらはペッカは不参加)を追加収録!

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