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REVIEW ARCHIVES:SOUTH-AMERICA F-G
[こちらは、これまでに当店に入荷した商品のレビューのアーカイヴです。
価格・在庫の有無はSET SALE LISTを参照するか、またはお問い合わせください]

【入荷中・レコメンド】ソフト&メロウなパスコアール! 現代ブラジル最注目ギタリストが、かのイチベレ・ズヴァルギのアンサンブルと共演の秀作! (日本盤)

 

FABIANO DO NASCIMENTO &
ITIBERE ZWARG COLLECTIVE

Rio Bonito

(CD/Rings)(Brazil'22)
'83年リオ生まれ、現在はLA拠点の、現代ブラジリアン・シーン最注目のギタリスト、ファビアーノ・ド・ナシメントの'22年作。何と、かのエルメート・パスコアールの右腕、イチベレ・ズヴァルギのコレクティヴ(dr,b,vln,cello,p,fl,sax,etc。自身は演奏していない)との共演作。アコースティック・ギターによる、持ち前の上品なアンビエント・フュージョン色と、正にパスコアール系の複雑・超絶アンサンブルが相まって、『ソフトでメロウなパスコアール』的仕上がりとなった秀作です!ボーナス・トラック1曲追加、トータル11曲29分。日本盤。

【入荷速報】あのTRIO CURUPIRA のギタリスト、'19年1stソロが初入荷! 女性スキャットvo入り、エルメート+メセニー的、メロディアスなブラジリアン・フュージョン快作!

 

FABIO GOUVEA
Decenio

(CD/Blaxtream)(Brail'19
「現・エルメート・パスコアル・バンドのピアニスト、アンドレ・マルケス等とのトリオ、TRIO CURUPIRA のギタリストの'19年1stソロ。('20年に2nd リリース済み) 当店初入荷。エルメート・パスコアル直系のTRIO CURUPIRA に対し、こちらではスキャット女性シンガーもフィーチャーしたバンドにて、よりメロディアスで流麗なブラジリアン・フュージョンを展開しています。パスコアル風味も随所に有る、全4楽章からなる内容は、時にカンタベリー系やメセニーを思わせて、正に快作と言える一枚です!

〜アルゼンチン産レコメン/チェンバー・ロックの雄による、ミニマル/シリアス色も強いシアトリカル・サウンド!〜

FACTOR BURZACO
/3.76

(CD/Belle Antique)(Argentina'16)
作曲家Abel Gilbertが率いる、アルゼンチン産レコメン/チェンバー・ロックの雄、ファクトル・ブルザコの、「3」に続く新作4th。小川美潮を思わせる、キュートかつコケティッシュな女性シンガー、カロリーナをフロントに、p, el-g, b, fl, cl, sax, dr, vibe等のアンサンブルにて、ミニマル/シリアス色も強い、ヘンリー・カウ、KC系ルーツのシアトリカルなサウンドを今回も展開。男性シンガーを交えた曲など、ブラジルのアヒーゴ・バルナベーに通じるところもあります。ダイナミックかつスリリングな仕上りの傑作です!

〜アルゼンチン産チェンバー・ロック・プロジェクトの3作目!〜

ファクトル・ブルサコ
/3

(CD/ベル・アンティーク)(Argentina'14)
アルゼンチン産、キュートでコケティッシュな声質の女性voをフィーチャーし、作品ごとに異なった編成で、作曲家Abel Gilbertの楽曲を演奏する集団、ファクトル・ブルサコの3rdアルバム。緻密さと優美さを併せ持った楽曲に、ラテン・アメリカならではの陰りを漂わせた作風は、「アンレスト」期ヘンリー・カウやストーミー・シックスを現代アヴァン・プログレッシヴ的に継承したような魅力に溢れています。シリアスなインプロ系からポップ目の側面まで、小川美潮を思わせる女性voが抜群の傑作!

〜キュートな女性ヴォーカルをフィーチャーした、アルゼンチン産バンドの2作目〜

FACTOR BURZACO
/II

(CD/AltRock)(Argentina'11)
コンポーザー/アレンジャーのA.Gilbertがオーガナイズする、女性ヴォーカル入りレコメン/チェンバー系バンドの、6年振り2作目。ブラス、アコーディオン、ヴィブラフォン/パーカッションなどを含む、総勢16名の拡大編成にて、よりシリアスかつミニマルな、浮遊する暗黒空間色を押し出しています。日本で言えば小川美潮を思わせる、キュートな女性ヴォーカルを活かした、HENRY COW+SLAPP HAPPY的ナンバーも健在な一方で、怪しい男性ナレーション/ヴォーカルも交えた、MAGMAと言うよりもアヒーゴ・バルナベー的なシアトリカル性が際立つ、高水準な傑作!

〜コケティッシュな女性voをフロントにした南米チェンバー・ロック!アヴァン・ポップ好きにおススメ!〜

FACTOR BURZACO
/Factor Burzaco
(CD/Argentina'06)
ジスモンチ、クリムゾン、GG、H.カウ、リグティー、ドビュッシー等に影響を受けたというコンポーザー/アレンジャーがオーガナイズするバンドの1st。コケティッシュな魅力をふりまく女性voをフロントに、g、b、p、dr+管、弦の編成にて、南米らしいキャッチーさと硬質なセンスが激しく交錯する、レコメン/チェンバー・ロックを展開しています。さながら、アヒーゴ・バルナベーとFULANOの中間を行くような、南米女性voアヴァン・ポップの極上品です。変拍子マニアも注目の大傑作!

〜アルゼンチン産、プログレッシヴ・ジャズ・ロック/フュージョンバンドの新鋭!〜

FANTASIA CROMATICA
/Fantasia Cromatica (CD/Argentina.'08)
アルゼンチンから登場した、kbd、g、sax、b、drの5人組メロディアス・プログレ・フュージョン/ジャズ・ロック・バンドのデビュー作(06)。流麗なピアノ、ジャコ〜P・ジョーンズ風の手数b、速弾きから泣きまでのel-gをフィーチャーし、テクニカルなパートからフュージョン風のメローな叙情パートまで、ダイナミックに聴かせます。ウェザー/BRAND X系をベースとしつつも、時にキャメル辺りを思わせるパートも有り、変拍子の疾走感、ドラマティックな展開/切り返しなど、実の所シンフォニック寄り。注目の高品質秀作!

〜ex.PERCUSSONICAのギタリスト、08年新作ソロ!流麗かつテクニカルな南米アヴァン・フュージョン!〜


FELIPE AVILA
/Quase Tudo (CD/Brazil.'08)
元PERCUSSONKAのギタリスト、F.Avilaの新作ソロ。レロ・ナザリオ(kbd、p)、NENE(dr)、Vinicius Dorin(fl、sax)ら、ジスモンチ/パスコアル周辺の強者をレギュラーで迎えたバンド体制にて流麗かつテクニカルな、アヴァン・タッチのラテン・フュージョン/ジャズを展開しています。パスコアル〜GRUPO UMの流れをくむ一方で、アコースティックでメロディアスな側面も盛り込んだ、高品質な力作です!マクラフリン系ファンにもオススメ!

【入荷速報】ドリーム・シアター+アル・ディ・メオラ! ヴェネズエラ出身、驚異のダブルネック16弦ギタリストの新作! 個性極まる傑作! (日本盤)

FELIX MARTIN
The Gathering

(CD/P-Vine)(Venezuela'24)
来る5月には、初来日公演(TesseracTのオープニング・アクトとして)も決定している、ヴェネズエラ出身、バークリー卒のダブルネック16弦ギタリスト、フェリックス・マーティンの新作。ベース、ドラムとのインスト・トリオ・バンドにて、ドリーム・シアター系プログレ・メタルと、アル・ディ・メオラ系のラテン色を融合したサウンドを、タッピング・ギター軸で展開。よりナチュラルなメロディと、屈折・疾走の弾きまくりが、相まった、極めて個性的かつ高水準の傑作です!



〜ヴェネズエラ出身の16弦ギター奏者の新作4th!ジェントよりラテン・ジャズ・メタル!〜

 

FELIX MARTIN
Caracas

(CD/P-Vine)(Venezuela'19)
'10年にデビュー作を発表している、ヴェネズエラ出身、バークリーで学んだ、ダブルネックの17弦ギター(!)奏者の、「Mecanical Nations」('17)に続く4thアルバム。ラテン風味のメロディも多用し、セミアコ/エレクトリック取り混ぜた、トリオ・インストを展開している。従来のキメ倒し/弾き倒しメタル・フュージョン路線を保ちつつ、CHON等、今時のジェント寄りの仕上がりとなったスリリングな快作である。国内盤限定ボーナス・トラック収録。

〜変型14弦ギターを操るヴェネズエラ出身の超絶技巧派新鋭ギタリスト・ライヴ盤!〜

FELIX MARTIN
/Live In Boston

(CD/Prosthetic)(Venezuela'12)
変型14弦ギターを操るヴェネズエラ出身の超絶技巧派新鋭ギタリストの、'11〜'12年に地元ボストンなどで行われたライヴからの音源を収めたCD。b及びdrとのトリオ編成による、ロン・ジャーゾンベクもかくやのキメ倒し+ヘヴィ・フュージョン・サウンドが炸裂の快演!

〜マルコ・ミンネマン(dr)全面参加! 14弦ギタリストの最新作!〜

FELIX MARTIN
/The Scenic Album

(CD/Prosthetic)(Venezuela'13)
マルコ・ミンネマン(dr)全面参加! ヴェネズエラ出身の変型14弦ギターを操るテクニカル・プレイヤー、F.Martinの'13年最新作! Nathan Navarro(b,スティック)とマルコ・ミンネマン(dr)を迎えたトリオにて、超絶テクニカルなキメと切り返しで疾走するアヴァンなまでのメタリック・フュージョンを展開。アリストクラッツ+ロン・ジャーゾンベク+ディシプリン・クリムゾン的な圧倒的なパワーの傑作! マルコ・ミンネマン・ファンも必聴の一枚です!

 

 

FERNANDO FALCAO
Memoria Das Aguas

(LP/Selva Discos)(Brazil'81)
ブラジル、トライバル〜シリアス/アヴァン系パーカッショニストの、'79フランス録音による1st。アレンジをアナクルーサの中心人物、J.L.C.De Diosが手掛けている他、仏〜アルゼンチン人脈プレイヤーが多く参加。ミニマル+ブラジリアンで、ソフトなジスモンチ的イメージもある、イマジナリーな傑作である。因みに原盤はレア。アナログLPでの再発、リマスター。

〜ブラジルのパーカッショニスト、こちらは'87年Carmoからの2nd!前作と並ぶ傑作!LP再発!

 

FERNANDO FALCAO
Barracas Barrocas

(LP/Selva Discos)(Brazil'87)
ブラジル、トライバル〜シリアス/アヴァン系パーカッショニストの、こちらは'87年にE.ジスモンチのCarmoレーベルから出た2nd。フランス録音の前作とは異なり、今作はGRUPO UM、サンパウロ系など、全てブラジル人脈で固めての録音になっている。サウンド自体は前作と変わらず、ソフトなジスモンチ的イメージも有る、イマジナリーな傑作である。LP再発、リマスター。

〜アルゼンチン出身の先鋭タンゴ系俊英ピアニスト、緊張感とロマンティシズムが交錯するシリアス/チェンバー色の強い新作〜

FERNANDO OTERO
/Vital
(CD/WorldVillage)(Argentina/USA'09)
アルゼンチン出身(現在は米国拠点)で、自己のバンドX-TANGOでの作品で知られる、先鋭タンゴ系ピアニスト:フェルナンド・オテロのソロ名義新作。今回はヴァイオリンとのデュオ(9曲)を中心に、バンドネオン、ドラムス、サックス他とのセクステット(C)及びヴァイオリン、チェロ、管楽器、バンドネオン他とのオクテット(G)での演奏を収めています。全体的にシリアスな、近代クラシック/現代音楽色の強い音像の中、鋭角的緊張感と感傷的ロマンティシズムが交錯する流石の仕上がりです。ART ZOYD系リスナーも注目と言える力作!

〜アール・ゾイ系ファンにもオススメ!新世代タンゴの実力者、フェルナンド・オテロの新作!〜

FERNANDO OTERO
/Pagina De Buenos Aires
(CD/Argentina.'06)
アルゼンチン生まれでNYを中心に活動している、新進気鋭のピアニスト/作曲家、フェルナンド・オテロの最新作。新世代によるタンゴを体現している人物として高い評価を受けているサウンドは、バンドネオンが印象的な楽曲はもちろん、高速タンゴ、ジャズ、クラシックを飲み込んだ緊張感溢れるチェンバー・サウンドを展開しています。流麗なピアノ・ソロが作品を引き締める、モダンかつ高密度な傑作!

〜ホラー風世界観のプチ邪悪系メロディック+モダンうたもの的シンフォ・バンドのデビュー作!〜

FLAMENCS
/Doll Ashes

(CD/Flamencs)(Argentina'18)
アルゼンチン産、vo-g, g, kbd, b, drの5人組(+ゲスト)によるモダンうたものシンフォ系バンドの1st。歌詞は英語/スペイン語。比較的正統派のメロディック寄りのところと、ホラー風の世界観によるプチ邪悪ハード/ヴィンテージ(オルガン音入り)系をミックスしたサウンドは、面白味十分です。突如タンゴ調になったりと意表を突く展開も多い力作!

〜ペルーのド根性系プログレッシヴ・ハード・バンドの、フォルクローレ色濃厚な'14年作!〜

FLOR DE LOTO
/Nuevo Mesias

(CD;DVD:NTSC)(Peru'14)
南米ペルー産、アイアン・メイデン+ジェスロ・タル+LOS JAIVAS的、民族メタリック・プログレッシヴ・バンドの、再録盤を挟んで公式作としては「Imperio De Cristal」('11)に続く新作5th。フルート、サンポーニャ、チャランゴ等をフィーチャーした、kbd、女性コーラス含む7人編成(母国語男性リードvo/el-gも含む)にて、辺境系ならではの熱きド根性系の押しの効いたサウンドを展開しています。従来以上にメロディアスなフォルクローレ的哀愁や、シンフォニックな展開を強化した会心作! メイキング(30分)、PV(4曲25分)、ライヴ(2曲10分)入りボーナスDVD:NTSC付!

〜フルートをフィーチャーした、ペルー産の超濃厚ヘヴィ・シンフォニック系バンド、新作5th!〜

FLOR DE LOTO
/Volver A Nacer

(CD/Mylodon)(Peru'12)
ペルー産、フルート/ケーナ/チャランゴ奏者をフィーチャーした、フォルクローレ風味のメタリック・ヘヴィ・プログレッシヴ・バンドの、「Imperio 〜」('11)に続く新作5th。今回は1st〜3rdの楽曲を新録したアルバムとなっています。ハードに疾走するアイアン・メイデン影響下のメタル色と、フォルクローレ的哀愁、更にはスペインやイタリアのハード/ヘヴィ・シンフォ系に通じるフルートの吹きまくりを統合した音像が、更なるパワーで迫る、痛快な傑作!

〜ペルー産、フォルクローレ+ペイガン・メタル+Prog的変態バンドの最新作!〜

FLOR DE LOTO
/Imperio De Cristal

(CD/Mylodon)(Peru'12)
ペルー産、フルート/ケーナ/チャランゴ奏者をフィーチャーした5人組のフォルクローレ・ハード/プログレッシヴ・バンドがリリースした新作4th。熱いvoとジェスロ・タルばりに吹きまくるフルートを軸とした、哀愁のフォルクローレ色は健在な一方、アイアン・銘伝系ルーツのメタル色を従来以上に押し出して、南米版ペイガン・プログレ・メタルの域に突入しています。スリリング&テクニカルなインスト・パートの魅力も強化されており、現時点での彼らの最高作と言える一枚です!

〜フルート入りフォルクローレ・ハード・プログレバンド、更に目まぐるしく新作3rd〜

FLOR DE LOTO
/Mundos Bizarros
(CD/Mylodon)(Chile'09)
チリ産、フルート・フロントのハードプログレバンドの、「Madre Tierra」('07)に続く新作3rd。LOS JAIVASを思わせるフォルクローレ風味と、IRON MAIDEN系80'sHMリフ、さらにはツバ飛ばすフルートが合体して、NUあたりにも通じるハイ・インパクトなサウンドは今回も健在。ある主トラッドメタル的でもありますが、アコースティックな叙情&哀愁もたっぷり盛り込み、ゲスト女性ヴォーカル(2曲)含めてヴォーカルパートも強化しています。よりダイナミックに広がる手応え十分の力作!

〜LOS JAIVAS+NU!チリ産、フルート・メインの個性派新作2nd!〜

FLOR DE LOTO
/Madre Tierra
(CD/Chile.'07)
チリ産、フルート、g、b、drを基本としたインスト主体(一部ヴォーカル入り)のレトロ系ブリティッシュ/イタリア風プログレッシヴ・バンドのセカンド。ジェスロ・タルというよりも、むしろ同国のLOS JAIVASを思わせる、フォルクローレ色濃厚なフルートと、フォーク/サイケ/ハード風味のアンサンブルが相まって、力強くも哀愁をたたえたサウンドになっています。時に邪悪なトラッド・メタル的ムードも有り、スペインのNUやアイルランドのホースリップスの南米版とも言うべき、個性的な大力作!

〜FULANO周辺レーベルより、メロディック寄りオルタナ・ポップ/歌もの新バンドの作!〜

FOSIL
/La Ultima Hora

(CD/El Templo)(Chile'18)
FULANO周辺レーベルEl Temploより、チリ産新鋭バンドの恐らく1st('18)。チャランゴやケーナもプレイする、濃い口のハイトーンvo(一部B.ランゼッティ似)フロントの、ツインg入り5人編成にて、フロイド系メロディック寄りのオルタナ・ポップ/歌ものを展開している。哀愁たっぷりのケーナの響きを含め、メロウな楽曲と南米らしさがたっぷり味わえる、このレーベルとしては異色作ながら、高水準な力作である。

〜アルゼンチン産、プログレッシヴ/オルタナ・ジャズ・ロック・バンドのデビュー作!〜

4INSTRUMENTAL
/4instrumental

(CD-R/Coletivo Forceps)(Argentina'11)
これは面白い!アルゼンチン産、プログレッシヴ/オルタナ・ジャズ・ロック?的インスト・バンドのアルバム!kbd/p/fl含む5ピースにて、レトロ・モダンなイメージから、ややトランシーなサイケ風まで、プログレッシヴなキーボードもふんだんに用いた、個性的なインスト・サウンドは手応え十分です!!変型パッケージ!CD-R(正確にはCDとCD-Rの中間)仕様

【入荷速報】抜群! アルゼンチン産、キーボード奏者を中心とした、プログレ寄りレコメン/アヴァン/ジャズ・ロック!チョコマカ系から南米叙情まで、目眩く傑作!

FRK
El Gremio De Los Satisfeohas

(CD/Viajero Inmovil)(Argentina'20)
アルゼンチンのキーボード奏者/コンポーザー、Enrico Rocca を中心に、曲毎に多数のプレイヤーが参加したプロジェクトの1st('20)。女性ヴォーカル、管、弦、ギター、ドラム等をフィーチャーして、チョコマカと複雑キュートなザッパ系チェンバー/レコメンから、ピッキオ風カンタベリー、フリーキー・ジャズ、流麗アコギとピアノの南米叙情アコースティックまで、全体にプログレ寄り。目眩く展開の意外性と、親しみやすくイマジナリーな面が共存した、チェンバー/アヴァン・ジャズ・ロックの傑作です!

〜チリきってのアヴァン・ジャズ・ロック・バンド、フラノの、'10年メキシコでのライヴを収めた必聴の快演!〜

FULANO
/En Directo ! Festival Ternativo 2010

(CD/Luna Negra)(Chile'10録音)
近時、自らのレーベルからアーカイヴ・ライヴ・シリーズをリリースしている、チリきってのアヴァン・ジャズ・ロック・バンド、フラノ(現在は解散)の、こちらはメキシコのLuna Negraレーベルから出た、'10年の同国のフェスに参加した時の音源を収めたライヴCD。'03年に亡くなったハイメ・ヴィヴァンコ(kbd)の後任メンバー以外は、'97年リリースのフォース以来不動のメンバーで、看板女性シンガーのアルレッテが大活躍する、'02年時よりも流麗でしなやかな、ファンク・レコメン+ラテン・ジャズ・ロックを展開しています。こちらもファンはマストの名演です!

〜'15年に復活作を出すも再び解散してしまったフラノの、'03年に急逝したkbd奏者の最後の演奏とも言うべきライヴ音源!〜

FULANO
/En Vivo En Los Angeles De Chile 2002

(CD/Belle Antique)(Chile'02収録)
'15年に久々の復活作をリリースするも再び解散した、チリきってのアヴァン・ジャズ・ロック・バンド、フラノの、アーカイヴ・ライヴ音源リリース・第2弾。今回は、バンドの中心人物であり、'03年に急逝したハイメ・ヴィヴァンコ(kbd)の最後の演奏とも言うべき、'02年11月の未発表ライヴ音源を収めています。看板の女性シンガー、アルレッテや、現メディア・バンダのクリスティアン・クリソストといった4thアルバムでほぼ同じメンバーにsて、同作曲を中心に演奏。ザッパ〜エルメート・パスコアル・ルーツのファンク・ジャズから意表を突くブルージーな面まで、パンチの効いた女性voも大活躍する、変幻自在の快演です!

〜南米チリきってのアヴァン・ジャズ・ロック・バンド、フラノの名作4thが再発!〜

FULANO
/Trabajos Inutiles

(CD/El Templo)(Chile'97)
チリが生んだ、南米きってのアヴァン・ジャズ・ロック・バンド、フラノの、'97年リリース4th。久しく入手困難でしたが、J.カンポス(b)のEl Temploレーベルより再発です(二つ折り紙パッケージ)。パンチの効いた女性voをフロントに、sax/flもフィーチャーした、ザッパやNY系ファンク・レコメンをルーツとした、強烈なサウンドを展開する一方、従来よりもしなやかなラテン・ジャズ風味を押し出して、エルメート・パスコアル系リスナーにも向く代表作となっています!

〜チリきっての伝説的バンド、フラノがメンバーを一新してまさかの復活5thをリリース!ド傑作!〜

FULANO
/Animal En Extincion

(CD/Belle Antique)(Chile'15)
'80年代から'90年代のチリにおいて、ザッパ、エルメート・パスコアル、ヘンリー・カウ等の、世界各地の意欲的な音楽に触発されながらも、独特かつ世界レヴェルの強固な音楽性を獲得したフラノの、まさかの新作5th。bのJ.Camposとsax/flのC.Crisosto(メディア・バンダ)の2名以外はメンバーを一新、女性vo, kbd, 3管含む7人編成で、NY系レコメン〜ファンク/ジャズ・ロック寄りの強力なサウンドを展開。疾走感とパワーに溢れた、往年の彼らをも上回る出来ばえの大傑作です!(残念ながら'15年末をもって解散)

〜実質未発表だったフラノの'93年ライヴは、アグレッシヴかつ圧倒的テンションの必聴・名演!〜

FULANO
/En La Batuta, 1993

(CD/Belle Antique)(Chile'93録音)
'80年代から'90年代にかけてチリで活動、'15年に久々の復活作5thをリリースした、伝説的アヴァン・プログ/ジャズ・ロック・バンド、フラノの、こちらは実質的に未発表(カセットのみで出ていたとのこと)だった、'93年のライヴ音源。全盛期真っ只中の彼らの姿を収めており、看板だった女性シンガー、アルエッテの強力なvoと、'03年に死去したハイメ・ヴィヴァンコ(kbd)をフィーチャーした、2管入り6人編成での演奏となっています。NYファンク・レコメン寄りの、アグレッシヴかつハイテンションなサウンドを、生々しい臨場感で味わえる、これは必聴の快演です!

〜南米チリを代表するプログレッシヴ・ジャズ・ロック・バンド、'02年の解散ライヴ!〜

FULANO
/ViVo (CD/Chile.'02)
南米チリを代表するプログレッシブ・ジャズ・ロック・バンド、フラノの名演ラストライブ。彼らの解散ライブと言うべき、'02年のステージを収めたライブ盤。1stから4thまで、ベスト的選曲にて、熱いプレイを展開しています。とりわけパワフルかつ変幻自在の女性Voの存在は抜群で、ザッパ/NY系ファンと南米カンタベリー色を融合した不世出のバンドの最後の名演です!Great!!

[ベル・アンティーク国内盤・入荷中]〜アルゼンチン生まれ、現在は米のIN CONTINUUMのシンガーとして活動するGabriel Agudoの1stソロ!かのS.ロザリー、C.ノーランらが参加、近年のマリリオンに通じる、叙情的歌ものプログ傑作!〜

ガブリエル・アグード
ニュー・ライフ

(CD/Belle Antique)(Argentina'20)(税込¥3080)
アルゼンチン生まれ、現在は米のデイヴ・カーズナー(kbd)のバンド、IN CONTINUUM のシンガーとして活動中のGabriel Agudoの、1stソロ。バンド・メイトのD.カーズナー、周辺のF.ペルドモ(g)はじめ、かのS.ロザリー(el-g/2曲、マリリオン)、C.ノーラン(kbd/1曲、アリーナ、ペンドラゴン)も参加している。ストリングスやメロトロン音を交え、S.ホガース風の歌声による、近年のマリリオン+メロディック・ハード的歌ものを展開。初期クリムゾン風の部分など、叙情味たっぷりの傑作である。

〜極上!アルゼンチンのマルチ奏者/シンガーによる、スピネッタ+ミナス系な歌物!

 

GASTON POIRIER
Nudos

(CD/No Label)(Argentina'18)
アルゼンチンのマルチ・プレイヤー/シンガー/コンポーザー、G.Poirierの'18作品。dr/per、g、コントラバスを加えた4ピース・バンドにて、アコースティック・タッチの中にも明確に'70年代プログレッシヴやL.A.スピネッタのルーツを感じさせる、美麗な歌物を展開している。F.ヴェントゥリーニ等、ブラジル/ミナス系にも通じる、南米リスナーは見逃せない、極上の一枚である。

〜ブラジルの叙情派シンフォニックバンドPOCOS&NUVENSのギタリスト1stソロ!〜

GERSON WERLANG
/Memorias Do Tempo
(Brazil'08)(CD/Musea)
ブラジルの叙情派シンフォニックバンドPOCOS&NUVENSのギタリスト1stソロ!同バンドのメンバーを含む女性Vo.b.dr.vln.kbd等を加えたバンド編成にてアコースティック含むメロディアスかつ甘美なトーンのgを押し出したハケット/キャメル系ルーツの南米叙情サウンド良作!!

〜アルゼンチン産、屈折うたものオルタナ・プログレ・ポップ新鋭!〜

GINKGOBILOBA
/Las Reglas Del Juego

(CD/UMI)(Argentina'11)
これは面白い! なにかと注目のアルゼンチンより、屈折オルタナ・プログレ・ポップ的新鋭トリオ登場! 自国語vo、スラップ系ベース、そして時折ロバート・フリップ風になるギターを活かした、ディシプリン・クリムゾンがアメリカン・ヘヴィ・ロック化したような? サウンドは個性十分です。アルゼンチン然としたメロウなvoパートの良く、手応え十分の好作です!

〜ラテン・チェンバー+カンタベリー的新鋭バンドの、多彩でスリリングなアンサンブルが光るデビュー作!〜

EN GLOBO
/En Globo

(CD/En Globo)(Argentina'15)
アルゼンチン産、el-g, アコギ, vln, p/ローズ/fl, フレットレスb, dr/perの6人編成による新鋭バンドの'15年作(現時点での唯一作)。当店初入荷。タンゴ〜ラテン色を導入したカンタベリー・フュージョンという趣きの音像から、ストラヴィンスキーをアレンジしたM8など、完全にチェンバー・ロックと言える面まで、非常に多彩な要素をミックスした個性十分の内容になっています。時にクリムゾン系のルーツやレコメン調の屈折感も盛り込んだ、プログレッシヴ・リスナー向きのスリリングな傑作です!

【入荷速報】メキシコ産、ゴシック/耽美派シンフォニック・バンドの'18年2nd、当店初入荷!女性ヴォーカル入り、アントニウス・レックス系の邪悪ムードが秀逸!

LA GORGONA
Mitos Antiguos, Nuevas Historias

(CD/No Label)(Mexico'18)
メキシコ産、Jaime Garcia Mares (ギター、シンセ)を中心とした、ゴシック/耽美派シンフォニック・ロック・バンドの、「In Quel Luogo」('15)に続く'18年2nd。当店初入荷。トーキング・スタイルも多用した女性ヴォーカル、ベース、ドラムとの4ピースにて、どんよりとしたムードの、時に邪悪なサウンドを展開しています。不安定なヴォーカル、時にメタリックなギターなど、アントニウス・レックス〜ヤクラ周辺に通じる所も。リスナーを異界に誘う力作です!

【入荷速報】アルゼンチンの、ライトでメロウなプログレ・フュージョン、'80&'81作が2in1で初CD化! アナログ・シンセとエレピが懐かしくも新鮮な好内容!

 

GRUPO ENCUENTRO
1980-81

(CD-R/Melopea)(Argentina'80&'81)
アルゼンチン産、Juan Carros Ingaramo (kbd,vo)、Mingu Ingaramo (g)の兄弟?を中心とした、ライトでメロウなプログレ・フュージョン・バンドの全2作品を2in1で初CD-R化。1st「Fabulas Del Cielo」('80)、2nd「Nuestro Hogar」('81)、いずれもサックス、一部にスキャット/ヴォーカル(所謂歌もの曲も有り)をフィーチャー。アナログ・シンセとエレピの響きが懐かしくも新鮮な、キーボード・マニアも注目の好内容です。南米リスナーのみならず、注目のリリース! CD-R。

[入荷中・ベル・アンティーク紙ジャケット]キューバが生んだ、叙情派シンフォニック・ロックの超名作、グルーポ・シンテシスの1stが、紙ジャケット、SHM-CDで国内初発売!

GRUPO SINTESIS (グルーポ・シンテシス)
Sintesis (新たなる一輪の花を探して)

(SHM-CD/Belle Antique)(Cuba'78)
キューバのグルーポ・シンテシス、1978年発表のデビュー作。後に民族色、フュージョン色等を強め、現在でも断続的に活動するバンドだが、本作では本格的シンフォニック・ロックを演奏。スペイン語の女性ヴォーカルにハープシコードやシンセサイザー等のクラシカルなキーボード類のアレンジの妙がラテンの光と影を音に紡いでいく。中南米で最も美しいシンフォ・アルバムと言われる作品。音楽性と演奏力の高さはイタリアン・シンフォの第一線級のバンドに匹敵。初紙ジャケット、SHM-CD、ボーナス・トラック2曲収録、歌詞、対訳付、最新リマスターの決定版的内容!

〜熱きブラジリアン・ジャズ・ロックを展開する、結成40周年を記念した'15年の再結成ライヴ!〜

GRUPO UM
/Uma Lenda Ao Vivo

(CD/Selo Sesc SP)(Brasil'15収録)
エルメート・パスコアル、エグベルト・ジスモンチのバンドで活動していたメンバーによって結成され、'70s後半〜'80s前半に活動、3枚のアルバムを残したグルーポUM。結成40周年を記念して、'15年に行なわれた再結成ライヴを収めたCDが登場です。現在もデュオで活動しているレロ・ナザリオ(kbd)とゼー・エドゥアルド・ナザリオ(dr/per)を中心に、1st/2nd時のメンバーだったM.Senise(sax/fl)、3rdに参加のドイツ人バスクラ/kbd奏者F.Wagner、同じくドイツ人で新加入のF.Herzberg(b)という5人編成にて、マグマやアレアも引き合いに出た、あの超絶的スピード感の熱きブラジリアン・ジャズ・ロックを往年そのままのパワーで聴かせます。エルメート系リスナーのみならず、これは注目の名演です!

〜パスコアル/ジスモンチ門下のジャズ・ロック・バンド、84年の3作目が、リマスター/ボーナス追加で初CD化!〜

GRUPO UM
/A Flor De Plastico Incinerada

(CD/BelleAntique/EditioPrinceps)(Brasil'84)
レロ・ナザリオ(kbd)ら、エルメート・パスコアル、エグベルト・ジスモンチ門下の俊英達により結成された硬派ジャズ・ロック・バンドの、84年の3rdアルバムが初CD化。キーボード、コントラバス、ドラムス/パーカッション/シロフォンのトリオを正式メンバーに、管楽器やマリンバも加わっての録音です。シリアス/フリー(現代音楽)色の強い前半、ジャズ・ロック・サイドの後半という構成になっており、とりわけ後半のダイナミックな疾走感が素晴らしい、会心の傑作!リマスター、ボーナス・トラック3曲追加収録にて!

〜ジスモンチ/パスコアル人脈によるブラジリアン・ジャズ・ロックバンドの大傑作1st!〜

GRUPO UM
/marcha sobre a cidade
(CD/EditioPrinceps)(Brasil'79)
エルメート・パスコアルやエグベルト・ジスモンチのバンドに参加していたメンバーを中心に結成されたバンドの、自主制作1000枚限定でリリースされた1st(79年)のCD化。エレクトリックピアノ、ドラムスの兄弟にベース、パーカッション、サックスの5人編成で、パスコアルの影響を受けつつも、よりオーセンティックなジャズ&ジャズロックを展開しています。ブラジルらしいナチュラルな屈折感を孕みつつ、スピーディかつエネルギッシュなソロとアンサンブルが展開されるパワー十分の佳作。カンタベリー・ファンにもおススメです。

〜アルゼンチンのピアニストが制作した、タンゴ・チェンバー系の力作2作品を2in1にて!〜

GUSTAVO FEDEL
/Tangueados

(CD/MelopeaDiscos)(Argentina'88/89)
アルゼンチンのピアニスト、グスタヴォ・フェデルが制作した、タンゴ・チェンバー系の2作品を2in1で収めてのCD化。89年録音の『Tango Para el 90』は、ピアノ、ヴァイオリン、バンドネオン、コントラバスの4ピースにて録音。リト・ヴィターレがプロデュースした88年作品『Tanguados』は、エレクトリック・ギター、パーカッション、フルート、サックス、エレクトリック・ベース奏者なども迎えた大きめの編成での録音。アストル・ピアソラ ルーツのタンゴ・サウンドの中、時にダークなチェンバー/ジャズ・ロック色を感じさせる後者の作品は特に聴きものです。叙情味も十分!

〜アルゼンチン産、4ピース編成のチェンバー・ジャズ・カルテット!〜

GUSTAVO NASUTI GRUPO
/Todos Los Tiempos Ahora

(CD/Noseso)(Argentina'15)
注目のアルゼンチンより、アコギ/アコーディオン/作曲、バスクラ、ヴァイオリン、ドラムスの4ピースによるチェンバー・ジャズ・カルテット作がリリース!上質です!

〜ブラジルの新鋭キーボーダーによる、イエスやキャメル等ルーツの叙情派志向'70s風キーボード・シンフォ!〜

GUSTAVO SANTIAGO
/Animam

(CD/Gustavo Santiago)(Brazil'16)
ブラジルの新鋭キーボード奏者/コンポーザー、G.Santiagoのデビュー作。自らflや一部bもプレイしつつ、dr, g, b等を加えたバンド・スタイルでの録音となっています(オール・インスト)。エマーソンやウェイクマン影響下の、アナログ・シンセ音、ピアノ、メロトロン音を活かした、イエス、キャメル等ルーツの叙情派寄り'70s志向サウンドは、ダイナミックにしてイマジナリー。クラシカルなパートに南米らしさも十分感じられる、注目の高水準傑作です!

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