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REVIEW ARCHIVES:SOUTH-AMERICA H-I
[こちらは、これまでに当店に入荷した商品のレビューのアーカイヴです。
価格・在庫の有無はSET SALE LISTを参照するか、またはお問い合わせください]

【入荷速報】アルゼンチンの叙情派シンフォ・バンド、'21年最新作は、チェレステ、PFM、バンコ、レ・オルメ等、イタリアン・プログレのフォーキーな名曲のカヴァー集!ゲスト・フルート入り!

HABITAT
Hans, La Nina Y El Principe

(CD/HTT)(Argentina'21)
アルゼンチン産、'98年デビュー(結成は'80年代)の叙情派シンフォニック・バンドの、7年振りの最新作6th('21)。Aldo Pineli (vo、b、g、kbd、etc.)のマルチ・プレイに、キーボード、ドラム、ゲスト・フルートが加わって、今回は、チェレステ"Principe〜"、PFM "DulceMaria(Just Look Away)"、バンコ D.M.S."No Me Pertubes"、レ・オルメ"Juego De Nina"等、イタリアン・プログレッシヴのフォーキーな名曲をカヴァーしています。しっとり控えめな中に、しみじみとした情感をたたえた、良い味出しまくりの秀作です!

〜南米フォーク/うたものの流れとレコメン/チェンバーの中間をいく、イノセントなアヴァン/チェンバー・ポップ!〜

HABLA LAURA
/Descomposiciones

(CD/Noseso)(Argentina'17)
アルゼンチン産、女性vo/トランペットetc.と、男性el-g, etc.のデュオによる、'17年リリース1stアルバム。当店初入荷。どこか少女的なvo(母国語)と、シンプルながらもエフェクティヴな音作りが織り成す、イノセントなアヴァン/チェンバー・ポップ。南米フォーク/うたものの流れと、レコメン/チェンバー系の中間を漂うかのような、不思議な魅力の好作です!

〜アルゼンチン産、GENESIS系叙情派シンフォニック・バンドの4th。オルメのカヴァーも収録!〜

HABITAT
/Tratando De Respirar En La Furia

(CD/LIZARD)(Argentina'10)
アルゼンチン産。スペイン語ヴォーカル/ベース/ギター/キーボードと、ドラムス/パーカッションのデュオによる、叙情派シンフォニック・バンドの、『Puente』('06)に続く新作4th。イタリアのLIZARDレーベルより。ゲストでフルートも加え、GENESIS基調の中にも、スティーヴ・ハケットやCAMEL的なインストや、ディシプリン期KING CRIMSON風味も交えた、カラフルな内容になっています。アマチュア臭さも残るものの、南米らしい歌メロも魅力的で、「南米版シルバーエレファント系」というべき好内容の力作!ボーナス・トラックとして、LE ORMEのカヴァーも収録!!

〜スピネッタ風の節回しが秀逸な、女性voフロントのアルゼンチン産、叙情派フォーキー・ポップ・バンド'06年作!〜

HAMACAS AL RIO
/Mitad De Junio

(CD/Ultra Pop)(Argentina'06)
アルゼンチン産、現在('12)までに3枚のフル・アルバムと1枚のEPをリリースしている、女性voフロントの叙情派フォーキー・ポップ/歌物バンドの、こちらは'06年リリースの2nd。清らかな女性シンガーの歌声を活かした、ややモダンなオルタナティヴ・フォーク的音像は、ゲストflも含めたアコースティカルかつキャッチーなものです。時にスピネッタ系を思わせる、アルゼンチンらしい節回しのメロディが秀逸な、女性voファンのみならず注目の好作です!

〜キュートな女性ヴォーカルをフロントにした、アルゼンチン産レトロ寄り叙情派オルタナ・ポップ〜

HAMACAS AL RIO
/Al Final,El Parque

(CD/HAMACAS AL RIO)(Argentina'10)
アルゼンチン産、キュートな女性ヴォーカル(母国語)をフロントにした、レトロ寄り叙情派オルタナ・ポップ・バンドの3rdアルバム。ピアノ/ローズ/ハモンドを含む編成にて、BEATLES系から、フレンチ風まで、多彩な曲想を展開しています。エレクトロ色を抜いたSTEREOLAB+南米歌物系といったイメージもある、魅力十分の1枚。オーケストレーションも効果的であります。

〜ショーロとジャズをつなぐ、しっとりと豊穣なプレイ!〜

HAMILTON DE HOLANDA
/World Of Pixinguinha

(CD/Brasilianos)(Brazil'15)
現代ブラジルきっての超絶バンドリン(マンドリン風の民族楽器)奏者の'15ニューリリースは、ショーロの開拓者といわれる作曲家/演奏家、ピシンギーニャ(1897-1973)の楽曲を採り上げたアルバム。リシャール・ガリアーノ(アコーディオン)、ウイントン・マルサリス(トランペット)はじめ、主にピアニストとのデュオを1〜2曲ずつ収めています。技巧に裏打ちされた、正にショーロとジャズをつなぐ、しっとりと豊穣なプレイが味わえる、ブラジリアン・アコースティック・リスナー注目の秀作!

〜パスコアル〜ジスモンチ系ルーツの超絶バンドリン奏者による'14年新作!〜

HAMILTON DE HOLANDA
/Caprices

(2CD/Adventure Music)(Brazil'14)
パスコアル/ジスモンチ曲のカヴァー集もリリースしている、ブラジルの超絶バンドリン(マンドリンに近い民族楽器)奏者の'14年ニュー・リリース、2CD。純ソロ/ギター、アコーディオン、ピアノ、ハーモニカ等とのデュオ、さらにパーカッションが入ったトリオの3パタンの演奏が散りばめられており、シンプル目ながらも牧歌性と技巧性が共存したショーロ系ルーツのブラジリアン・アコースティック・サウンドが存分に味わえる、充実のリリース!

〜ジスモンチ&パスコアル影響下の、超絶バンドリン奏者率いるクインテットの「Brasilianos」シリーズ第三弾!〜

HAMILTON DE HOLANDA QUINTETO
/Brasilianos 3

(CD/Adventure)(Brazil'12)
本人たちが参加した、エルメート&ジスモンチのカヴァー集でも注目を集める、ブラジルの超絶バンドリン奏者Hamilton De Holanda。彼が率いるクインテットによる、「Brasilianos」シリーズの第三弾。同シリーズの前二作は超絶チェンバー・ショーロ・ロックともいうべき作風でしたが、本作では哀愁のメロディを切々とした調子で綴る、叙情的な作風に変化。可憐な響きで歌い上げたり、技巧的なソロで魅せるバンドリンはもちろん、バンドネオンを彷彿とさせる音色のハーモニカも聴き応えあり。ジスモンチの「Coracoes Futuristas」にも比肩する傑作!

〜ジスモンチ&パスコアル影響下の、超絶バンドリン奏者率いるクインテットの「Brasilianos」シリーズ第二弾!〜

HAMILTON DE HOLANDA QUINTETO
/Brasilianos 2

(CD+DVD[NTSC]/Adventure)(Brazil'09)
超絶バンドリン奏者、H.デ・オランダが率いるクインテットの、「Brasilianos」シリーズ第二弾! ジスモンチ&パスコアル系ルーツの、軽やかにして屈折、そして優美にしてテクニカルなサウンドは、本作でも全開! ブラジリアン・リスナー必聴! ボーナス・ライヴDVD/NTSC付!

〜ジスモンチ&パスコアル影響下の、超絶バンドリン奏者率いるクインテットの「Brasilianos」シリーズ第一弾!〜

HAMILTON DE HOLANDA QUINTETO
/Brasilianos

(CD/Adventure)(Brazil'06)
注目の超絶バンドリン(ショーロで使用される、マンドリン風の弦楽器)奏者、Hamilton De Holanda率いるクインテットの、「Brasilianos」シリーズ第一弾。ジスモンチやパスコアルの影響を感じさせる、ジャズ・ロック寄りの押しから哀愁のナンバーまで、変幻自在のブラジリアン・ジャズ・インスト傑作!

〜超絶バンドリン奏者とピアニストによる、ジスモンチ&パスコアルのカヴァー集!〜

HAMILTON DE HOLANDA / ANDRE MEHMARI
/GismontiPascoal - The Music Of Egberto And Hermeto

(CD/Adventure)(Brazil'10)
自らのクインテットで「Brasilianos」シリーズを出している、超絶バンドリン奏者H.デ・オランダと、ピアニストA.メマーリのデュオ作! ジスモンチ&パスコアルのカヴァー集となっており、何と1曲ずつ本人たちがゲスト参加しています! これは注目!

〜アルゼンチン産ポーキュパイン〜KScopeレーベル系ポスト・ロックProgバンド2nd!〜

HARD TO BE A GOD
/And Suddenly Problems Appeared

(CD/Twilight)(Argentina'13)
アルゼンチン産、MOGWAIやポーキュパイン・ツリーも引き合いに出される、プログレッシヴ/ドゥーム/ポスト・ロック/シューゲイズ・ミクスチャー・バンドの、'11年1stに続く2nd。ツインg,b,drによるインストを中心に、一部に女性voもフィーチャーしての録音になっています。メタル色は薄く、全体にメロディアスかつ退廃オーケストラルな志向のサウンドは、KScopeレーベル系にも通じるプログレッシヴ寄りなものです。ピンク・フロイド系のルーツも所々で感じさせる注目力作!

【入荷速報】ブラジルが産んだ天才中の天才、エルメート・パスコアルの、米国のみで出た'70年1st! ジャズ・オケ入りのゴージャスな傑作!

 

HERMETO (PASCOAL)
Hermeto

(CD/Far Out Recordings)(Brazil'70)
ブラジルが産んだ天才中の天才、エルメート・パスコアルの、こちらは、'70年に米国のみでリリースされた1st。ロン・カーター含むリズム・セクション、ブラス、ストリングス入りの、ゴージャスな米国録音。一部に女性スキャットも交えた、サントラ風のブラジリアン・ジャズは、未だオーセンティックなジャズに寄りつつも、スピリチュアルなアンサンブル、エルメート自身のエレ・ピ、フルートも冴え渡る、絶妙な仕上がりの傑作です!

【入荷速報】これは凄い! ブラジルの天才、エルメート・パスコアルのグルーポ結成時の'81年未発ライヴ2CD! とんでもないパワーに口あんぐりの名演!

HERMETO PASCOAL E GRUPO
Planetario Da Gavea

(2CD/Far Out Recordings)(Brazil'22)
これは凄い! あのブラジルの天才、エルメート・パスコアールが結成した、HERMETO PASCOAL E GRUPO のデビュー前、'81年リオでの未発ライヴを収めた2CDが登場しました。元はカセット録音ですが上々の音質に(マスタリングをレロ・ナザリオが担当)。イチベレ・ツワルギ(b)、ゼー・ナザリオ(dr)、ジョヴィーニョ・サントス・ネト(kbd)、カルロス・マルタ(sax,fl)等を従えた演奏は、多分にジャム・セッション的でありつつ、とんでもないパワーとエネルギーで圧倒する、超絶ブラジリアン・ジャズ・ロック。32分に及ぶCD1@はじめ、開いた口が塞がらない、パスコアル・ファン必聴の名演です!

【入荷速報】ブラジルが生んだ天才中の天才、'92年の超名作がお買い得価格で再発! サムラ、マグマ、カンタベリー、ザッパetc,のリスナー必聴です! (日本盤)

 

エルメート・パスコアール (HERMETO PASCOAL e GRUPO)
神々の祭り (Festa Dos Deuses)
(CD/Universal)(Brazil'92)
ブラジルが生んだ天才中の天才マルチ奏者/コンポーザー、エルメート・パスコアールが、「e GRUPO」の5作目として'92年にリリースしたアルバム。動物の鳴き声を楽器として使用、大統領の演説に曲を付ける、といった奇抜さを交えつつ、サムラやマグマを思わせる変拍子、女性スキャット入りの、ナショナル・ヘルス等カンタベリー風味まで、文句なく素晴らしい、明るい変態系ブラジリアン・ジャズ・ロック。ザッパ、キリング・タイム等を好む向きも含め、前述のバンド及びカンタベリー・リスナーで未聴の向きは、必聴の超名盤です!お買い得プライスで再発。

〜A.マルケス率いる21名の大オーケストラの演奏による、らしさ十分のファン必聴作!〜

HERMETO PASCOAL & BIG BAND
/Natureza Universal

(CD/Natura Musical)(Brazil'17)
80歳を超えてもなお、活発なリリースが続く、御存知ブラジルの天才、エルメート・パスコアル。こちらはアンドレ・マルケスが率いる21名のオーケストラ/ビッグ・バンドによる演奏を収めたニュー・アルバム。パスコアルが全作曲・アレンジを担当し、さらにkbd他でソリストとして4曲に参加。パスコアルならではのナチュラルな屈折感と生命力溢れるブラジリアン・ジャズ作となっています。グループ作とは一味異なる、らしさ十分のファン必聴作!

〜なんと'76年の未発スタジオ・セッション発掘リリース!女性シンガーのAleudaらが参加!〜

HERMETO PASCOAL & GRUPO VICE VERSA
/Viajando Com O Som

(CD/Far Out)(Brazil'76録音)
これは驚きの発掘!かのエルメート・パスコアルの'76年未発表スタジオ・セッション集がCD発売です。レロ・ナザリオ(el-p)、Zeca Assumcao(el-b)、Aleuda(vo/per)、ゼー・エデュアルド・ナザリオ(dr)ら、当時のグループによる演奏で、数年後の「スレイヴス・マス」あたりと比べると、よりスピリチュアルな感触の、奔放なブラジリアン・ジャズ・ロック(本人はel-p, fl, voiceを担当)です。ギターはトニーニョ・オルタです。音質も極めて良好、エルメート・ファンはマストの一枚!

〜変拍子で突っ走る、エルメートならではの超絶ブラジリアン・ジャズ・ロック全開の2CD新作!〜

HERMETO PASCOAL & GRUPO
/No Mundo Dos Sons

(2CD/Selo Seac)(Brazil'17)
ブラジルが生んだ天才中の天才コンポーザー/マルチ・プレイヤー、エルメート・パスコアルの、グループ名義では実に15年ぶりとなる新作(2CD、約90分)。長年のパートナーであるイチベレ・ツワルギ(el-b)はじめ、アンドレ・マルクス(p)、さらにリード奏者, per, drとの6人編成を基本に、疾走する変拍子とナチュラルな屈折感で圧倒するブラジリアン・ジャズ・ロックを、これでもかと繰り出します。日楽器の楽器的使用、会話を曲に仕立てるといったエルメートならではの奇抜さも健在、改めて凄まじい密度の音世界が展開される、注目の大傑作です!

〜パスコアル&アリーネのデュオの第2弾!缶入り特殊パッケージ、エンハンスト・トラック2曲入り!〜

HERMETO PASCOAL&ALINE MORENA
/Bodas De Latao

(EnhancedCD/HermetoPascoal)(Brasil'10)
今年実現した、グループでの来日公演も素晴らしかった、ブラジル孤高の天才:エルメート・パスコアル。待望のニュー・リリースは。同公演にも帯同した女性シンガー/ギタリスト:アリーネ・モレーナとの連名デュオ作品第2弾。前回同様、2人のマルチ・プレイによる、シンプルながらナチュラルに屈折した、エルメートならではのラテン・アコースティックを展開しています。アリーネのスキャット/ヴォーカルも魅力十分の快作!缶入り特殊パッケージ(1CD)、エンハンスト/ROMトラック2曲入り!

〜御大エルメート・パスコアルの02年作〜

HERMETO PASCOAL e GRUPO
/Mundo Verde Esperansa

(CD/Radio MEC)(Brasil'02)
ブラジルきっての奇才:エルメート・パスコアルの、『Festa Dos Deuses(神々の祭り)』以来10年ぶりとなるバンド作品。これが凄い。ラテンもジャズも超越した、信じがたいまでの複雑かつ奔放な曲想を、神業的テクニックで一気に聴かせてしまう、エルメートのサウンドのまさに真骨頂がここにあります。女性スキャット、ピアノ、管楽器、一部ではストリングスまで加わり、傑作『神々の祭り』すら上回る。プログレッシヴ・リスナーも必聴の超傑作!

〜御大エルメート・パスコアルの77年作〜

HERMETO PASCOAL
/Slaves Mass

(CD/Warner)(Brasil'77)
(CD/VICTOR)(Brasil'77)

77年にワーナーからリリースされた、エルメートの傑作。盟友アイルト・モレイラ参加、ラテン・ジャズを神がかった域まで持っていく技は、まさにエルメートの本領。リマスターの上、3曲の未発表曲をボーナス・トラックとして追加。テンションの高いジャムが楽しめます(疾走するジャズ・ロック"Pica Pau(Take 1)" "Star Trap(Part 2)"は必聴!)このボーナスだけで35分もあります。

〜強烈!マグマ系ヘヴィ・プログからジャズ、ラテンまで変幻自在に行きかう、インパクト抜群のアヴァン・ロック!〜

HELMUT ROBOT
/Kowloon, Cludad Amurallada

(CD/Viajero Inmovil)(Argentina'16)
アルゼンチン産、'04年結成4人組(dr/per, p/ハモンド/syn, vo/el-g, b)アヴァン・ロック・バンドの、スタジオとしては2作目('11年にライヴ音源あり)。管、弦、バンドネオン等多数のゲストを加えつつ、毒々しくシアトリカルな高円寺系ザッピング・ハードコア/レコメン的サウンドを展開しています。マグマから吉田達也調ヘヴィ・プログから、ジャズ・ラテンまでを目まぐるしく行きかう、変幻自在の展開はインパクト抜群です。Mr.BUNGLE、IDIOT FLESH、ESTRADASPHERE等にも通じる、アヴァン・リスナー注目の傑作にして快作!

〜Mr.BUNGLE系列の、あくどくシアトリカルなサウンド!〜

HELMUT ROBOT
/Desde Baren Hasta Olvidus Muscus

(CD/Helmut Robot)(Argentina'09)
アルゼンチン産、高円寺系ザッピング・ハードコア/アヴァン・ロック・バンドの、こちらは'09年1st。管やkbdもフィーチャーして、Mr.BUNGLE系列の、あくどくシアトリカルなサウンドを展開。次作に比べると、ブラック・メタル調のハードコア成分多め?

〜SIX MAGICSのメンバーによる、大仰&パワフルなチリ産シンフォニック・メタル・バンド!〜

Hidalgo
/Yupaychay

(CD/Mylodon)(Chile'11)
チリのMylodonレーベルから登場した、ギター、キーボード、ベース、ドラムスの4ピース・インスト新鋭の2ndアルバム。同国のパワー・メタル・バンド SIX MAGICSのギタリストとベーシストを中心にしたバンドで、いわゆる速弾き〜シュラプネル系というよりも、エピック/シンフォニック・メタルに寄ったテイストの、パワフルかつドラマティックなサウンドを展開しています。メインのギタリストは十分テクニカル!コテコテな魅力に溢れた、力作アルバムです。メロパワ系リスナーにもオススメ。

〜バンドネオン奏者がリーダーの9人編成タンゴ・チェンバー系バンド!〜

HOJARASCO
/No Edificaras En Mi Nombre

(CD/Hojarasco)(Argentina'11)
アルゼンチンで'11年にリリースされていた、バンドネオン奏者がリーダーの9人編成タンゴ・チェンバー系バンドの作。この手では珍しく専任voをフィーチャー、さらにパワフルなドラミングもあって、ロック色が感じられる内容です。アラスばりのスリリングなパートもたっぷりの、タンゴ・チェンバー系ド傑作!

〜ミニマル・クリムゾン的、アルゼンチン産アヴァン/ポスト・ロック系バンドの通算4作目〜

HONDURAS
/Celula Dormida

(CD/CONCORDIA)(Argentina'10)
ホンデュラス、といいつつアルゼンチン産の、ミニマル〜KING CRIMSON色を交えたアヴァン/ポスト・ロック系バンドの4thアルバム!管楽器、オルガンを交えて、浮遊する反復と、奇妙にポップな歌パートが交錯する、面白味ありの力作!

〜オールドフィールド/ハケット+民族チェンバー!〜

HYACINTUS
/4th Universe

(CD/Viajero Inmovil)(Argentina'15)
アルゼンチンのギタリスト/マルチ・プレイヤー、Jacinto Miguel Corralによる、実質一人シンフォニック・プロジェクトの、「Sinkronos」('08)以来7年振りとなる新作4th。ドラマーが参加している以外は、voを含む全パートをCorralが多重録音しています。民族チェンバー/アコースティック色も交えた、ハケット、オールドフィールド等ルーツのクラシカルかつダークなサウンドは、時にメキシコのホセ・ルイス・フェルナンデスを思わせる、邪悪ムードも強いもの。音質はラフ目ながら、ダイナミックかつ荘厳な展開で魅きつける力作です!

[入荷速報]エルメート・パスコアル+フィォルクローレ・ジャズ+MPB! アルゼンチン産、男性ヴォーカル入り7人組バンドの、'17年1st、当店初入荷!しなやかに屈折した、高水準な秀作です!

ICALMA
Icalma

(CD/No Label)(Argentina'17)
アルゼンチンのベーシスト/コンポーザー、アルフォンソ・アルコレアスが率いる7人組バンドの、'17年1st。当店初入荷。高い評価を得た次作2nd「Para〜」('19)と同様、男性ヴォーカル、女性スキャット・ヴォーカル、フルート等もフィーチャーしての、しっとり流麗なサウンドを展開しています。エルメート・パスコアル系にフォルクローレ・ジャズ、メセニー系、MPBテイスト等をブレンド、しなやかに屈折した、こちらも高水準なサウンドに仕上がっています。この機会をお見逃し無く!

〜充実のアルゼンチンより、チェンバー・ジャズ寄り歌もの新鋭登場!淡麗な傑作2nd!〜

 

ICALMA
Para Animar Las Pasiones

(CD/Club Del Disco)(Argentina'19)
目が離せない充実のアルゼンチン・シーンより、またもや登場のフォルクローレ・チェンバー/歌もの系新鋭、「Icalma」に続く恐らく2nd。8曲入り30分。bをリーダーに、男性vo、fl、cl、p、g、drの7人組+ゲスト女性voにて、フォルクローレ、タンゴといった伝統音楽をモダンなチェンバー・ジャズに寄せた作風を展開している。、しっとり淡麗、そしてスリリングな仕上がりの、こちら向き傑作である。

【入荷速報】メキシカン・シンフォニックのヴェテラン、イコノクラスタが、'15年に行った活動35周年記念ライブ2CD! 当時の新曲(CD1)+旧曲(CD2)、1st楽曲もプレイ!

ICONOCLASTA
Concierto De Aniversario 35 Anos

(2CD/Azafran Media)(Mexico'22)
メキシカン・シンフォニックを代表するヴェテラン・バンド、イコノクラスタが、'15年にメキシコ・シティーで行った、活動35周年ライヴを収めた2CD。女性ヴォーカルをフロントにした6人編成で、CD1は、当時の直近2作、「Ressurrecion」('09)、「Movilidad」('13)からの楽曲を、CD2には、いわゆる旧曲、「De Todos Uno」('94/@AB)、「The Granja Huomo」('00/C)、「Iconoclasta」('83/DEF)、「Suite Mexicana」('87EP/G)、ラストはTHE WHO "Sparks"カヴァーを収めています。やはり初期楽曲、わけても10分の"Suite Mexicana"はハイライト。ソリッドかつエモーショナルな快演です!

〜メキシカン・シンフォのヴェテラン、9年ぶり新作10th!ツイン・ヴォーカル&ラテン/ファンキーなハード色を展開!〜

ICONOCLASTA
/Resurrection
(CD/LUNANEGRA)(Mexico'09)
80年代初期より活動を続けるメキシカン・シンフォニックのヴェテラン:イコノクラスタの、『La Granja Humana』('00)に続く新作10thアルバム。今回は、ツイン女性ヴォーカル(うち一人はベースもプレイ)をフロントにした編成となり、シンフォニック基調ながら、中南米然としたラテン色を押し出したサウンドにリニューアルしています。録音面での粗さは残るものの、多用されるアコ・ギや展開の激しい大曲など、魅力十分です!オリジナリティの高い力作!

〜センスの良い楽曲が光る、レトロでモンドなステレオラブ系音響ポップ+南米青春系2nd!〜

IN CORP SANCTIS
/Libres Van

(CD/Scatter)(Argentina'16)
'13年にアルゼンチンの若手プロデューサー5名(g/vo, dr/syn, p/syn/g/vo, b/vo, syn/g)によって結成された新進バンドの、'16年2nd。ジャケットのイメージ通りの、レトロでモンドな、いわゆる音響ポップ〜ステレオラブ系サウンドをノスタルジックかつハートフルに展開しています。部分的にはピンク・フロイド風のメロディック/シンフォ色や、SEIN的な南米青春風味を交えた、アルゼンチンならではの楽曲は上質です。作曲面にとどまらないセンスの良さが光る傑作!

【入荷速報】故・L・A・スピネッタが率いたインヴィジブルの、これは貴重な'75ライヴ、発掘リリース!スピネッタのサイケなギターと透明な歌声は至高!

INVISIBLE
En Vivo Teatro Coliseo 1975

(CD/Sony Music)(Argentina'22)
故 ルイス・アルベルト・スピネッタ(g,vo)の、PESCADO RABIOSO の次のバンド、インヴィジブル('73-'77に活動)の、これは何とも貴重な'75年未発表ライヴ。2nd リリース期で、Pomo(dr)、Machi(b,vo)とのトリオにて、1stの2曲、2ndの1曲、'74シングルの2曲、更に後に3rdに収録される2曲の、計7曲45分収録。音質は多少ラフ。フォーク、サイケ・ジャズ・ロック寄りで、アドリブ系で17分に拡大されたラストの1st曲"Azafata〜"は、特に聴きもの。フロイド、ZEPを思わせる所もある、スピネッタのトリッピーなギターと、透明な歌声は、正に至高、ファン必聴です!

〜アルゼンチン産、知られざる歌ものプログ・バンドの'80発掘ライヴ+α!リト・ヴィタ周辺シンガー参加!

IRREAL
Irreal

(CD/Banco Santa Fe)(Argentina'18)
'90年代にリト・ヴィターレとの連名作をリリースしたことで知られる、アルゼンチンのシンガー、Juan Carloss Bagliettoが参加していた(バンド自体は'70s後半より活動)幻の歌ものプログ・バンドの、'80年ライヴ7曲を中心に全10曲を収めた発掘リリース。音質こそ、それなりであるが、当時音源を残さなかったバンドの為、大変貴重なものと言える。フルートと、エレピ/kbdをフィーチャーした、ゆったりとした広がりと、時にシンフォニックなアレンジの楽曲が、スイ・ヘネリスやマキナを彷彿とさせる注目の一枚である。

〜ex.VADE RETROのkbd/vo率いる、スピネッタ〜セル・ヒラン系+ポスト・プログ歌物!

 

ISMO DE LAS FAUCES
Emerger

(CD/No Label)(Argentina'18)
正にレトロな'70sプログ風味の好作を残した、アルゼンチンのVADE RETROの元・kbd/vo、Lucas Bustosが率いるバンドの、「Isca De Las Fauces」('15)に続く、恐らく2nd。スピネッタ〜セル・ヒラン系と、モダンなポスト・プログ風味をミックスした歌物は、透明感とエモーションを兼ね備えた、良質なものである。南米ならではのメロウな秀作。

〜イチベレ・オーケストラの、入手困難だった1stが待望の再発!〜

ITIBERE ORQUESTRA FAMILIA
/Pedra Do Espina

(2CD/Far Out Recordings)(Brazil'01)
現在も精力的に活動を続ける、エルメート・パスコアル・バンドのベーシスト、イチベレ・ツワルギが、若手ミュージシャンの育成ワークショップを発展させた形で結成した大編成バンドの、'01年リリース1st(2CD)。長らく入手困難であったが、ニュー・ジャケットで待望の再発となった。改めて、全編ため息が出るほど見事な、エルメート・マナーの疾走感あふれるサウンドが素晴らしい大傑作であり、未入手の向きはお見逃しなく。ニュー・ジャケットでの発売。

〜フィンランドの古豪ジャズ・オーケストラUMOと制作した、パスコアル・サウンド+ヨーロピアン・ジャズの大傑作!〜

ITIBERE ZWARG & UMO feat. HERMETO PASCOAL
/Universal Music Orchestra

(CD/Biscoito Fino)(Brazil'17)
'16年に40周年を迎えた、フィンランドを代表するビッグ・バンド/ジャズ・オーケストラUMOが、かのイチベレ・ツワルギ(エルメート・パスコアル・バンド)と制作したアルバム。ツワルギの全作曲・指揮のもと、御大パスコアル(メロディカetc.)やアリーナ・モレーナ(vo, etc.)も一部に参加しての録音となっています。エルメート・マナーの後継者の最右翼たるツワルギならではの、まさにユニバーサルなスケールと生命力、躍動感に溢れた、パスコアル・サウンド+ヨーロピアン・ジャズの会心大傑作!エルメート・リスナーはマストです!

〜パスコアルを咀嚼しきったイチべレ・サウンドを聴かせる'13年作!〜

ITIBERE ZWARG
/Que Nem O Mundo

(CD/Delira)(Brazil'13)
エルメート・パスコアルの右腕的存在のベーシスト、イチべレ・ツワルギのGRUPO名義だった「Identidade」('12)に続くニュー・アルバム。今回はソロ名義ですが、管弦,g,dr,女性cho等、総勢17名のメンバーが曲毎に参加した、バンド・スタイルでの録音になっています。エルメート・パスコアル・サウンドを正面から継承しつつ、更なる洗練と発展を感じさせる緻密にして混沌、軽やかにしてスリリングなブラジリアン・ジャズ・ロック・サウンドは、最早イチべレ・オリジナルと呼べるもの。パスコアル・ファンのみならず注目の会心の大傑作です!

〜しなやかな疾走感と凄まじいスピード感で圧倒する、エルメート直系サウンドの大傑作!〜

ITIBERE ZWARG & GRUPO
/Intuitivo

(CD/Selo Sesc SP)(Brazil'18)
現在に至るまで、エルメート・パスコアルの右腕として長く活動を共にしているベーシストにして、オーケストラによる若手育成&パスコアル・サウンドの継承を担うキーパーソン、イチベレ・ツワルギの、グループ名義での'18年新作。しなやかな躍動感と複雑さ、祝祭性が共存したパスコアル直系のサウンドは、今やパスコアル以上にパスコアルらしい?アンサンブル志向の強烈なもの。凄まじいスピード感で圧倒する、これは会心の大傑作です!

〜エルメート・パスコアルの右腕的存在、イチべレ・ツワルギによるGRUPO名義での新作!〜

ITIBERE ZWARG & GRUPO
/Identidade

(CD/Delira)(Brazil'12)
ブラジルが生んだ天才、エルメート・パスコアルを長年支える右腕的存在であり、また自らオーガナイズする大編成バンドORQUESTRA FAMILIAでも傑作の数々を発表しているベーシスト、イチべレ・ツワルギの新作。今回はGRUPO名義になっている通り、門下生や息子、孫などを迎えた比較的少人数での編成の録音となっています。タイトに疾走するリズムに管弦、スキャット女性vo等が変幻自在に炸裂する、パスコアル直系のブラジリアン・ジャズ・ロックを、よりソリッドに展開した圧巻の出来。正に驚異的傑作!

〜更に鮮やかに、そしてダイナミックに広がる、ブラジリアン・ジャズロック/チェンバーの音宇宙!〜

ITIBERE ORQUESTRA FAMILIA
/Contrastes
(CD/saladesom)(Brazil'09)
エルメート・パスコアルのバンドで長らく活躍しているベーシスト:イチベレ・ツワルギがオーガナイズする、若手演奏家による大編成のバンドの、『Calendario Do Som』に続く待望の3rd。今回も、管、弦、kbd、g、b、dr、など総勢15名以上に及ぶ大編成メンバーにて、躍動感に溢れた素晴らしいブラジリアン・サウンドを展開しています。複雑怪奇かつスピーディーなブラジリアン・ジャズ・ロックから、カルテットやデュオによるシリアス/クラシカル・タッチまで、よりカラフルな仕上がりです。活動10周年記念に相応しい、パスコアル・ファンのみならず必聴の大傑作!2010年年始のイチオシアイテム!

〜エルメート・パスコアルの右腕:イチベレ・ツワルギの07年ソロ作。楽譜主体の大判本付きにて!〜

ITIBERE ZWARG
/Oficinas De Musica Universal Pro Arte

(CD+Book/ItibereZwarg)(Brazil'07)
エルメート・パスコアル・バンドのベーシストにして右腕的存在である:イチベレ・ツワルギのソロ名義作品。何らかの教材だった物と思われ、楽譜中心の大判本付きCDでのリリースです。フルート、サックス、ギター、ベース、ピアノ、女性スキャット、ドラムス、パーカッションなど、10名前後の若手中心小規模の編成での録音ですが、あのORQUESTRA FAMILIA名義の2作品と同傾向の、パスコアル直系サウンドを展開しています。ナチュラルな屈折感と生命力に溢れた、素晴らしいブラジリアン・ジャズ・ロックの大傑作たる作品です!

〜1日1曲というコンセプトで作った楽曲からセレクトしてアレンジ、エルメート・ファン必聴の大傑作2ndアルバム!!〜

ITIBERE ORCHESTRA FAMILIA
/Calendario Do Som
(2CD/Maritaca)(Brazil.'05)
エルメート・パスコアルの右腕として活躍するイチベレ・ツワルギが率いるバンド:イチベレ・オーケストラ・ファミリアの4年振り2作目は、師匠エルメートの楽譜集『音のカレンダー』の音盤化!1日1曲というコンセプトで作った、全366曲の楽曲のうち、メンバー及び関係者の誕生日から27曲をセレクトして演奏しています。パスコアルの作曲に、イチベレ・ツワルギの編曲、素晴らしい楽器陣の演奏が組み合わさった本作はまさにド傑作!!生命力と躍動感に溢れたサウンドのクオリティは素晴らしく、ファン必聴と言える内容に仕上がっています。

〜久々再入荷!エルメート・ファミリーのベーシスト:イチベレ・ツワルギ率いるオーケストラ・ファミリアの記念すべき1st〜

ITIBERE ORQUESTRA FAMILIA
/Pedra Do Espia
(2CD/ESOTERIC)(Brasil'01)
久々に再入荷!エルメート・パスコアル・ファミリーのベース奏者:イチベレ・ツワルギをリーダーに、管弦、ギター、女性スキャット、キーボード、ドラムスなど、特大人数による編成での録音。若手メンバーによる瑞々しいプレイもさることながら、エルメート・パスコアルの影響を強く感じさせる、屈折しまくった自在のアレンジ/コンポーズは素晴らしいの一語!いわゆるビッグバンドとはあまり感じません。押しも引きも見事な大推薦盤!

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