Auro Control
アウロ・コントロール
メタルの聖地のひとつともいえるブラジルから強力なパワー・メタル・バンドがデビュー。その名も AURO CONTROL。Auro はラテン語で”黄金”を意味する言葉で、また"Out Of Control"(制御不能)とも発音が似ていることからこの名が付けられた。バンド名が示す通り、黄金のような輝きと、制御不能のメロディ・スピード・アグレッションを備えたバンドであり、デビュー・アルバムながら世界に規格外のポテンシャルを見せつける。このバンドの中心人物はヴォーカリストであるルーカス・デ・オウロで、同郷の先輩バンド ANGRA の元メンバー、アンドレ・マトスやエドゥ・ファラスキ、またジェフ・スコット・ソート、ジェフ・テイトなどからの影響を公言する人物である。その他のメンバーは、このバンドのメインコンポーザーを務めるルーカス・バーネリー(G)、HIBRIA でも活動するチアゴ・バウムガルテン(B)、ディエゴ・ピレス(G)、デヴィッド・ブリット(Ds)というラインナップである。さらに注目して頂きたいのが、このアルバムの完成度に寄与している豪華ゲスト陣である。ルーカス・デ・オウロが敬愛するジェフ・スコット・ソートとコラボした"Not Alone"や、現 ANGRA のフェリペ・アンドレオーリが参加した"The Harp"。元 ANGRA のドラマー、アキレス・プリースターが参加した"Rise Of The Phoenix"。全曲でキーボードを担当しているファビオ・ラグーナ他、ブラジルのメタル界を中心としたスター達が多数参加した楽曲が収録されている。(2024年5月1日更新 - アルバム『ザ・ハープ』について)