Budderside

バダーサイド

 Adler's Appetiteのヴォーカリストとして活動していたパトリック・ストーンは、モーターヘッドのレミー・キルミスターに見出される形で、ハリウッドを拠点とするバンド、バダーサイドを結成。彼らはレミー自身のレーベルMotörhead Musicと契約し、2016年にセルフタイトルのデビュー・アルバム(日本盤未発)をリリース。その後バンドは、モーターヘッドやスレイヤー、L.A. GUNSといったバンドとのツアーや、Wacken Open Air、Monsters of Rock Cruiseなどの多くのフェスに出演し、ライヴ・アクトとしてその実力を磨いていった。 2021年には、Motörhead Music / Silver Lining Musicから2ndアルバム『Spiritual Violence』(日本盤未発)をリリース。このアルバムは、アメリカの伝説的音楽プロデューサーであるジェイ・バウムガードナー(パパ・ローチ)によってレコーディングされ、グラミー賞受賞エンジニアのハウィー・ワインバーグ(ニルヴァーナ、ラムシュタイン、エアロスミス、パンテラ)がマスタリング。アルバムのゲストには、フィル・キャンベルとブッチャー・ベイビーズのヴォーカリスト、カーラ・ハーヴェイが参加。さらに、このアルバムのシングル曲「Zen」は、その楽曲テーマやヴィジュアル面でのこだわりから、MV撮影が実際に東京で行われた。 現在のラインナップは、サム・コルトゥン(ドロシー)、エリオット・ロランゴ(コリー・テイラー)、ローガン・ニコリッチ(ディアマンテ)、ジェフ・デュブレイと実力派揃いのメンバーが集結。2023年には、アメリカのテレビ局であるAXS TVのヒット番組 "Power Hour"のテーマ・ソング「Power Hour」をリリースし、人気を獲得。そして、2024年の第一弾リリースとなるシングル『Good For Nothing』は、映画並みのクオリティーを誇るMVと共に彼らの圧倒的世界観が表現されており、新時代のバッドボーイズ・ロックを体現した一曲に仕上がっている。今作は、プロデューサーにマット・ゴッド(アスキング・アレクサンドリア)を迎えつつ、エンジニアには再びハウィー・ワインバーグを起用した鉄壁の布陣にて制作。今春にはゴシック・ロックのレジェンド、The 69 Eyesとのアメリカ・ツアーも予定されており、更なる活躍が期待される!(2024年7月1日更新 - アルバム『ホワイト・フレイム』について)

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