Dragonknight

ドラゴンナイト

ギターのロード・グリフォン、ロード・カラトス、シンセサイザーのロード・ソラリウスの3人から構成されているフィンランドからやってきたドラゴンナイト。メンバーはマスクを身につけ、正体を明かさない謎多きバンドである。新人ではないような安定感とテクニックを披露している。今回のデビューアルバムにはセッションメンバーとして、ベースのロード・オスラキス、ヴォーカルのロード・サロ・カーンが参加している。RPGのゲームのような、ファンタジー映画のような世界観を持った注目のパワーメタルバンドの初出陣を見逃すな!今回のデビューアルバム『Legions』はタイトル通り、軍団の新たなる戦いの狂想曲が収められている。2曲目の『The Legions of Immortal Dragonlords』は一度聴いたら忘れられないリフと、これぞパワメタというようなシンセとギターの奏でる壮大さに痺れること間違いなし。3曲目の『The Imperator』はシンフォニックな合唱パートやテクニカルなギターとシンセがとにかく気持ち良く、彼らの世界観にどハマりしてしまう。1曲1曲はもちろんのこと、アルバム全体を通して物語のような作品になっていて、いわゆる”捨て曲”は一切ない。全ての曲がこのアルバムにとって主役なのである。セッションボーカルとして、今作はミカエル・サロ(ロード・サロ・カーン)を迎えている。力強くワイルドな歌声が特徴的なミカエル・サロはBEAST IN BLACK、STRATOVARIUSなどのバッキングボーカルなども務めており、勢力的に活動しているシンガーである。日本大好きな彼が最も影響を受けたのはANTHEMとGALNERYUSであり、日本語も話せるなど様々な意味で今後も大注目だ。(2025年1月5日更新 - アルバム『レギオンズ』について)

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