Feuerschwanz

フォイヤーシュヴァンツ

 中世をテーマにしたフォーク・メタル・バンド、フォイヤーシュヴァンツは2004年に結成。彼らは『Memento Mori』(2021年)で初めてドイツの公式アルバム・チャートで1位を獲得。その後も絶大な人気を誇り、現在はドイツのシーンで最も注目されるアーティストの一つとして認知されている。そして、デビューから20年以上の歳月を経て、ついに2023年リリースのアルバム『煉獄の地』と最新作である『ウォリアーズ』が国内盤として同時発売。 『煉獄の地』は、スタジオ・アルバムに加えて、2022年にドイツで開催されたWacken Open Airのステージでのライヴ音源を収録した2枚組の豪華な内容。バンドの人気楽曲に加えて、ライヴで演奏されるマノウォーの人気楽曲「ウォーリアーズ・オブ・ザ・ワールド」のカヴァー音源も収録されたパワー・メタル・ファンのマストアイテムとして登場。現在のバンドの勢いとともに、最高のセットリストで送るフォイヤーシュヴァンツの入門盤となっている。 一方、最新作である『ウォリアーズ』は、バンドの結成20周年を記念して制作されたベスト・アルバム。このアルバムでは、バンドの代表曲の英語での再録ヴァージョンをはじめ、新曲も収録。バンドは2022年のWacken Open AirやSummer Breeze Open Airで人気を獲得し、Masters Of Rockや70,000 Tons Of Metalなどのイベントでも大きな注目を集め、ドイツ国外でも成功を収める。そこで、国外市場向けに、歴代の楽曲から選ばれた10曲を英語バージョンで収録。さらに、新曲「ジ・アンホーリー・グレイル」では豪華なゲストを迎え、新たな魅力を加えている。加えて、ビデオゲームなどの世界観を表現する楽曲の制作を行うギャビン・ダンによる音楽プロジェクトである Miracle Of Sound が制作した名曲「ヴァルハラ・コーリング」のカヴァーも収録。今後、バンドを代表する作品になっていくことが期待される優れた内容の一枚である!(2024年5月1日更新 - アルバム『ウォリアーズ』について)