Fighter V
ファイター・ファイヴ
2020 年にアルバム「FIGHTER」でデビューを果たした、スイス東部の街ヘルギスヴィールから登場したメロディック・ロック・バンド、FIGHTER V のセカンド・アルバムが完成。デビュー・アルバムは H.E.A.T のヨナ・ティーがプロデュースし、楽曲も印象的でフックのあるメロディが耳を引く、新人離れしたポテンシャルを見せつけた作品として好評を博した。発表後バンドはツアーを始めたものの、ご存じのコロナ・パンデミックにより活動の停滞を余儀なくされる。不幸は続き翌年2021 年にはヴォーカルのデイヴを始め、ベースのルカとギターのマルコが相次いで脱退。残ったメンバーはバンドを立て直すために新たにメンバーを募集し現在の新しいラインナップが完成する。その大幅なメンバー・チェンジはバンドを成長へと導くことに成功。特にバンドの顔であるヴォーカルが現在のエモ・エイカーに交代したことにより、従来のアリーナ・ロック・スタイルはそのままに、より荒々しいロック色を打ち出す。その証拠は既に公開済みの新作からのシングルである"Eye To Eye"や"Heart Of The Young "らを聞いて頂ければ一目瞭然である。本最新作ではスウェーデン Mean Streak のメンバーでありながら、SOILWORKを始め数々のバンドにプロデュース、作曲、エンジニアとして参加した経歴を持つトーマス"プレック"ヨハンソンがプロデュースを担当している。(2024年9月3日更新 - アルバム『ハート・オヴ・ザ・ヤング』について)