Frozen Crown
フローズン・クラウン
フェデリコ・モンデッリ率いるイタリアのパワー・メタル・バンド FROZENCROWN の最新作が完成。本作からワールドワイドの契約がヨーロッパ大手のレーベル Napalm Records に変わり、より世界的な活動を視野に入れて制作した意欲作。大幅なメンバー・チェンジが行われた前作「Call Of The North」リリース後の2023 年には、2 回目の単独来日公演を行い、新メンバーのお披露目兼ね新旧を織り交ぜた 2 時間以上のセットリストを演奏。まだ 10 代のメンバーもいたものの、確かな技術を披露し大盛況のうちに幕を閉じた。その来日後にバンドは突如新メンバーの加入を発表。当時 17 歳(2024 年時で18 歳)の女性ギタリスト、アレッシア・ランゾーネが加入することが公表された。これによりバンドは 3 人のギタリストが在籍し、トータル 6 人体制のバンドとして始動。本最新作は 6 人体制となっての初作品となる。タイトルの「War Hearts」は Children Of Bodom に敬意を表したもので、彼らが影響を受けたアーティストや作品をベースとしながらも、FROZEN CROWN 本来の特徴である、フックのあるリフやキャッチーでメロディアスなアプローチを損なうことなく、6 人の新体制で多彩な表現を実現させた作品となっている。(2024年9月3日更新 - アルバム『ウォー・ハーツ』について)