George Lynch

ジョージ・リンチ

 近年では LYNCH MOB、THE END MACHINE、SWEET&LYNCH など多数のバンドでも活躍する、日本で絶大な人気を誇るギター・ヒーロー、ジョージ・リンチが前作より 2 年の時を経て新たなソロ・アルバムを完成。前作「Seamless」では 40 年以上のジョージのキャリアで初となる、全曲オリジナルによるフル・インストゥルメンタル・アルバムとして発表。ギターキッズ歓喜の切れ味の衰えない往年のシュレッドから、ブルージーでメランコリーな味わい深いフレーズ、そしてヘヴィでグルーヴ感のあるモダンなプレイまで、彼のキャリアを総括した作品としてファンやメディアから高い評価を得ることに成功。本作ではそのコンセプトを引き継いだフル・インストゥルメンタル・アルバムの続編となっており、飽くなき挑戦を続ける姿勢を前面に押し出した意欲的な作品で、前作を気に入ったジョージ・リンチ・ファンは勿論のこと、幅広いギター・ファンまでを唸らせること間違いなしの一品である。本作リリースに際してジョージはこうコメントする「俺は常に 80 年代のヘアシュレッダーを半ば呼び戻したような、多くの人が期待する範囲の外にある特別なものを提供し、ギター主導の音楽を作成することに重点を置いている。自分のインストゥルメンタル・アルバムは、挑戦的でありながら疲れない、好戦的で独りよがりではないパーソナルなものでありたい。 そして、巨匠たちへのオマージュを捧げつつも、自分より先に受け継がれてきたギター伝説の総決算になろうと競い合うような作品にはしたくないんだ。根底にある音楽をソロ以上のものにしたかったから、作品自体が自立するようにしたいと思ったんだ」(2023年10月30日更新 - アルバム『ギターズ・アット・ジ・エンド・オヴ・ザ・ワールド』について)