Jordan Rudess

ジョーダン・ルーデス

DREAM THEATER のキーボーディストとして名を馳せるだけでなく、HR/HM 界の現役最高峰の鍵盤奏者としても高く評価されている一流プレイヤー、ジョーダン・ルーデス。今回彼のソロ作品の中でも特に人気の高い 2 つの作品「Feeding The Wheel」と「Rhythm Of Time」が同時再発決定。いずれの作品もジョーダンの技術と作曲が際立った作品と知られ、一つの枠に捕らわれない、またバンドという枠内では披露しきれなかった彼の個性を余すところなく表現した作品としても知られるが、更にこの作品のクオリティを上げるのに一役買っているのがその豪華ゲスト陣である。「Feeding The Wheel」ではテリー・ボジオ(Ds)、スティーヴ・モーズ(G)、ジョン・ペトルーシ(G)、ビリー・シーン(B)らが参加。「Rhythm Of Time」ではグレッグ・ハウ(G)、ヴィニー・ムーア(G)、ジョー・サトリアーニ(G)、キップ・ウィンガー(Vo)、ロッド・モーゲンステイン(Ds)ら、こちらもまた現在でも第一線で活躍する人物が参加している。どちらの作品も既にリリースから 20 年という月日が経過しているが、今聞いてもその輝きは決して失われておらず、不朽の名作として聴き込めば聴き込むほど更なる発見と味わいが感じられる、彼のポテンシャルの高さを実感できる作品と言えるだろう。(2024年7月30日更新 - アルバム『フィーディング・ザ・ホイール』について)