L.A. Guns
L.A.(エル・エー)ガンズ
80年代末期にデビュー。代表作となったアルバム『Cocked & Loaded』で一躍トップ・アーティストとなり、「The Ballad Of Jayne」「Never Enough」など数々の名曲を世に送り出し、現代においても古き良き伝統的なハード・ロック・スタイルを貫くバンド、L.A. GUNSによる前作から約1年半振りとなる最新スタジオ・アルバム。 バンドは全世界がコロナ・パンデミックで音楽活動が制限された時期も、名盤『Cocked & Loaded』を再現したライヴ盤である『Cocked and Loaded Live』(2020年に録音され翌2021年に発表)や、スタジオ・アルバム『Checkered Past』を同年2021年末にリリースするなど、勢いが衰えるどころか益々活動のペースを加速させ、現役のバンドとして世界のファンにアピールすることに成功する。その勢いは止まることなく、2022年を新作の曲作りへと集中させた彼らは、2023年春に早くも新たなスタジオ・アルバムを完成させるに至った。本作は近作では恒例となっている、オリジナル・メンバーであるギタリストのトレイシー・ガンズによるプロデュース作品であり、L.A. GUNSのルーツであるLED ZEPPELINなどの70年代のロックに影響を受け、華美な装飾を取り払いライヴに近い感覚の生々しく荒々しいロック・サウンドを展開する一作となっている。(2023年4月5日更新 - アルバム『ブラック・ダイヤモンズ』について)