Labyrinth
ラビリンス
メロディック・メタルの聖地のひとつであるイタリア出身、稀代のメロディ・メーカー、オラフ・トーセン率いるLABYRINTHの前作「Welcome To The Absurd Circus」から4年振りとなるスタジオ・アルバムが完成。バンドは昨年後半から公式Facebookで断続的にニュー・アルバムのレコーディング状況を公開し、今年7月上旬新作の音源が完成したことを報告。その時点で世界中のファンから大量の熱烈なコメントが寄せられており、バンドそして新作に対する期待が依然として非常に高いことを物語っていた。その待望となる新作は、メロディを重視した作風は勿論のこと、緩急をつけた巧みでドラマティックな展開、そして人生を凝縮した深みのある歌詞と今まで以上に表現力に磨きがかかった作品となっており、ベテランにしか無しえない凄みと、第一線で活動するバンドとしての矜持と誇りが表れた、聴けば訊くほど味わいが深くなる作品となっている。 (2025年1月5日更新 - アルバム『イン・ザ・ヴァニシング・エコーズ・オヴ・グッバイ』について)