Landfall
ランドフォール
ブラジルのクリチバ出身のLANDFALLは、もともと15歳頃から一緒に演奏してきた音楽仲間であったフェリペ・スーザ(Ds)とギタリストのマルセロ・ゲルブッケ(G)によって2006年頃に結成されたバンドWILDCHILDを前身とする。その後2010年頃チアゴ・フォルベシ(B)、2011年にエリック・フィリース(Vo)が加入し、通算3枚の自主制作アルバムをリリース。グレン・ヒューズやマイク・ヴェセーラなどの前座を務め、ブラジル国内でコンサートを行う実力派バンドへと成長を遂げる。しかしバンドは活動を停止し、中心人物の2人は新たなバンド結成に動き出す。2012年にはLANDFALLとして活動開始したものの、しばらくの間ヴォーカルは流動的な状態であった。2017年に元AURASのギー・オリヴァー(Vo)が加入し現在のラインナップが完成。2020年には『The Turning Point』でデビューを果たす。ジミ・ジェイミソンやイッサなど数多くのアーティストに曲提供をした実績を持つギーが加わったことにより、バンドは新進気鋭のメロディック・ロック・バンドとして注目を浴びることとなった。また、オリヴァーは「新しいバンドと新しい曲で、フロンティアーズ・レコーズに戻ってこれたことが本当に嬉しかった。初めてメンバーに会ったとき、彼らがいかに才能あるミュージシャンであるかということに本当に感動したんだ。一緒に素晴らしい音楽を作ることができると思ったんだ。」と話している。前作『The Turning Point』からよりパワフルなサウンドになった本作は、しっかりとした土台とハーモニー、そして実にキャッチーなメロディが加わった高品質なメロディック・ロック作品に仕上がっている。 (2022年11月24日更新 - アルバム『エレヴェイト』について)