Lords Of Black
ローズ・オヴ・ブラック
スペイン人ギタリスト、トニー・ヘルナンド率いるパワー・メタル・バンドLORDS OF BLACK の通算 6 作目となるアルバムが完成。ヴォーカルはデビュー時からのパートナーであるロニー・ロメロが、ベースはダニ・クリアド、ドラムはジョー・ヌネズと近作と変わらず安定したラインナップ。ミックスとマスターは初期作品から担当している元 HELLOWEEN、現 MASTERPLAN のローランド・グラポウである。このアルバム・リリースに先駆け、リーダーのトニーはこうコメントする「新作は間違いなくこれまでで最もパワフルで多様性に富んだ曲が収録されている。ローズ・オヴ・ブラックに期待されている全ての要素が含まれているんだ。モダンなサウンド・アプローチ、プログレッシヴな要素、ロニー・ロメロの声と俺のギターが与える、紛れも無い強力なメロディックなアプローチがある伝統的なヘヴィ・ロックさ。この作品を特別なものにするクールな要素が沢山あって、俺もバンドメイトも完全に同意しており、本当に誇りに思う。ミックスとマスターを担当したローランドも賛成してくれたよ」ヘルナンドはアルバムのテーマにも力を注いでおり、アルバムは決して「コンセプト作」ではないが、曲の中には常に「Mechanics Of Predacity」(略奪の仕組み)というタイトルとの関連性があり、それはある意味、謙虚な動物や部族の始まりから現代に至るまでの人類の歴史全体が、略奪の結果であるという事実についてのビジョンを表現している。トニー・ヘルナンドは、「俺たちの歌詞の内容は、常に非常に強いものだったが、このアルバムではさらに強くなっている」と説明する。「シリアスな歌詞もあるし、最近の人々の意見や過激さを考えると、物議を醸すような歌詞もある...。俺は、耳慣れない大衆の意見を代弁できるような、意味のある歌詞を考えてみた。でも、繰り返しになるけど、俺たちの主な意図は、音楽的にも歌詞的にもベストを尽くし、ファンに素晴らしく深い旅を提供することだった。"プレイリストのために個々の曲を入れ替えるのではなく、アルバムを作るという意味で、俺たちは間違いなくオールドスクールなバンドだよ!"(2024年3月1日更新 - アルバム『メカニクス・オヴ・プリダシティ』について)