Majustice
マジャスティス
1998年に東京で産まれたジエン・タカハシ (G)は、20歳の頃に活動していたバンドのデモが元ストラトヴァリウスのティモ・トルキの目に留まり、ティモからのバックアップを受けながら腕を磨く日々を過ごす。また、かつてLOUD PARK 2012で熱狂的なステージを見せたHIBRIAに、心を鷲掴みにされた日本のメタル・ファンの内の一人でもあった彼は、彼らといつしか共にステージに立ちたいと夢見ながら日々を送っていた。時は流れ、2020年にリング・オヴ・ファイアのヴィタリ・クープリ(Key)が、ジエンのストームハートの音楽性に共感し、新たなるバンドへの構想と加入を引き受け、ジエンとの密接な関係をスタート。 そして、ついには憧れの元HIBRIA/現在エタニティーズ・エンドのユーリ・サンソン(Vo)からのラブコールが突如届き、かねてからのジエンの夢が叶う形で二人の共同活動が実現する。さらにヴィタリとユーリを仲間に加えたジエンは、自身が幼少時代から交友関係のあるケリーサイモン(G) へ本件の相談を持ちかけたところ、彼からも協力を得ることに成功し、ケリーのバンド・メンバーでもあるカズマサ・ナカムラ (B) とヨースケ・イブキ(Dr) も活動に合流し、マジャスティスが誕生する。 2021年、メンバーが揃ったバンドは1stアルバムのレコーディングを開始するべく準備を整え始める。同年に解散を発表したティモ・トルキのバンド、インフィニット・ヴィジョンズから楽曲を引き継ぐ事に成功し、ティモから紹介される形で元イングヴェイ・マルムスティーン/ラウドネスのマイク・ヴェセーラ(Vo)がゲスト・シンガーとしてアルバム制作に加わる。制作を進める日々の中で、ケリーと旧知の仲であり両者共にケリーとの活動を熱望していた西田竜一〔X JAPANのPATA率いるRa:IN(ライン)やラウドネスのサポート・ドラマーとして活躍〕と、LOUD PARK 2016 にも参加したFury of Fearの田中康太郎(Dr)がレコーディングにゲスト・ドラマーとして参加。そして、プライマル・フィアのラルフ・シーパース (Vo) がジエンと共鳴し合いレコーディングに参加し、ここにパワー・メタル界最強の鉄壁かつ、強力な布陣で作られた『アンセストラル・リコール』が完成。 第1弾となる先行シングル「テンプル・オヴ・ザ・ディヴァイデッド・ワールド」では、プライマル・フィアのラルフ・シーパース(Vo)がゲスト参加。ユーリ・サンソンとの共演が実現し、新たなるパワー・メタル・ユナイテッドが誕生。ジエンが幼少期から聴いて育ったX(X JAPAN)やハロウィン、ストラトヴァリウス、ANGRA、ソナタ・アークティカ、HIBRIA等のパワー・メタルやメロディック・スピード・メタルをベースにした、今年ハイライトの1曲となるであろう強力な楽曲を含むアルバムに仕上がっている。(2023年1月25日更新 - アルバム『アンセストラル・リコール』について)