Masterplan
マスタープラン
2001年、当時 HELLOWEEN のメンバーであったローランド・グラポウ(G)とウリ・カッシュ(Ds)がバンドを脱退し、ヨルン・ランデ(Vo)、現 IRON SAVIOR のヤン・S・エッカート(B)、アクセル・マッケンロット(Keys)と共に新たに結成したバンド MASTERPLAN。2003年にセルフ・タイトルでリリースしたデビュー・アルバムの発売20周年を記念しスペシャル・エディションとして再発が決定。 MASTERPLAN は HELLOWEEN を脱退したメンバーが結成した新バンドということで、早い段階から高い注目を浴び、完成したデビュー・アルバムの内容もそのファンの期待に応える内容で、現在でもライヴの定番曲となっている"Spirit Never Die" "Enlighten Me" "Heroes"などを収録。今でもジャーマン・メタル/パワー・メタルの代表作の一つとして、人気が高い作品である。 また本作は内容も然ることながら、メンバー以外のゲストなども充実していたことも話題の一つとして上げられる。例えばローランドとウリより前にHELLOWEEN を脱退、当時 HM/HR 業界から距離を置いていたマイケル・キスク(Vo)が客演していたことや、CHILDREN OF BODOMのヤンネ・ウィルマン(Keys)がレコーディングに全面参加したり、アルバムをプロデュースしたのが現 JUDAS PRIEST のアンディ・スニープであることなどもポイントの一つとして上げられる。今回の再発にあたって SHM-CD 化、そして当時日本盤には収録されなかった楽曲や、当時のラインナップによるライヴ音源のボーナス・トラックを追加収録。ジャーマン・メタル/パワー・メタル・ファンに定番として広くアピールできる作品となっている。(2023年4月29日更新 - アルバム『マスタープラン 20th アニヴァーサリー・エディション』について)