Mecca

メッカ

 ジョー・ヴァナの音楽キャリアは、サバイバーのジム・ピートリックとの偶然の出会いによってスタートを切る。ジムは彼に音楽と音楽ビジネスに関するあらゆることを教え、長年にわたってジムの専属デモ・シンガーとして活躍。最終的にジョーとジムは、それまでに温めてきた構想を実現するためにメッカを結成する。  2002年にAVALONからリリースされたセルフ・タイトル・アルバム『メッカ』でデビューを飾る。当時のメンバーは、デヴィッド・ハンゲイト(B)【元TOTO】、ファーギー・フレデリクソン(Vo)【元TOTO】、ジョー・ヴァナ(Vo)、シャノン・フォレスト(Dr)、マイク・アキーノ(G)、ジミー・ニコラス(Key)が在籍。このアルバムは、当時のメロディック・ロック/AORファンの間でも話題の作品となった。その後も、トミー・デナンダーをソングライターに迎えた『アンディナイアブル』(2011)、『III』(2016)をリリース。そしてこの度、前作から約7年ぶりとなる最新スタジオ・アルバムがついに完成することとなった。  本作は、キーボード兼プロデューサーにアレッサンドロ・デル・ヴェッキオを起用。ゲスト・ミュージシャンには、メッカではおなじみのトミー・デナンダー、ライオンヴィルのステファーノ・リオネッティ、ピート・アルペンボルグ、ヴィヴィアン・ラルーを迎えており、高品質なメロディック・アルバムに仕上がっている。(2023年4月4日更新 - アルバム『エヴァーラスティング』について)