Metalite

メタライト

 デビュー作からシンセサイザーを前面に押し出しつつ、エッジのあるギターとメロディアスでキャッチーなコーラスを武器にした作風で、日本のメロディック・メタル・ファンからも好評を博している、スウェーデン産バンドMETALITE の前作から 3 年振りとなる通算 4 作目のスタジオ・アルバムが完成。バンドはアルバム発売よりかなり前から複数のシングルを切っており、バンドのこのアルバムに対する自信と情熱が感じて頂けるはずである。本作のテーマは、2055 年の地球上の生命体についての架空の物語で、「透明な市民」が身体的および精神的な健康状態が逼迫した苦しい状況に陥っている。「コマンダーズ」 と呼ばれる 5 人を筆頭に元諜報機関と軍関係者、および技術者で構成されるチームが遠い惑星へのサバイバル遠征を計画する。 彼らの使命は、人類を廃墟から連れ出すこと。また、新しい生命が生まれることを期待して、地球を新しい世界へ導くことである。 こうして、多くの思いがけない体験が詰まった素晴らしい冒険が始まっていく。そして彼らは、生命の謎に対するまったく新しい解釈に辿り着くこととなる… リーダーのプレムベリは「この物語は人類の進化について、そして最善の選択肢ではないことが明らかな場合でも、俺たちが常に楽な方法を選び続けてしまう現実についてのものなんだ。ファンは俺たちの曲には映画的な性質があるとよく言ってくれていたから、そんなストーリーを書きたいと思った」と語る。サウンド・プロダクション面では、バンド恒例となっているハンセン・スタジオでのヤコブ・ハンセンによる指揮の元、ミックスとマスターが行われ、業界最高峰クオリティの作品となっている。(2023年12月31日更新 - アルバム『エクスペディション・ワン』について)