Moonlight Sorcery
ムーンライト・ソーサリー
フィンランドのタンペレ出身の3人組メロディック・デス/ブラック・メタル・バンド、ムーンライト・ソーサリーの1stアルバムがついに完成。2022年2月にEP『ピアシング・スルー・ザ・フローズン・エターニティー』を bandcamp でデジタル・リリース。AVALONレーベルを代表するバンドであるソナタ・アークティカを輩出した世界一のメタル大国フィンランドの出身であることもあり、国内外のファンの注目を集め、ここ日本でもマニアの間で話題となる。その音楽性は、チルドレン・オヴ・ボドムなどを彷彿させる、フィンランド特有の幽玄なキーボードを中心に置いたメロディック・デス・メタルを基調とし、アレキシ・ライホが持ち味としたネオクラシカル・メタル・スタイルの速弾きに見られるギター・ヒーロー性/様式美をフィーチュアした新世代メタル・バンドである。 昨年、バンドや彼らの海外レーベルとの交渉を重ねた末、デビューEPに4曲の新曲が追加収録された日本のみの独自編集盤がAVALONからリリース。そして今回満を持してリリースされるのが、1stアルバムとなる本作『ホーンド・ロード・オヴ・ザ・ソーンド・キャッスル』である。このアルバムには、メロディック・デス・メタル黎明期の代表的バンド、エッジ・オブ・サニティのメンバーであり、カリスマ・プロデューサーとしても呼び声の高いダン・スワノがミックス/マスタリング・エンジニアとして制作に参加。 日本盤には、今年海外で販売された7インチレコードに収録されたディープ・パープルのカヴァー曲「紫の炎(バーン)」をボーナス・トラックとして収録。(2023年12月1日更新 - アルバム『荊棘の城』について)