Nighthawk
ナイトホーク
NIGHTHAWK は METALITE や CAPTAIN BLACK BEARD のメンバーとして活動しているスウェーデン人ミュージシャン、ロバート・マジドが立ち上げた AOR プロジェクトで、2021 年にデビュー・アルバム『Midnight Hunter』(日本未発売)でデビュー。今回はその続編となるセカンド・アルバムにして日本デビュー作。 そのファースト・アルバムは70年代のハード・ロックをベースとし、ハモンド・オルガンとドライヴするギターが軽快なロック作品となっていたが、制作には様々なゲスト・ミュージシャンが参加していたことでも注目された。主なゲストとしては、ビヨーン・ストリッド(SOILWORK)、ロビン・エリクソン(DEGREED)、THERION のトーマス・ヴィックストロムの娘リネア・ヴィックストロム、ヨナ・ティー(H.E.A.T)らが参加。プロデューサーにはエリック・モーディン(WILDNESS)を迎えて制作されたということもあり、耳の早いメロディック・ロック愛好家からは高い評価を受ける。 デビュー作で好感触を得たロバートは更に高みを目指すべく、本セカンド・アルバムの為に曲作りに心血を注ぐ。それと同時に完成した曲のレコーディングに確かな能力を持ったミュージシャンが必要と考えた彼は、ドラムにマグナス・ウルフステッド(元 ECLIPSE、ROYAL HUNT)や、ベースに CAPTAIN BLACK BEARD の同僚クリスティアン・EK。キーボードにはジョン・ロンミア(ACT OF DENIAL)を採用。今回、ヴォーカルは前作のように複数人を起用せずビヨーンが一人で担当し、かの有名なアビー・ロード・スタジオでレコーディングが行われた。今回のアルバムに関してロバートは「新しい人たちと一緒に仕事をし、何か違うことをやってみたいという楽しい体験のために作ったアルバムが、素晴らしい出来栄えになったよ」と語っている。(2023年4月29日更新 - アルバム『プローラー』について)