Sonata Arctica
ソナタ・アークティカ
2000年に1stアルバム『エクリプティカ』で日本デビューするや否や、瞬く間に日本のファンからの多大な支持を得たソナタ・アークティカは、次作『サイレンス』を携えて初来日を果たし、人気を確立。その後、アルバムのリリースを重ねる毎に、日本のみならず海外での評価も確立していき、トップ・バンドの仲間入りを果たした。バンドは、これまでに10枚のオリジナル・スタジオ・アルバムと多数の企画盤をリリースしている。弊社MARQUEE AVALONのフラグシップ・アーティストとして君臨してきた彼らが、この度は待ち望まれた11枚目のアルバムを完成。 同アルバムの1stシングルである「ファースト・イン・ライン」は、日本のみならず世界において大きな反響を生んだ。2枚のアコースティック・アルバムの旅を終え、キャリアを通して音楽性の幅の広さを獲得した今のソナタだからこそ到達することができた最新作『クリア・コールド・ビヨンド』がついにそのヴェールを脱ぐ。1stシングル同様のハイスピード・ナンバー「カリフォルニア」、最速かつシンガロングの嵐必至の「キュア・フォー・エヴリシング」を収録。さらに、名曲「フラッグ・イン・ザ・グラウンド」の系譜にあたる新たなるアンセム「エンジェル・ディファイルド」や、哀愁と煌びやかなエンディング・ナンバー「ザ・ベスト・シングス」をはじめ、全てのソナタ・ファンに送る全10曲を本編内容として収録。長い時間を経た末に、メロディとスピードを伴って原点回帰を遂げたニュー・アルバムがついに完成した。初期を彷彿させるアートワークには、ニコ・アンティラを起用。ミキシングには、初期の名盤『エクリプティカ』『サイレンス』を手掛けたミッコ・カルミラが復帰。 トニー・カッコは「意図せずソフトなアルバムを何枚か出した後、もっとヘヴィになる必要があると、ここしばらくの間感じていた。前作を経てメタルに戻るというのは、まるで再出発のような気分だし、新曲を書くのもレコーディングするのもとても楽しかった。もっとスピード感があって、みんなが一緒に歌える、歌いたくなるような作品になっている。このアルバムを持ってツアーに出るのが待ちきれないし、観客が僕らの復活にどんな反応を示すか見てみたい。」と語る。メロディック・パワー・メタルの雄 = ソナタ・アークティカの真価が堪能できる一作である。(2024年3月1日更新 - アルバム『クリア・コールド・ビヨンド』について)