The Defiants

ザ・ディファイアンツ

 現/元 DANGER DANGER のメンバー、ポール・レイン(Vo)、ブルーノ・ラヴェル(B)、ロブ・マルセロ(G)により 2016 年に結成され、セルフ・タイトル作でデビュー。DANGER DANGER の流れをくむ、キャッチーでメロディアスなロック・サウンドでメロディック・ロック・ファンを魅了したバンドの通算 3 枚目となるアルバムが完成。 主要メンバー3 人の関係は、初代ヴォーカルのテッド・ポーリーが脱退し、ポールが 2 代目として DANGER DANGER へ加入後、アルバム「Dawn」(1996)をリリースしたところから始まる。その後「Four The Hard Way」(1997)、「Thereturnofthegreatgildersleeves」(2000) 等の作品に関わった後、テッド・ポーリーのバンド復帰に伴いポールは脱退した。ロブ・マルセロはアンディ・ティモンズの後任ギターとしてバンドに加入。ブルーノは創設時からのオリジナル・メンバーとして DANGER DANGER を支えている。質の高いアメリカン・ハード・ロックを提供してきてくれた DANGER DANGER であったが、現在はアルバム「Revolve」(2009) 以降新作のリリースはしていない。そんな DANGER DANGER サウンドを求めるファンのために始動されたのがこの THE DEFIANTS であり、セルフ・タイトル (2016) 、「Zokusho」(2019) の 2 作を既に聴かれたファンならば、このバンドが紛うことなき DANGER DANGER の意志を引き継ぐ、正統派アメリカン・メロディアス・ハード・ロック・バンドであることはご存じだろう。本作においてもメロディ派ファンの期待に応える高品質な作品となっている。(2023年5月25日更新 - アルバム『ドライヴ』について)

Albums