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CLOSE TO THE SUN
クロース・トゥ・ザ・サン
発売日:2017年2月8日
MICP-11333 \2,600+税
<HM/HR>
☆ボーナス・トラック1曲追加収録
1. CLOSE TO THE SUN
2. WELCOME TO THE EDGE
3. HEREAFTER
4. STRONG
5. ACROSS THE TIMES
6. RIDING THE GHOST
7. LIGHT BEFORE THE DARK
8. FALLING STAR
9. BREATHING
10. YESTERDAY IS GONE
11. HELEN
12. DISTANT SKIES
13. STRONG (ORCHESTRAL VERSION) *
* Bonus Track |
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メロディック・パワー・メタルの象徴的ヴォーカリストとして、今なお後進に多大なる影響を与え、威光を放つマイケル・キスク。HELLOWEENの「KEEPER OF THE SEVEN KEYS」はリリースから25年以上が過ぎた今なお、このスタイルのヘヴィ・メタルに於いて指針となるべき作品である。このアルバムでメタル・シーンに19歳という若さで登場したマイケルは、その力強いハイ・トーンを武器に大きなインパクトを残し、以降も「PINK BUBBLES GO APE」、「CHAMELEON」といった作品を残すが、1993年にHELOWEENを電撃的に脱退する。脱退後のマイケルは半ば隠遁生活を送るかのように、その姿を公に見せることは少なくなった。アルバムのゲスト・シンガーとして、GAMMA RAY、TOBIAS SAMMET'S AVANTASIA、MASTERPLAN等、幾つかのアルバムでその声を披露し、また並行してソロ・アルバムとして。IRON MAIDENのエイドリアン・スミス等が参加した「INSTANT CLARITY」(1996年)、内省的な作風となった「READINESS TO SACRIFICE」(1999年)の2枚、2003年にはデモ音源をリリースするまでに止まったSUPAREDなるプロジェクトも結成しているが、決してステージに再び上がることはなかった。
しかし、2005年になると状況が変化。Frontiers Recordsに誘われる形で、PINK CREAM 69の全面協力の下、これまでには無かったメロディック・ロック・スタイルの楽曲を中心にマイケルの歌が楽しめるプロジェクト、PLACE VENDOMEがスタートする。そしてこのプロジェクトは、マイケルの本格的なシーン復帰につながる転機となる。PLACE VENDOMEとしては2009年に2ndアルバム「STREETS OF FIRE」も発表し、その間にはKISKE名義のソロ・アルバムも2枚リリース。2010年に入るとPLACE VENDOMEを母体とするニュー・バンドUNISONICが始動。6月には17年振りにマイケルがステージに立ち、歌ったことにファンは狂喜した。その後マイケルはTOBIAS SAMMET'S AVANTASIAのツアーに参加。この時同行したカイ・ハンセンをUNISONICに迎え、2011年のラウドパーク参加をきっかけに、2012年のアルバム・リリース、ワールド・ツアーなど失った時間を取り戻すかの如く精力的な活動を行う。
そして2013年、完全復活したマイケルがPLACE VENDOMEの3rdアルバムとして「THUNDER IN THE DISTANCE」を発表。以降はUNISONICとTOBIAS SAMMET'S AVANTASIAでの活動を継続していたが、2016年にはカイ・ハンセンとともにHELLOWEENへの復帰を発表。世界中のメタル・シーンの話題を集める中、PLACE VENDOMEの新作「CLOSE TO THE SUN」を制作し、その美声を今も轟かせる。
MICHAEL KISKE マイケル・キスク VO
DENNIS WARD デニス・ワード B
UWE REITENAUER ウヴェ・リーテナウアー G
GUNTER WERNO ギュンター・ヴェルノ KEY
DIRK BRUINENBERG ダーク・ブルイネンバーグ DS
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