バンド、エト・セトラのファースト・アルバム(71年作)。マイク・ラトリッジもかくやという過激なファズ・オルガンで幕を開ける本作は、当時隆盛を極めつつあったプログレッシヴ・ロックに強く触発された音楽性に変貌。ジャズ・ロック的スリル、コラージュ的な曲想、壮大なメロトロンやシタール等による東洋風味も交えて、初期ピンク・フロイドと全盛期のソフト・マシーンがジャーマン・サイケデリックの文脈で開花したかのような大名盤。紙ジャケット、最新リマスター、SHM-CD(ディスク1のみ)、初CD化となる曲を含めて35分以上を収録したボーナス・ディスクを加えた2枚組での発売!