プログレッシヴ・ロックのみならず、ロック全体を見渡してもナンバー1の存在感を持つキーボーディスト、キース・エマーソン。10年近くの間廃盤だった、彼の長いキャリアの中で手掛けつつも発表に至らなかった様々なプロジェクトからエマーソン自身が精選した未発表音源集がリマスターにて待望の再発。EL&P全盛期時代の’70年代前半に企画されるもお蔵入りになったニール・アードレーを迎えたソロ・アルバム用の音源から、EL&P“奈落のボレロ”のオーケストラ版、エマーソン単独による“展覧会の絵”の再録、ザ・ナイスによるフランク・ザッパのカヴァー等々、エマーソンの音楽性の幅と深さを思い知らされる多彩かつ貴重な音源を満載して、エマーソンを知るうえで必携の作品。