ドイツに於いてサイケデリックとスペーシーなエレクトロニクスを繋ぐユニークな音楽性を展開していた個性派バンド、ミトスが75年にクズミッシェ・レーベルからリリースしたセカンド。「狂気」以前のピンク・フロイドや初期のタンジェリン・ドリーム、更にはアシュ・ラ・テンペル等を連想させる冒頭曲から、前作以上に陶酔感とたおやかなフルートが導く美的感覚が強く打ち出され、よりジャーマン・スペース・ロック度が高まった彼等の最高傑作が新規リマスターにて久々の再発！