初期からのリーダー、デイヴィッド・アレンがバンドを去った後、アラン・ホールズワースを迎えた「GAZEUSE!」でバンドの主導権を握ったピエール・ムーランが、自身の名前をバンドに冠した初めてのアルバムが本作。ムーラン兄弟を中心とする鍵盤打楽器が織りなす迷宮的な反復リズムと技巧的ジャズ・ロックが手を結んだ作風が完成域に達した作品であるばかりでなく、マイク・オールドフィールドや名ヴァイオリニスト、ディディエ・ロックウッド等のゲストが素晴らしいソロを展開する名盤!ことにタイトル曲でのオールドフィールドのソロは必聴!