ジョン・アンダーソン、トレヴァー・ラビンとのARWでの来日を間近に控えたリック・ウェイクマンが2009年にスイスにてオーケストラをバックに、自身はピアノだけを弾いたコンサートを収録。初期の名作「ヘンリー8世と6人の妻」、「地底探検」、「アーサー王と円卓の騎士たち」からの楽曲を中心に、オークストラとピアノのみというコンチェルト的な編成にて再アレンジした演奏は、ウェイクマン音楽のクラシック性を最高に引き出して、ロック的な編成による作品を大きく上回る傑作に!こと、淀みなく弾きまくるウェリクマンの鍵盤さばきは、やはりイエスのキーボード奏者は彼こそが決定的存在であったことを改めて認識させられるほど。日本国内で試聴可能なNTSC方式。