マグマ、ユニヴェル・ゼロに強く触発されたベーシスト、フランソワ・トロが率いる暗黒プログレッシヴ・バンド、スケルズーの4年振りとなる4作目。変拍子を多用した攻撃的な曲想を引き継ぎつつも、ツイン・キーボード+リズム・セクションと従来とは大きく変わった編成を生かして、エレ・ピ、オルガン等キーボード類がリズム・セクションと有機的に絡み合う暗黒ジャズ・ロック的な展開にダークなメロトロンが絡み、暗黒プログレッシヴにソフト・マシーンに通じるカンタベリー的要素が出会ったような音楽性に。緻密な構成にヘヴィさを合わせた迫力の傑作!