英国きってのシンフォニック・ロック・バンドとして40年を超える歴史を持つエニド。感動の初来日公演を持って、総帥ロバート・ジョン・ゴドフリーがバンドの演奏メンバーからの引退を果たした後、トリオ編成による新生エニドの第一作は、前ヴォーカリスト、ジョー・ペイン在籍時の3部作からベストセレクトした曲に新たなアレンジを施し、再録音したもの。とことん英国的に優雅なメロディを壮麗なキーボード・オーケストレーションを軸とした壮大なスケールで描き出すエニド流シンフォニック・サウンドは全くもって健在などころか、3部作が見せたミュージカル風味を払拭してよりシンフォニック・ロックとしての完成度を高めた圧倒的な感動作として必聴の出来!