女性ヴォーカルやフルートをフロントに立てて、歌心を大事にした、しっとりとした叙情性に壮大なスケール感と技巧的な構築性を組み合わせ、イエス、ジェントル・ジャイアント、キャメル等を思わせる高水準なシンフォニック・ロックで注目を集めたハンガリー出身のイエスタデイズの10年振りとなるサート・アルバム。本作ではハンガリーの伝承歌をモチーフにして持ち前の歌の魅力が更に増加。東欧的な翳りも加え、従来作以上にオリジナリティを感じさせる素晴らしい出来に。東欧プログレッシヴ史上、屈指の出来を誇る圧倒的最高作。シンフォ・ファン必聴!