グレン・ヒューズ&ロビン・ジョージ
オーヴァーカム
トラピーズを経て第3期ディープ・パープルにてその圧倒的なハイトーン・シャウトを活かしたソウルフルな歌声で英国ハードの第一線ヴォーカリストとして君臨したグレン・ヒューズが、80年代の終わりに当時メロディアス・ハードの新星として注目されていたロビン・ジョージと共作するも未発表に終わった唯一作の再発。作曲面ではジョージの比重がより高く、彼の作品にも通じるメロディアス・ハード・サウンドに乗せて力強く歌いまくるヒューズの声が冴え渡る素晴らしいもので、なぜ当時未発表に終わってしまったのか理解に苦しむ作品。今こそ再評価の時!