プログレッシヴ・ロックとエレクトロニクス・ミュージックの交点にて最先端の活動を続けてきた天才的偉人、ヴァンゲリス。その絶頂期にあたる70年代後半、RCAレーベル時代の4作の最終作にあたる本作では、それまでの美的構築性を持った作風から離れ、より感覚的な電子音による即興を重視した大作2曲を収録。ヴァンゲリスならではの鋭敏な美意識の流れが圧巻の異色作。自身監修のリマスター版が久々の再発！